数ある韓国ドラマのなかでも絶大な人気を誇る名作「宮廷女官チャングムの誓い」。

韓国では放送直後から視聴率が50%を超えるという驚異的な大ヒットとなりました。

日本でもNHKで放送した直後から大きな話題となり、放送から15年たった今でも根強い人気を獲得しています。

本記事ではそんな「宮廷女官チャングムの誓い」のあらすじや解説などを中心にご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

『宮廷女官チャングムの誓い』の概要

ここでは「宮廷女官チャングムの誓い」がどんなドラマなのか分かるように解説していきたいと思います。

出演キャストや視聴率にもふれていますので、本ドラマの人気の高さを確認してみて下さい。

語り継がれる名作!!韓流ブームを生んだ歴史長編ドラマ

日本で何度も再放送され、いまだ衰えない人気を誇る「宮廷女官チャングムの誓い」。

朝鮮王朝時代を舞台に両親と死に別れた少女チャングムが宮中で奮闘しながらも、強く気高く生き抜く姿が描かれています。

主人公のチャングムは実在した人物とされていますが、男尊女卑の時代に自らの力で王の主治医という地位を勝ち取ったこと以外は謎に包まれた人物のようです。

主なキャスト(出演者・俳優陣)

「宮廷女官チャングムの誓い」の主な出演キャストをまとめてみました。

▼主なキャスト
チャングム:イ・ヨンエ
ミン・ジョンホ:チ・ジニ
チェ・グミョン:ホン・リナ
チュンジョン:イム・ホ
ハン・ペギョン:ヤン・ミギョン
チェ・ソングム:キョン・ミリ –

このドラマのキャストについてもっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

宮廷女官チャングムの誓いのキャスト(出演者)、人物相関図・登場人物まとめ【イ・ヨンエの出世作!!語り継がれるヒロイン・チャングム】

主人公チャングムを演じるのは透き通るような白い肌が美しい女優イ・ヨンエさんです。

本作以前に映画「JSA」の出演で日本でも注目されていたイ・ヨンエさんですが、本作の大ヒットで知名度をあげ、名女優の仲間入りを果たすことになりました。

チャングムのことを想いながらも、そばで見守り続けるチョンホ役のチ・ジニさんも本作のヒットで売れっ子俳優の仲間入りを果たしています。

このドラマの(最高)視聴率

「宮廷女官チャングムの誓い」は放送直後に予想以上の反響があったことで当初50話構成の物語を全54話に変更したと言われるほどの大ヒットになります。

平均視聴率41.6%を獲得し、全話放送後の調査で最高視聴率57.8%という驚異的な数字を記録しました。

日本の地上波ではNHK総合が2005年に放送を開始しましたが、23時10分からという遅い時間であったにも関わらず深夜枠では異例の高視聴率を獲得しています。

制作スタッフ

ここでは「宮廷女官チャングムの誓い」の制作スタッフについて詳しくご紹介していきます。

脚本 キム・ヨンヒョン「薯童謠」「善徳女王」
演出 イ・ビョンフン「イ・サン」「トンイ」「オクニョ」
企画 チョ・チュンヒョン

演出を担当しているイ・ビョンフンさんは1999年に発表した「ホンジュ 宮廷医官への道」で時代劇ドラマの最高視聴率を記録し、時代劇の巨匠と呼ばれるようになりました。

イ・ビョンフン作品は本筋の物語だけでなく、個性的な登場人物が繰り広げるコミカルなショートストーリーも含まれて進んでいくため、長編でも飽きることなく楽しめる構成が魅力です。

