女性が男性に冷める瞬間は人それぞれではありますが、「男らしくない」と感じる一面を見てしまうと、それも原因になりますよね。
例えば、「デート代を割り勘にして欲しい」と言われ、冷めた…といった経験はないでしょうか。
ここではデート代は女性も払うべき?
女性はどういった場面ではおごるべき?
などについてご紹介します。
デート代を割り勘にする男性の心理とは?パターン別解説
そもそも、これまでおごってくれていた彼が突然デート代を割り勘にするようになった場合、理由はどこにあるのでしょうか?
実はその理由には前向きなものもあれば、ちょっと注意しておかなければならないものも…!
そこで、原因として考えられることをまとめたので、自分の場合はどれに該当するのか考えてみてくださいね。
歳の差的に、当然だと思っている
彼とあなたの年齢差はどれくらいですか?
男性の多くは、「年下女性が相手なら自分がおごって当然!」と思っている方も多いのですが、相手が年上だと甘えたくなる心境になることがあります。
「自分より年上だしきっと稼いでいるよな」と思われているのかも!
女性の中には「確かに私のほうが年上だけど毎回デート代を全額支払う形になっていて不満!」と感じている方もいるようなので、割り勘はまだマシといえるのかもしれません…。
新しい趣味やお金を使いたいことができた
これは、ただ単にデート代以外にお金の使い道ができた場合です。
例えば、「1回のデートで全額負担すると5,000円かかる!でも半額の2,500円で抑えられたら欲しかった○○が買えるんだよなぁ…」と思われた場合、割り勘の提案をされることもあるでしょう。
特に彼氏と収入がそれほど変わらない場合、男だからという理由で彼氏ばかりが払う形になると負担が大きくなりがちなので、ここで割り勘を拒否すると彼も自分のやりたいことにお金が使えず、不満に思ってしまうかも…!
デートの回数を増やしたい
1回のデートでどれくらいの費用がかかるのかはカップル次第ですが、単純に割り勘にして1回のデート費用を半額で抑えられれば2回デートができますよね。
「もっと会いたい!」と思っているために割り勘を提案している場合もあるんです!
割り勘にすることによってデート回数が増えるのならそっちの方が嬉しい♪と思っているのなら、割り勘を積極的に受け入れてあげたいですね。
男女平等主義の真面目さが裏目に
カップルの間でもデート代をどちらがどれくらい負担するか?についてはかなり意見が分かれるようです。
男が全額持つべき、女性もたまに払うべきといった意見が多い中で、意外に増えているのが「男女平等の社会なんだからどちらも同等に払うべき」といった意見。
そもそも男女平等とは、男女の性別による差別を作らないことを意味していて女性の尊厳を保障するためのものなのですが、「それなら、デート代の負担も同じにしよう」と考えてしまう男性もいるようです。
シンプルにお金がない時期
いつもは当然のように思ってくれる彼から割り勘を提案された場合は驚いてしまうかもしれませんが、もしかしたら次のような事情があって突発的にお金が消えてしまったのかも…。
- 友人の結婚式
- 壊れた家具の買い替え
- 体調を崩した時の病院代
だからといってあれこれ理由をつけて割り勘にしてもらうのはカッコ悪い!と考える方もいるので、ただシンプルに「今回は割り勘にして欲しいんだけど…」と言われたらこういう理由も隠れているのかも?と考えてみてくださいね。
今まで長い間奢ってきて、「もういいか」と思っている
ずっと男性側が負担する形が続いていると、新鮮味がなくなったと感じる男性もいます。
付き合い始めたばかりのデートでは「彼女を喜ばせたい、割り勘なんてもってのほか!」と思っていた男性でも、長く付き合っているとそれが惰性的な状態になってしまうことも。
特におごられる彼女側もそれが当たり前になっていると、彼としてもおごることで感じられる喜びが減ってしまうこともあります。
「今回だけ割り勘にして」と言われたはずが、いつの間にか割り勘が当たり前なってしまうケースも多いです。
もっと長期間の、貯金する目的ができた
ただ単に自分だけ払っていることに不満を感じていたり、単純平等などの理由で割り勘を申し出たのでなければ、貯金しているのかもしれません。
欲しいものができた可能性もありますが、もしかしたら結婚資金を貯めているのかも♪
付き合い始めてからしばらく経っているのならば、彼も結婚について真面目に考えてお金の使い道を改めているのかもしれませんね。
急に割り勘になったら、もう冷めたサインなの?
