昨今話題の高級食パンですが、いざ購入したときにカットされていないこともしばしば。
「どうやってカットしたらいいの?」
「せっかくの高級食パンはやっぱり綺麗にカットしたい!」
と考える方も多いですよね。
そこで今回は、有名な「俺のベーカリー」の高級食パンをパン切り包丁と食パンスライサーを使って実際にカットしたレビューをご紹介します。
これを読めば、ふわふわの高級食パンを崩さず美味しく切る方法が分かりますよ。
ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
高級食パンのお店はカットサービスを行っているところが少ない
さて、高級食パンを販売している店舗は多いですが、カットサービスの有無が気になるところです。
高級食パンで代表的な7店舗の食パンのカットサービスについて以下の表にまとめてみました。
店舗名 | カットサービス | メモ |
---|---|---|
乃が美(のがみ) | × | 1斤での販売あり |
に志かわ(にしかわ) | × | 2斤での販売のみ |
俺のベーカリー | △ | 種類による(フルーツやチーズなどの具材が入っているものは不可) |
嵜本(さきもと) | × | 4枚切り1枚からの販売あり |
一本堂(いっぽんどう) | △ | 種類による(フルーツやチーズなどの具材が入っているものは不可) |
セントルザベーカリー | △ |
焼き立てはカットできないが、冷めていれば可能。 1斤サイズあり |
ラ・パン | × |
風味が落ちてしまうためカット不可。 Sサイズ(1斤)の販売あり |
種類によってカットを頼めたり、1枚単位から販売されている店舗もありますが、基本的にカットサービスには対応していないと言えます。
カットサービスがない場合、自宅でカットすることになりますね。
どのように切れば綺麗に見え、美味しく食べられるのかお話ししていきます。
高級食パンを綺麗に美味しくセルフカットするときの2つの問題
ここでは、高級食パンを自分でカットする際の2つの問題点についてご紹介します。
1. 柔らかくて切りづらい!
高級食パンは、もちろん店舗やパンの種類にもよりますが、とても柔らかいです。
少し押しただけで凹んでしまったり、混んでいる店舗だと他のお客さんとぶつかった拍子につぶれてしまうこともあるようです。
そのため、カットする時にパンを手でしっかりと固定することができません。
また、柔らかすぎて包丁がうまく入らず、切りづらく感じることもあります。
2. 形によって切りやすさが違う!
ひと口に「高級食パン」と言っても、形や種類はさまざまです。
正方形のものもあれば、山型になっているもの、長方形で背の高いものなど…。
小ぶりな食パンほどカットしやすいですが、山型やサイズが大きめなものは押さえづらく、切るのが難しいのです。
ただ、食パンのカットに便利な「食パンスライサー」でパンを固定すると、どんな形状の食パンでも等間隔で綺麗に切りやすくなります。
綺麗に切るにはパン切り包丁と食パンスライサーを使おう!
高級食パンを上手に切るには、適した道具を使うのがいちばん安心です。
パンのカットに一役買ってくれるのがこちらの2つ。
- パン切り包丁
- 食パンスライサー
ここでは、上記2つのアイテムの使いやすさやメリットをご紹介していきましょう。
パン切り包丁の食パンのカットに便利な5つのポイント
パン切り包丁はその名の通りパンをカットするための包丁ですが、どのような点がカットに向いているのか、ポイントを挙げておきます。
- パンを切りやすい刃の形になっている
- 断面が綺麗に切れるので食欲が湧く
- パンを凹ませず、ふわふわの食感を消さない
- パン専用なので通常の包丁との使い分けることで、調理中も清潔に保てる
- ホールケーキやピザなどもカットできる
綺麗に、しかも食感を落とさずにカットできるのは嬉しいですよね。
ちなみにパン切り包丁は、刃の形によって2種類に分かれています。
刃がギザギザのもの(のこぎり刃) | フランスパンなどの硬いパン向き |
---|---|
刃が波状のもの(波刃) | 食パンなどの柔らかいパン向き |
となっています。
普通の包丁ではダメ?