『宮廷女官チャングムの誓い』全話から最終回までのあらすじ

時代は韓国の歴史に暴君として名を残した燕山君が権力を握る混乱の時代から始まります。

主人公チャングムは中宗に気に入られることで、宮廷での地位を固めていきますが、因縁のある一族からの執拗な嫌がらせや策略に巻き込まれていくことになり・・・。

ここからはネタバレを含んでいますので、知りたくない方はご注意下さい。

運命の出会い

宮廷に仕える武官チョンスは王命でユン王妃の処刑に関わることになります。

しかし、仕事とはいえ罪の意識に悩まされ続けたチョンスは、官職の仕事を辞め、ひっそりと暮らす道を選びました。

一方、宮廷の女官だったミョンイは権力争いに巻き込まれ命を狙われるはめになります。

親友の助けもあってなんとか生き延びたミョンイでしたが、もう宮廷に戻ることはできなくなりました。

ミョンイは倒れていた自分を助けてくれたチョンスと一緒に暮らすようになり、2人は結婚して女の子を授かります。

チャングムと名付けられた2人の子は頭がよく好奇心旺盛で快活な少女へと成長していきました。

しかし、そんなチャングムのある発言がきっかけになり、過去に王妃殺害に関わった武官として父チョンスは捕まってしまいます。

ミョンイはなんとか夫チョンスを助けようと近づかないようにしていた宮廷に向かいます。

そこでかつて自分を殺そうとしたソングムに見つかってしまい、一族の秘密をしるミョンイは殺されてしまうのでした。

父も母も失ってしまった幼いチャングムは宮廷料理人のカン・トックとその妻に引き取られることになります。

女官になったチャングム

2年後、チャングムは亡き母の意志を次いで水剌間最高尚宮を目指し、女官見習いになっていました。

厳しい宮中での生活に加え、身分が低いことを理由に嫌がらせを受ける日々でしたが、チャングムは耐え抜いて晴れて女官になることが許されます。

そしてかつて母の親友で命の恩人でもあったハン・ペギュンの元に配属されました。

しかし、チャングムはハン尚宮の事を知らず、ハン尚宮もまたチャングムの出生について気が付かないまま2人は師弟関係を築いていきます。

18歳になったチャングムは好奇心が旺盛なため、繰り返し問題を起こしては怒られる日々を過ごしていましたが、料理の腕はどんどん上がっていました。

ハン尚宮はチャングムに厳しく接しながらも料理の真髄を惜しみなく伝授していきます。

そしてチャングムとハン尚宮は因縁のあるチェ尚宮との最高尚宮の座をかけた戦いに勝ち、見事その地位を手に入れることができました。

ハン尚宮の死!復讐心と戦うチャングム

その頃、ハン尚宮はチャングムが探し続けていた親友ミョンイの娘である事実に気が付きます。

チャングムとハン尚宮は改めてミョンイへの思いを語り、師弟の関係を超えた絆で結ばれていきました。

しかし、その事をミョンイと因縁のあるチェ尚宮にも知られてしまったことで、チャングムとハン尚宮はチェ尚宮の企みにはまり奴婢にされて流刑処分を受けてしまいます。

しかもその道中で力尽きたハン尚宮は倒れて亡くなってしまうのでした。

結局、チャングムはチェ一族への復讐心を胸に一人で流刑地である済州島へたどり着きます。

そしてチャングムはもう一度宮中に戻るためにその島で医師の勉強に打ち込むことにしました。

優れた医女なら身分が低くても宮中に入ることが許されていたからです。

数年後、島で知り合ったチョンドクの厳しい指導のもと、医療を学び試験を受けたチャングムは無事に修練生となります。

復讐を果たすチャングム

立派な医女に成長したチャングムはその実力を認められ、宮中の医局である内医院に入ることが許されます。

その頃にはかつてはライバルだったクミョンが最高尚宮となり、チェ尚宮は女官長に出世していました。

かつて自分たちが追い出したチャングムが再び医女として宮中に舞い戻ったのを知ったチェ尚宮とクミョンは驚き恐怖心を覚えます。

そしてチャングムは実力を発揮し、医女として自らの地位を確立していきました。

しかし、チャングムの存在を疎ましく思っていた女医のヨリとクミョンが手を組んで、チャングムを宮中から追い出そうと画策し始めます。

それでも知識と機転を使いうまく乗り切るチャングムは医女として大きな功績を残すことに成功するのでした。

チャングムの親友で現在は側室へと出世したヨンセンの手助けもあって、王様と話しをすることができたチャングムは自分の功績の褒美に、不名誉な死を遂げたハン尚宮の名誉回復を懇願します。

