WiMAXの代表的な通信サービスのひとつ「LTEオプション」。
「WiMAXのLTEオプションは本当に必要?」
「LTEオプションのメリットって何?」
など、LTEオプションに関する疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回はLTEオプションの特徴や無料利用できる契約条件の注意点など、わかりやすくご紹介していきます。
この記事を読むことでLTEオプションを賢く利用できるようになるので、ぜひ参考にしてください。
LTEオプションは「au4G LTEの回線」を併用している
WiMAXのLTEオプションとは、以下2つの回線を併用できるサービスです。
- WiMAXの回線
- au 4GLTEの回線
上記2つの回線を同時に使うことで、WiMAX回線よりも快適なネット環境を実現することができるようになるでしょう。
さらにWiMAX回線の使いづらさを回避できる役割も果たします。
詳しくは、「LTEオプションを搭載しているWiMAX端末は6種類!」を確認してみてください。
LTEオプションの特徴5つを徹底解説!
ここではLTEオプションの特徴を5つ紹介します。
LTEオプションを賢く利用できるポイントになるので、参考にしてみてくださいね。
1. WiMAXのエリア以外でも利用できる
WiMAX回線の対応エリアは年々拡大しているものの、日本全国すべての地域をカバーすることができません。
そのため都心から離れた地方になると、WiMAXの回線が不安定になってしまうケースも。
そこで登場するのが、このLTEオプションです。
LTEオプションは人口カバー率99%超のサービスエリアを提供しているため、WiMAXのエリア圏外でも問題なく利用できます。
2. ビルなどの障害物も問題なく電波をキャッチできる
WiMAXは電波の電波の性質上
- 地下街
- 地下鉄
- ビル
など、障害物があると回線が不安定になりやすいです。
しかしLTEオプションは、以下のように障害物でも問題なく安定した通信環境を実現することができます。
そのため地下鉄などをよく利用する人にとって、便利なサービスと言えるでしょう。
3. WiMAX回線よりも通信速度が速い
前述したように、WiMAXのLTEオプションは2つの回線を同時に併用できます。
そのためWiMAXの速度にLTEの速度がプラスされることで、高速インターネットを実現することができるのです。
たとえばWiMAXの最新機種W06の場合、以下のように速度が変わります。
- WiMAX回線…558Mbps
- LTEオプション…867Mbps
実際にYouTubeの高画質動画は「3.5 Mbps」あれば問題なく利用できるため、どちらも高速通信と言えます。
いつでも・どこでも高速回線にこだわる人には、このLTEオプションが使えるナリね。
4. 月間7GBまでの制限がある
LTEオプションには、月間7GBまでの制限があります。
実際に7GBとは、どのくらいネットを利用できるのか?その目安を見ていきましょう。
ホームページの閲覧 | 約7,200ページ |
---|---|
メール送受信 | 約268万通 |
動画の視聴 | 約4.5時間 |
音楽ダウンロード | 約255曲 |
外出先でよくネットを利用する人は、LTEオプションだけに頼ってしまうとすぐに7GB制限を越えてしまう可能性も。
この制限を越えてしまうと通信制限がかり、ストレスを感じるほどネットが遅くなります。
詳しくは、「通信制限を超えると回線が遅くなる」で確認してみてくださいね。
LTEオプションに切り替えるときは、必要な状況に応じて適度に使用することが大切です。
5. プラン内容によって「使用した月のみ」料金が発生する
プラン内容によっては、LTEオプションを使用した月のみ「月/ 1,005円(税抜)」かかります。
上記のようにLTEオプションを搭載するWiMAX端末には、通信モード設定があります。
こちらのモードを「ハイスピードプラスエリア」にするとLTEオプションに切り替わり、その時点で1,005円が発生します。
このように別途申込み手続きなど一切ないため、ONに切り替えるときは注意しましょう。
また1回の切り替えるごとに、その都度1,005円が発生するわけではないので安心してください。
知らないと損!LTEオプションが無料になる契約条件
前述のとおり、基本的に月額1,005円の使用料がかかるLTEオプション。
ところがUQWiMAXでは、一定の契約年数を超えると無料で利用できるサービスを提供しています。
さっそく、その料金プラン表を見てみましょう。
プラン名 | 契約年数 | 月額料金 | LTEオプション |
---|---|---|---|
通常プラン 通信量 月/7GB |
2年 | 3,696円/月 | 1,005円/月 |
3年 | 無料 | ||
4年 | |||
ギガ放題 | 2年 | 4,380円/月 | 1,005円/月 |
通信量 上限なし※ | 3年 | 無料 |
※3日10GBの制限あり
このように契約年数が3年を超えると、LTEオプションがすべて無料で利用できます。
また2年から3年以上の契約プラン変更は、契約解除料など発生しません。
そのためLTEオプションを頻繁に使う方は、この機会に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
「auスマートバリューmine」利用者もLTEオプションがタダ!