おごってくれる=愛情がある
そう考えてしまうと、割り勘を提案されると彼の気持ちが自分から離れてしまったのでは…と心配になってしまいますよね。
ですが、必ずしもそうとは限りません!
そもそも多くの男性は好きでもない冷めた女と遊ばない生き物なので、なにか理由があるはず。勝手に冷めたと自己判断してしまわないようにしましょう。
お金を多く払うかは「思いやり」。愛情は関係ない
割り勘になると途端に「私とのデートにお金を使いたくなくなったんだ…」とか、「もしかして他にデートに誘いたい女の子ができたの?」とは思ってしまう方も多いようです。
ですが、そもそも男性がデート代を払う際には愛情があるからというよりも、思いやりによって払ってくれています。
割り勘を提案されたのは、ただ単に金銭的に厳しいだけかも!
そんな状況で「割り勘にするなんて愛情がなくなったの?」なんて言ってしまったら彼もカチンとくるかもしれないので注意しましょう!
そもそも冷めたらデート自体をしない男性が多数!
男性はねらっている女性や、本当に好きな人が相手でなければデート自体しません。
女性側がすべて払っているのであれば単なる暇つぶしと思われている可能性もありますが、半分出してくれている割り勘状態ならば冷めたという心配はほぼなし!
冷めている相手ならば半額だって出したくない男性が多いんです。
あまり心配しすぎないようにしてくださいね。
彼なりの理由があるはず。さりげなく聞き出してみて
これまでおごってくれていたのがなくなると、女性側からするとどうしてもネガティブな印象に繋がってしまうでしょう。
ですが、気になるのなら思い切って彼に聞いてみるのもおすすめですよ。
もしかしたら先に述べたように「実は結婚資金を貯めたくて…」と嬉しい答えが返ってくるかも!
毎回デート代を全額負担するとなると意外にかかるものなので、彼が金銭的に厳しい場合なども割り勘を受け入れてあげたいですね。
ムリにおごらせてしまうと、「きついからデート回数を減らそう…」と思われてしまうリスクも!
アメリカ人のデート代は割り勘が当たり前?
日本の場合はどちらかというとデート代は男性が払うものといったイメージが強いかもしれません。
でも、アメリカ人の場合は違うんです!
なんとほとんどのカップルは割り勘が基本となっているとのこと。
これはアメリカだけの話ではありません。
多くの国ではデートは割り勘なんです!
…と聞くと驚く方もいるかもしれませんが、外国の男性と付き合っている方や、付き合いたいと思っている方はチェックしておきたいポイントですね!
アメリカの場合、付き合う前は割り勘が基本です。
レディファーストが自然にできる国ということもありつき合い始めてからは男性が出してくれるケースが多いのですが、アメリカ人の女性の中には男性に気前よくおごる方もたくさんいます。
そのため、毎回おごってもらって当たり前、出してもらって当たり前という態度を取っていると不満に思われてしまうかも。
また、その日にたくさんお金を持っている方が出すものと考えている外国人男性も多いようです。
最低限ここだけは奢って欲しいシーン
「いつもは別に割り勘でもいいけれど、ここだけはおごって欲しい!」と感じる心が男性にもあるんです。
おごってもらうのが当たり前になるのではなく、こういったポイントでは自分から進んで支払をしましょう~!
誕生日の食事代
彼の誕生日にすてきなレストランを予約。
プレゼントも渡して喜んでもらえたけど、レストランの会計は彼にお任せ!
…というのは少しおかしな話ですよね。
男性側からすると、「俺の誕生日祝いなのに俺が払うのか…」と思われてしまうはずです。
いつもおごってもらっていたとしても、「今日は払わせてね」と支払いをしましょう。
ガソリン代
彼氏の運転でドライブデートに行く場合、ガソリン代はどちらが出しますか?