そしてその時のことを知る証人が現れたことでチェ尚宮たちの悪行が暴かれることになりました。

ようやくチャングムは母とハン尚宮の無念を晴らして仇をとることができます。

その後、王様のはからいで貧しい人たちを治療する活人署へ移動する事ができたチャングムでしたが、優秀なため度々宮中に呼び戻されることになりました。

チャングムに信頼を寄せていた明宗王は自分の死期を感じ取るとチャングムを元武官のジョンホの元へと行かせます。

王様は2人が想いあっていることに気付いて、最後にチャングムのために密命を出してあげたのでした。

『宮廷女官チャングムの誓い』のみどころ

主人公チャングムはちょっと頑固者で軽はずみな行動や発言から自らピンチを招き入れてしまうところがあります。

しかし、頭がよく強靭な精神力を持ち合わせたヒロインです。

前半は料理の腕を使って宮中で上り詰めようとしますが、陰謀によって失脚すると、今度は医療を学び、名医となって宮中に返り咲きました。

本作では母とハン尚宮の無念を晴らすだけでなく、自分の力でしっかりと出世もしていくチャングムの生き様が一番の見どころになっています。

また、チャングムと内禁衛従事官のチョンホの許されない恋も大きな見どころとなっていますので、その結末も楽しみに視聴してみて下さい。

『宮廷女官チャングムの誓い』の全話一覧

ここでは「宮廷女官チャングムの誓い」全54話をもっと詳しい知りたいという方のためにまとめてみました。

長編ドラマですので見始める前に予備知識がほしいという方は下記で確認してから視聴をするか考えてみても良いかもしれません。

それぞれの回の詳しいあらすじや視聴者の感想なども合わせて知りたい方は、下記をクリックすると確認することができますよ。

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宮廷女官チャングムの誓い1話「二人目の女」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い2話「永遠の別れ」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い3話「夢の宮中」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い4話「母の教え」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い5話「変革」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い6話「追放処分」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い7話「失意の日々」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い8話「女官への道」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い9話「最初の料理」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い10話「呪いの札」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い11話「真相究明」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い12話「ハンサングンの賭け」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い13話「みそ騒動」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い14話「蜂の針」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い15話「捨てられた食材」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い16話「真心」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い17話「疫病と策略」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い18話「料理人の信念」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い19話「対決」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い20話「誘拐」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い21話「野いちごの味」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い22話「無念の死」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い23話「横領発覚」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い24話「危機迫る」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い25話「母の敵(かたき)」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い26話「罠」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い27話「偽りの自白」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い28話「助け船」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い29話「一筋の光」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い30話「新たなる挑戦」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い31話「初めての鍼」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い32話「無罪放免」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い33話「うぬぼれ」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い34話「王の怒り」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い35話「疑惑」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い36話「誤診」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い37話「母・皇太后」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い38話「丸薬の秘密」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い39話「ヨリの企み」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い40話「疫病発生」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い41話「ヨンセン懐妊」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い42話「王の病」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い43話「決断」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い44話「投獄」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い45話「失明の危機」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い46話「医局長の遺書」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い47話「口封じ」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い48話「チェ一族の崩壊」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い49話「つかの間の和み」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い50話「波紋」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い51話「医術の心」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い52話「誤解」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い53話「ふたつの愛」あらすじ
宮廷女官チャングムの誓い最終話「我が道」あらすじ
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『宮廷女官チャングムの誓い』の放送日(放映時期)

2003年韓国で放送された「宮廷女官チャングムの誓い」ですが、日本では翌年の2004年にNHK-BS2で始めて放送されました。

本作はNHKで始めて放送された韓国時代劇ドラマでしたが、あまりの反響に翌年の2005年には集中再放送が行われています。

またNHK総合でも2005年の10月から放送が開始され、深夜の時間帯であったにも関わらず高視聴率を獲得しました。

その後は2009年にTBSが関東のローカル枠で放送し、BSジャパンやBS日テレでも放送が開始されています。

こんなに繰り返し再放送がされているドラマも珍しいのではないでしょうか。

本作の影響で宮廷料理や東洋医学に関しても注目が集まり、韓国時代劇が分かりやすくなるように、豆辞典コーナーも作られるほど話題になりました。

現在、NHKで放送されたチャングム豆辞典はDVD-BOXの特典として収録され販売されています。

まとめ

「宮廷女官チャングムの誓い」の全話のあらすじや概要などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

2003年に制作されてから繰り返し再放送され続ける本作の面白さと人気の秘密が分かってもらえたと思います。

主人公チャングムが様々な妨害行為にあいながらも、懸命に人の道を貫き、最後にはハッピーエンドで終わる物語は何度みても新しい発見があり面白いですよ。

韓国ドラマは見たことがないという方も韓流ブームの先駆けになった本作から視聴してみてはいかがでしょうか。