彼と別れたいと思っているけれど、喧嘩別れするのは嫌だ…ということであれば、どのようにすれば円満に別れられるのかについて考えておかなければなりません。感情にまかせて別れを告白してしまうと失敗する可能性もあるので、この点は十分に注意しておきたいですね。

そこでできるだけ円満に彼と別れるにはどうしたら良いのかについてご紹介します。

円満に彼と別れたい…その方法とは?

別れを切り出すのはなかなか難しいことです。そのため、円満に別れる方法がわからず、悩んでいる方も多いでしょう。

できるだけ円満に別れるためにはいくつかの選択肢が挙げられます。

きちんと理由を伝える

何が原因で別れたいと思っているのか相手にしっかりと伝えましょう。例えば、お願いをして直してもらえるような悪いくせがあるのならば、そのくせを直してもらうようにお願いするのも一つの方法です。

あまりにも優柔不断なのを何とかして欲しい、デートの回数が多くて疲れるから少なくして欲しいなど。理由によっては改善できるものもあるでしょう。問題点を改善してくれれば継続して付き合っていきたいと思えているのならば相談してみるのがおすすめです。

しかし、一度気持ちが冷めてしまうとなかなか元に戻らないものなので、そういったポイントを直してもらったとしても、もう付き合っていくのは難しい…と感じている方もいるのではないでしょうか。

そういった場合はしっかりと伝える必要があります。あいまいにしてしまうと相手も気持ちの整理がつかず、納得してくれない可能性が高いです。

話し合いをする

置手紙だけを残して突然去っていく方もいます。話し合いをするのが面倒な方にとっては簡単な方法だといえるかもしれませんが、手紙だけではうまく伝わりませんよね。

これは一方的にメールやLINEで伝える場合も同じことがいえます。例えこういった簡単な方法で別れの連絡を済ませるにしても理由はしっかりと説明しなければなりません。

未練を感じさせない

男性は未練を感じさせるような別れ方をされると、気持ちを引きずる傾向が強いです。例えば、「本当はもっと一緒にいたいけれど、仕事が忙しくて気持ちに余裕がなくなってしまって…」など。

男性からすれば、仕事と関係が落ち着いてしばらくしたらもしかして復縁の可能性もあるのかも…と思うかもしれません。この状態が悪化するとストーカーになられてしまう危険性もあるので十分に注意しておきたいですね。

やめておいた方が良い別れ方とは?

自分の中では、円満に別れるために…と思った行動だったとしても、かえって逆効果になることがあります。次のような行動はNGなので注意しておきましょう。

嘘をついて別れる

相手にばれてしまう可能性のある嘘はつかない方が良いです。

例えば、「引越しをすることになったからなかなか会えなくなるし、その状態では続けていける自信がないから別れたい」と、引越しを理由にする方もいるようですが、大体は失敗します。

もしもこの場で別れられたとしても実際に引越しをしていなかった場合にはあとからそれがバレて大事になる可能性もありますよね。それに、彼氏の方から遠距離恋愛でも問題ないと言われた場合などはうまく別れを切り出せなくなるでしょう

自然消滅を目指す

最も波風を立てない別れ方のように思えるかもしれません。現在、ほとんどの連絡を取らないような状態になっているのであれば、そのまま自然消滅を目指すこともできるでしょう。

ただ、自然消滅はあいまいな別れ方ともいえるので、自分では自然消滅したつもりでもある日突然連絡が来る可能性も考えておかなければなりません。すると少し面倒なことにつながる可能性もあるので、できることならばもっときっぱりと別れておきたいですね。

一方的に別れを伝える

最も良くないのが、自分の気持ちだけを伝えて、勝手に別れたつもりになっているケースです。メールやLINEで気持ちを伝えた場合に起こりやすいケースだといえるでしょう。

自分の中ではすべて伝えたいことを伝えたとしても、彼氏には彼氏の言い分があるはず。それを聞かずに気持ちを伝えた後に音信不通になったりするとトラブルに発展することもあります。

会って伝える場合もメールやLINEで伝える場合も必ず相手から「わかった」と了承してもらうことが重要です。

好きな人ができたと伝える

例え本当の理由がそうだとどうしても、「他に好きな人ができて…」と伝えるのはおすすめできません。付き合っている段階で他の人を好きになったのであれば浮気だと怒る男性もいるでしょう。

話がややこしくなったり、相手は誰なのかをしつこく聞いてきてその相手に対して嫌がらせをするような方もいるので十分な注意が必要です。

別れを切り出す前に注意したいこと

別れを切り出した時にどのような反応をするかは人それぞれです。怒る人もいるかもしれませんし、反対に大きく落ち込んでしまう人もいるでしょう。

この時、相手の反応を見て意思を変えないように注意が必要です。

その場の情に流されない

あまりに落ち込んでいる姿を見ると、「やっぱりもう少し関係を続けてみようかな…」と思うこともあるかもしれません。しかし、一度別れることを検討したのであれば、関係を修復するのはなかなか難しいはずです。

落ち込んでいる彼氏はかわいそうに思うかもしれませんが、別れを決意した理由についてしっかりと考えてみて、それを解決できないと感じるのであれば別れについて検討することも重要になってきます。

特に、長期間一緒に過ごしてきたカップルほど別れが辛くなります。例えば、彼氏の浮気に原因があったとしても、「今度こそは絶対に浮気しないから」と言われるとつい許してしまいそうになるかもしれません。

実際に情に流されたために別れられなかった女性はたくさんいるようです。1度別れ話が水に流れてしまうと次回切り出しにくいので、情に流されないように注意したいですね。

金銭関係でもめる人が多い

同棲を解約した場合などは金銭関係のトラブルが発生することも多いので気をつけておきましょう。例えば、家賃や水道光熱費などが口座から自動引き落としになっている方も多いはず。

出て行く側が支払っているものについては、必ず家を出る前に名義人を変更しておかなければなりません。あなたが家を出る場合、支払っている光熱費などがあり、あとから彼氏に変更をお願いしたとしてもスムーズに応じてくれない可能性もあるのです。

円満に別れる方法は人によって違う

彼氏と別れたいと思った場合、しっかりと準備を進めてから別れを切り出すのがポイントです。特にケンカ別れしてしまったケースでは、こちらの気持ちが完全にその場で冷めていたとしても、後から彼氏の方から「あの時は熱くなってごめん…やっぱり別れたくないんだ」としつこく言い寄られてしまうかもしれません。

どのような伝え方をすれば相手が理解してくれるのか、きっぱりと別れられるのかについてよく考え、きちんと話し合いをしましょう。

相手の気持ちばかりを優先させてしまうと自分の気持ちがしっかりと伝えられず、別れ話が水に流れてしまうこともあるかもしれません。こちらから一方的に別れを切り出すのであれば相手を傷つける覚悟を決めなければなりませんよね。どのように伝えれば理解してもらえるのは事前にしっかり考えておくことが重要です。