ここは何気なく彼が支払いをしてくれるケースが多いものの、実は彼氏は不満を感じやすいポイントでもあります。
「車を出すのも俺、デートのために入れるガソリン代を出すのも俺…」
同じように自分の立場で考えたらと思うでしょうか。
「車を出してもらうからガソリン代は私が出すね」と言えればかなり好印象です。
移動距離が短い場合は毎回出す必要はないかもしれませんが、何回かに1度は進んで払いましょう。
彼女都合でのデート
例えば、彼氏が給料日前でお金がないことを知っているものの、「辛いことがあったから慰めて欲しい…」と彼をデートに誘ったとしましょう。
このデートで食事などに行った場合、女性側が出した方が無難。
予定外のデートをすることになったあげくお金もかかった…となると不満に感じてしまうかも。
できるだけ彼女にも出して欲しいと思うもの
デートにかかる費用といってもいろいろありますよね。
その中には男性からすると、「できれば彼女にも出して欲しい…」と感じているものがあるかもしれません。
先述したガソリン代もそうですが、次のようなものにも注意してみてくださいね♪
食事代
男性の中には、「自分の食べるものくらい自分で出して欲しい」と感じている方もいるようです。
特に男性がかなりの小食で女性がたくさん食べる場合、不満も大きくなるかも…。
毎回おごってもらうのではなく、たまに自分が出すようにしてみてくださいね。
率先して支払う男性もいますが、その場合も例えば2,000円ずつ食べて4,000円のお会計になった場合、自分の分の2,000円を出しましょう!
ここで断られても、「じゃあこれだけ受け取って」と1,000円を出せば受け取ってくれる男性も多いはず。
他にも、「食事代の端数くらいは出して欲しい」と感じている男性もいるみたいです。
それから、自動販売機で買うジュース代などまで出してもらわないようにしましょう。
交通費
ガソリン代についてご紹介しましたが、他にも2人で出かけるのにかかった交通費がある場合、自分の分は自分で出しましょう。
電車代などもそうですね。
意外に、「食事をおごるのは何とも思わないけどそれ以外はちょっと…」と感じている男性もたくさんいます。
特に遠出する場合は交通費だけでもかなりの金額になるので、現地で食事代などを彼が出す可能性が高いのならば、交通費は女性側が出すのもおすすめ。
その他
例えば、彼と一緒にウィンドウショッピングに行ったとします。
この時に、気に入ったものがあったからといって彼におねだりするのはやめておいた方が良いかも。
誕生日プレゼントをもらうのとはわけが違います。
衝動的に欲しくなったものがあるのであれば、自分で出しましょうね!
彼氏のおごりは「当たり前ではない」ということ
確かに同年代で比べると女性よりも男性の方が稼いでいるケースが多いです。
だからといって、デート代や2人のためにかかる費用はすべて男性が出すものと決めつけてしまうのは危険。
彼の不満が募り、「なんでいつも俺だけが出さなきゃいけないんだ!」と怒りが爆発してしまう可能性もあります…。
そうではなく、おごってもらったのであれば、それは当たり前と受け取るのではなくきちんとありがとうの気持ちを伝えましょう。
例えば、次のような方法で伝えてみるのもおすすめです。
- 「ありがとう」は基本中の基本
- 「美味しかったね」、「嬉しい」など、彼が喜ぶ言葉も伝える
それと、デートに関するお金の比重を合わせるには次のような方法があります。
- 給料日後など、たまには自分がおごる
- 手作りのおかしや料理を振る舞う
こういったことができると「気の利く女性」と思ってもらえるので、ぜひ実践してみては?
まとめ
急な割り勘の提案に疑問を感じている女性のために、男性の割り勘を求める理由についてご紹介しました。
割り勘について押さえておきたいことは次の3つ。
- 割り勘=冷めたとは限らない
- 女性はおごられるものと考えると彼の不満がたまるかも…
- 全額おごられるのではなく、払うべきポイントは忘れずに
無理をして払ってくれている男性も多いので、お互いに気持ちよくデートできるようにここで解説したことを参考に割り勘についてしっかり考えてみましょう!