結婚して生活をしていく中で、あまりにも夫が言うことを聞いてくれない…と悩んでいる女性はたくさんいます。
「どうして言う事を聞いてくれないのかわからない」
「もっと協力して欲しい!どうしたらいいの?」
といった女性のために、言うことを聞いてくれない夫に対し、効果的に要望を伝えるためのポイントや注意点などについてご紹介します。
この記事を読むことによって旦那さんが全然言うこと聞いてくれない理由や対策が分かるので、参考にしてみてくださいね。
言うことを聞いてくれない夫。
その理由とは?
まず、なぜ夫が言うこと聞いてくれないのかその原因を突き止めることから始めてみましょう。
「言ってもわからない」と諦めてしまうことは簡単ですが、次の5つの中に該当するものはないか考えてみてくださいね。
話を聞いていない
「仕事の帰りに牛乳を買ってきて欲しい」とお願いしていたにもかかわらず、何も買わずに帰宅した夫。
呆れてしまいますが、そもそもきちんと話を聞いていなかったということはないでしょうか。
例えば、旦那さんがテレビに夢中になっている時にお願いをしたなど。
男性は女性に比べると複数のことを同時にするのが苦手です。
何かをお願いする時にはきちんと目を見て話しましょう。
または仕事が終わったくらいのタイミングで電話をして買ってきて欲しいものを伝えると効果的ですね。
言ったことを理解していない
女性の中には、「すべて言わなくても理解して欲しい」と考える方がいます。
一方で、男性はシンプルに伝えられなければ理解できないことも多いです。
例えば、「昨日の夜、赤ちゃんがずっと泣いてて眠れなかった」と旦那さんに伝えたとしましょう。
この気持ちの裏側には「寝不足だからしばらく赤ちゃんを見ていて欲しい」といって気持ちが隠れています。
ですが、旦那さんからすると眠れなかった事実しか理解できず、「そうなんだ、大変だったね」と、奥さんからすると的外れな反応に繋がってしまうこともあるのです。
男性は女性に比べて相手の気持ちを察するのが苦手であることを頭に入れておきましょう。
後でやろうとしている
旦那さんに何かお願いしてもすぐに動いてくれないことにイライラする女性も多いです。
例えば、食器洗いをお願いしていたのにいつまでもテレビを見ている夫。
「どうしてやってくれないの!?」と腹を立てながらも結局は奥さんがやることに。
ですが、旦那さんからすると今見ているテレビ番組が終わってから洗うつもりだった可能性もありますよね。
このような状態で奥さんに先を越されてその上イライラされてしまうと不満が募ってしまいます。
奥さんの言い方が悪い
旦那さんが言うことを聞かない場合には、奥さんの言い方にも問題があるケースが多いです。
命令口調になったりすると、「なんでそんな言い方をされなければいけないんだ」と感じてしまうでしょう。
やる気がない
性格が関係していることも多いです。
奥さんからお願いされたことを面倒に感じ、やらずに放置してしまうことも。
家事などは結局はどちらかがやらなければなりません。
「どうせ俺がやらなくてもあいつがやるし」と考えているタイプは厄介です。
言うことを聞いてくれない夫をその気にさせる5つのポイント
なかなか言うことを聞いてくれない夫。
ですが、ほとんどのケースでは伝え方を工夫することにより状態を改善させることができます。
ポイントは次の5つです。
お願いや要望はシンプルにわかりやすく伝える
夫に対してありえないと感じた例としてよくあるのが次のケースです。
町内会の集まりなどでどうしても出かけなければならなかった時に、夫に「赤ちゃんを見てて」と伝えて家を出た女性。
集まりが終わって帰宅したところ、赤ちゃんはおなかをすかせて泣いているし、おむつ交換もしてくれていなかった。
夫を問い詰めたところ、「ちゃんと見てたよ?」との回答。
特に、子育てにあまり関わってくれない旦那さんにただ「赤ちゃんを見てて」といっても伝わりません。
細かくお願いしていきましょう。
- ○時ころに一度おむつを交換して
- お腹がすいて泣いたらミルクを作ってあげて
という形です。
ミルクの作り方がわからない旦那さんには事前に作り方の手順を教えたり、メモを残しておくことも大切です。
理由をセットで伝える
言うことを聞いてくれない夫の中には、妻がなぜそれを要望しているのかわからないことがあります。
「テレビのリモコンは定位置に戻して!」と毎回言われてはいるけれど、最後に触った場所に放置してしまう夫。
旦那さんからすると、「なんでわざわざ戻さなければいけないんだ」と感じている可能性が高いです。
この時、
「いつもリモコンがどこにあるかわからなくて探すのが大変だから定位置に戻して欲しい」
と伝えると、理解してもらいやすいでしょう。
「○○だから○○してほしい」と伝えるとわかりやすいです。
「命令」にならないように注意
そもそも、男性とはプライドが高い生き物です。
その男性に対して無理やり言うことを聞かせようとすること自体が難しい話だといえるでしょう。
命令や忠告ではなく、「お願い」をすることが大切。
言い方を変えるだけでも随分違ってきます。
「買い物に出かけてくるからその間に洗濯物を取り込んでおいてよ」だと命令ですよね。
そうではなく、
「買い物に行かなくちゃいけないんだけど、洗濯物取り込むの忘れてたから取り込んでおいて欲しいんだけどお願いしていい?」
と伝えてみましょう。
感謝の気持ちを伝える
何かしてもらった時に、お礼の言葉を伝えることが大切です。
男性がなかなか言うことを聞いてくれない理由として、そのことに対してやりがいが感じられないということも挙げられます。
先程の洗濯物の例だと、
「ありがとう、かえってから取り込んだら遅くなっちゃうところだったから助かった」
とお礼の言葉を伝えると、やりがいや達成感につなげられるのです。
徐々に感謝の気持ちを伝えるのを忘れてしまう方もいますが、それが原因で旦那さんのやる気も薄れていってしまうこともあります。
駄目出しはしない
旦那さんがしてくれたことに対し、駄目出しをした経験はありませんか?
例えば、洗濯物を畳んでくれたけれど畳み方が雑でぐちゃぐちゃ…。
ですが、夫としてはがんばって畳んでくれたわけなのでやり直されたりすると気分が悪いです。
やり直すにしても、「これだとシワになるから駄目だよ」ではなく、一度褒めた上でやり直しましょう。
「畳んでくれてありがとう!でもこれだとシワになっちゃうから次からこうやってもらえると嬉しいな」
と言われた方が嬉しいですよね。
またはどうしても見過ごせないものだけ後でこっそり手直しするのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
言うことを聞いてくれない夫に悩んでいる方のために、その原因と対処法などについてご紹介しました。
記事の内容をおさらいすると、ポイントは次の3つです。
- 夫側にも言うことを聞かない理由がある
- 伝え方を工夫してみることが大切
- 命令ではなくお願いをする
「言うことを聞いてくれない夫にイライラして悩んでいる、何とか対策をとりたい」という方は、この記事を参考にしながら夫への対応を変えてみてくださいね。