「auスマートバリューmine」とは、auスマホとWiMAXのセット利用でスマホの月額料金が最大1,000円割引になるサービスです。
上記を利用している人は、契約年数に関係なくLTEオプションが無料で使えます。
これからWiMAXを検討しているauユーザーにも、見逃せないキャンペーンだと言えるでしょう。
現在auのスマホを利用している方は、ぜひWiMAXを検討してみてくださいね。
LTEオプションが無料になる契約プランは3つ注意点がある
実は、LTEオプションが無料になる「3年・4年契約の契約プラン」には3つの注意点があります。
契約後に後悔しないためにも、その内容を詳しく見ていきましょう。
1. 契約時に登録料3,000円が必要
WiMAXの新規契約には、登録料として別途3,000円(税抜)が発生します。
これは、すべての契約年数で発生する料金です。
実際にこの登録料を支払うタイミングは、新規申込み手続きをした翌月に、前月の月額料金と一緒に請求されるでしょう。
その人件費として、登録料の3,000円が発生するナリよ。
2. 自動更新されるので解約手続きが必要になる
WiMAXの契約は自動更新なので、解約する場合には契約年数の更新月に手続きが必要になります。
実際に、その更新月を確認していきましょう。
- 通常プラン(4年)…50ヶ月目に解約する
- ギガ放題(3年)…38ヶ月目に解約する
上記のタイミングを逃すと、再び自動更新されて契約時と同じ年数が延長されます。
またプロパイダから更新月の連絡が来ることは無いので、自分で管理しておくこと必要があるでしょう。
更新月以外に解約すると、違約金が発生するので注意してくださいね。
3. 途中解約には違約金が発生する
これまで説明したように、契約更新月以外の解約には違約金がかかってしまいます。
実際に、その金額を確認していきましょう。
- 13ヵ月間…19,000円
- 14ヵ月~25ヵ月間…14,000円
- 26ヵ月以降…9,500円
解約するタイミングによって違約金が異なりますが、最低でも1万円近く請求されます。
3年・4年契約になると年数も長くなるので、違約金のことを理解したうえで契約年数を検討してみましょう。
LTEオプションの7GB速度制限で確認するべき3つの特徴
これまで説明のように、LTEオプションには7GBの通信制限があります。
実は、LTEオプションの制限において必ず確認しておきたい3つの特徴があるのをご存知でしょうか。
賢くLTEオプションを利用するためにも、その内容を詳しく説明していきましょう。
1. 通信制限は「WiMAX+4G LTE」と合わせて7GB
WiMAXの回線に速度制限がかかったとき、LTEオプションを代替えとして利用できると思っている人もいるでしょう。
しかしLTEオプションは上記2つの回線を併用しているため、どちらか1つでも制限を超えるとWiMAX・4G LTEとにも速度制限が発生します。
上記の点を理解したうえで、実際に7GB制限にカウントされ消費容量の例を見ていきましょう。
- WiMAX…5GB
- LTEオプション…2GB
既にWiMAXで5GBの通信容量を消費している場合、LTEオプションは2GB以下の使用を意識する必要があります。
2. 通信制限を超えると回線が遅くなる
LTEオプションのデータ容量が7GBを超過すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。
この制限がかかると、
- ネットサーフィン
- SNS閲覧
- 音楽ダウンロード
など普段使っているネットツールでもストレスを感じるほど読み込みが遅くなります。
またYouTubeの通常画質でも読み込みに数秒かかるので、動画サイトなどは利用自体が難しいでしょう。
3. LTEオプションの速度制限は翌月に解除される
LTEオプションの速度制限は、キャリアが提供するネット回線のようにデータ量を追加で購入することができません。
そのため通信制限を解除するためには、翌月の1日まで待つ必要があります。
こうした事態を未然に防ぐために、随時データ容量の消費量を確認することが大切です。
オンラインのマイページからも確認できるから、小まめに見ておくと安心ナリね。
LTEオプションを搭載しているWiMAX端末は5種類!
冒頭で説明したように、WiMAXのLTEオプションは限られた端末にしか搭載されていません。
実際に、LTEオプションが使える6種類の端末を見ていきましょう。
タイプ | 端末の種類 |
---|---|
モバイルルーター | W06 |
W05 | |
WX05 | |
宅内ルーター | novas Home+CA |
URoad-Home2+ |
モバイルルーター・宅内専用ルーターともに、LTEオプションを利用できます。
実際に、上記の端末をどのプロパイダ(販売代理店)で購入するか迷っている人はUQWiMAXがおすすめです。
いまなら最大13,000円のキャッシュバックキャンペーンを開催しているため、端末代も実質0円になります。
このチャンスを逃さないためにも、ぜひUQWiMAXで申込みしてみてください。
LTEオプションが「必要な人・必要ない人」
ここまでの説明の中で、「実際に自分はLTEオプションが必要?」と疑問に感じている人もいるでしょう。
実際に、LTEオプションが必要な人・必要ない人特徴を確認していきましょう。
LTEオプションが必要な人
LTEオプションが必要な人には、以下3つの特徴があります。
- 山岳部や地下といった電波の悪い場所をよく利用する
- いつでも快適な通信環境を求める
- 何かあったときのためにLTEオプションを備えたい
上記に該当する人は、LTEオプションのサービス利用に向いています。
そのためLTEオプションの月額料金が無料になる、UQWiMAXギガ放題3年プランを検討してみてください。
LTEオプションが必要ない人
LTEオプションが必要ない人の特徴も3つあります。
こちらをご覧ください。
- 電波が届きづらい場所をあまり利用しない
- 旅行や地方への移動を滅多にしない
- 2年契約でプロバイダを乗り換える予定がある
このような特徴を持っている人は、WiMAX回線だけでも十分にネットを楽しめるでしょう。
そのためUQWiMAXのギガ放題2年契約がおすすめです。
3年契約に比べて、プロパイダも乗り換えやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回はLTEオプションの特徴や、無料利用できる契約条件とその注意点、速度制限などをご紹介しました。
最後にもう一度、今記事の要点をおさらいすると
- LTEオプションはWiMAXとau 4GLTE回線を併用できる
- 1カ月に使えるデータ容量のは上限7GB
- 3年・4年契約なら無料で使える利用できる
などの3つが挙げられます。
「LTEオプションつけた方が良いの?」
「良い点だけでなく、注意すべき点も知りたい」
と思っている方はこの記事を参考にしてみてくださいね。