パンをカットする時によく疑問に思うのが「料理用の普通の包丁ではダメなの?」ということ。
簡単に言ってしまうと、普通の包丁でもカットすることは可能です。
ただ、切りづらく、断面がぐちゃぐちゃになってしまったり、大量のパンくずが出てしまう可能性があります。
手元にどうしても普通の包丁しかない、という場合以外は、簡単に綺麗にカットできるパン切り包丁がおすすめです。
高級食パンのカットには食パンスライサーも活躍!
食パンスライサーとは、パンをカットする時に固定しておける道具です。
そんな食パンスライサーの特徴は以下の3つ。
- パンのカットに慣れていなくても綺麗に切れる
- 「6枚切り」「8枚切り」などの表示があり、カットするサイズを選択できる
- ハムやチーズなども切りやすい
切りたい厚さをミリ単位で設定できる製品もあるので、食パンスライサーを使えば自分好みの形に食パンをカットすることができます。
カットしたいパンによって適したスライサーは異なるので、注意しておきましょう。
【画像付きレビュー】高級食パンを実際にカットしてみた
ここからは、実際に高級食パンをカットした様子をレビューしていきます。
使用した製品や、カットした高級食パンについてもご紹介しますね。
使用したパン切り包丁と食パンスライサーの紹介
今回使ったパン切り包丁と食パンスライサーはこちらです。
パン切り包丁
パン切り包丁は、「AUGYMER」のステンレス鋼 (刃渡り200mm)パンナイフを使用します。
刃は波刃タイプなので、柔らかい食パンのカットに最適です。
持ち手が婉曲していて持ちやすい仕様になっています。
食パンスライサー
食パンスライサーは「厚み調整プレート付き食パンカットガイド」(レギュラーサイズ)を使います。
ミリ単位のメモリがあり、サイズは8・6・5枚切りに対応していて、切りたい厚みを簡単に指定できます。
作りがシンプルで、スライサーを使用するのが初めてでも使い方が分かりやすいです。
それではさっそく切っていきます!
高級食パン「俺のベーカリー(香)」を実際にカット
カットしたのは、有名な「俺の○○シリーズ」のひとつ、俺のBakery&Cafeの高級食パン「銀座の食パン~香(かおり)~」です。
北海道産高級小麦「キタノカオリ」を含めたオリジナルブレンドの小麦を使用しており、耳までふわふわなのが特徴。
カットするサイズは、付属のプレートをくぼみに差し込むことで指定できます。
今回は6枚切りに合わせて、プレートと食パンをセットします。
指で押さえただけで凹んでしまいそうなほどもちもちです。
食パンはとても柔らかいですが、スライサーで固定しているので包丁が入れやすいです。
ゆっくりと差し入れて丁寧に切っていきます。
カットしたものは1枚ずつ取り出します。
断面も綺麗に切れています。
1度スライサーからパンを外してみると、写真のようにパンくずが出ていましたが、枠がストッパーとなって、まな板やテーブルには散らばりません。
再度パンをセットしてカットを続けます。
見事に等間隔にスライスすることができました。
柔らかすぎて、全部切り終えた時には倒れてしまいました!(笑)
俺のベーカリーの高級食パン「銀座の食パン~香~」について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
パン切り包丁と食パンスライサーを使った感想
食パン自体が柔らかかったので最初は包丁を差し入れるのに少し手間取りましたが、2、3枚カットするうちに慣れてきて、切るのが楽しくなりました。
また、パンは同じ厚みで切るのが難しいことが多いので、セットするだけで簡単に切れる食パンスライサーはとても便利でした。
最後の方になるとパンが押さえづらく、切りにくさを感じることもありましたが、普通の調理用包丁やまな板を使うよりはずっと切りやすかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、高級食パンを綺麗に美味しくセルフカットする方法を、カットに便利なアイテムとともにご紹介してきました。
この記事のポイントをまとめると、以下の3つとなります。
- 高級食パンはセルフカットが基本
- 「パン切り包丁」はパンを簡単に美味しく切れるほか、他の食材も切りやすくて便利
- パンを等間隔で切りたい時は「食パンスライサー」の使用がおすすめ
ぜひこの記事を参考に、高級食パンをさらに美味しく味わってみてくださいね!