マリッジブルーといえば、結婚前後に起こりやすい精神的なトラブルです。
どちらかというと女性に多い問題なのですが、近年は男性のマリッジブルーも増えていて、悩んでしまう女性もいるでしょう。
「もしかしたら彼氏がマリッジブルーかも…」
「このままだと婚約破棄になりそう」
そういった悩みを抱えている女性のために、男性にマリッジブルーが起こる理由や、対策などについてご紹介します。
この記事を読むことにより、彼にどのように接していけばより良い関係を築いていけるのかが分かるので参考にしてみてくださいね。
彼がマリッジブルーに!?その症状は
結婚する予定、または結婚した男性がマリッジブルーかもしれない…と疑っているのなら、次の5つの症状のうち、当てはまるものはあるか確認してみましょう。
外とするものが多ければ多いほど、マリッジブルーになっている可能性が高くなります。
一緒に居てくれない
マリッジブルーになると心に余裕がなくなってしまいます。
そのため、人に優しくすることができず、自分1人の時間を作ろうとする傾向が強くなるのです。
隣に行ってもすぐに別の場所に彼が移動してしまったり、デートの誘いもあまり乗り気ではないような雰囲気があれば、マリッジブルーの可能性が出てきます。
イライラしている
小さなことでもイライラするようになり、いつもストレスを溜め込んでいるような様子はないでしょうか。
「昔はこんなんじゃなかったのに…」と感じるほど彼が常にイライラしている場合も、マリッジブルーの可能性を疑ってみましょう。
食欲がない、またはありすぎる
マリッジブルーになるといろいろなことが頭の中をめぐってしまい、そのことで頭が支配されてしまうことがあります。
食事の時間になっても心配事が頭から離れず、食欲が出ないケースも多いのです。
また、反対にストレスから過食に走ってしまうことも。
以前に比べると彼がよく食べるようになったというケースでも注意が必要です。
外の女性を気にしている
一緒に街を歩いていると、すれ違う女性を振り返ってみたり、「何だか最近私以外の女性の方が気になるみたい」と感じることはないでしょうか。
マリッジブルーになると結婚について考えた際に気持ちが憂うつになるため、このストレスから逃れるために他の女性のことを考えてごまかす方もいます。
下手をするとこれが浮気に繋がってしまうこともあるので、気をつけたいですね。
小さいことで文句を言われる
神経質になる方も多いです。
小さなことでも愚痴を言われたり、彼が怒ることが増えたのなら、マリッジブルーの症状の一つだといえます。
マリッジブルーになりやすい時期は?
マリッジブルーの症状が出てくる時期は人によって違います。
代表的なのは次の5つです。
- 結婚式の準備を始める時期
- プロポーズの前後
- 両親への挨拶に行く前後
- 婚姻届を出した瞬間
- 新生活を始めてから
中には、新生活が落ち着いた頃に徐々にマリッジブルーのような症状が出てくることもあるので、無事に新生活をスタートできたからといって油断はできません。
しかも男性の場合は気持ちの落ち込みなどを女性に隠すこともあるため、気づけないことも多いのです。
男性がマリッジブルーになる理由は?
なぜ男性はマリッジブルーになってしまうのでしょうか。
原因を知っておくと、対策も取りやすくなります。
特に多い原因として5つ解説するので、それぞれおさえておきましょう。
家庭を持つ責任感
結婚をすると、男性は一家の大黒柱というポジションになりますよね。
このことに対して責任感を強く持ってしまい、「本当に自分が家族を支えていけるのかな…」といった不安に繋がることがあります。
特に、結婚前まで実家暮らしをしていて親に頼り切って生活していた方や、責任感の強い男性はこういった理由からマリッジブルーになることも多いのです。
経済的な不安
経済的に不安を感じてしまい、マリッジブルー状態になる男性もいます。
十分な貯蓄ができるほど給料をもらっていればこういった心配は少なくなりますが、毎月ギリギリの中で生活をしていて、お金に余裕がない男性だと金銭関係の不安が大きいのです。
特に、まだ結婚する予定ではなかったけれど子供ができたことをきっかけに結婚に踏み切ったケースでは、「もっとちゃんと貯金しておけば良かった」といった不安が大きくなり、マリッジブルーになることがあります。
結婚相手の家族との相性
結婚は相手や、相手の両親や家族とうまくやっていく自信がなく、気持ちが落ち込んでしまう男性は少なくありません。
コミュニケーションの力があまり高くない場合にこういったトラブルが起きやすいといえるでしょう。
お嫁さんのことは大好きだけど、その両親がどうしても苦手…という男性も多いのです。
新生活への不安や不満
誰でも新生活を始めることになれば不安を感じますよね。
これまで別々に暮らしていて、結婚を機に同居することになる2人も多いでしょう。
その中で例えばインテリア選びで奥さんと意見が衝突してしまったり、些細なトラブルを企画に一気にマリッジブルーが悪化する人もいます。
親と離れるのが辛い
実家暮らしをしていた男性の中でも特に親から甘やかされて育った場合、自分を甘やかしてくれる親と離れることに不安を感じ、マリッジブルーになることがあります。
こういったタイプは新生活への不安も大きくなりがちです。
男性のマリッジブルーに効果的な対策3選
もし、彼氏や旦那さんがマリッジブルーかも?と感じている方は、対策についても考えておきたいですね。
効果的な対策について3つご紹介します。
突き放さずに寄り添う
マリッジブルーになると、あまり話をしなくなったりネガティブになって「めんどくさい」と感じる状態になることもあります。
ですが、ここで突き放してはいけません。
彼は何か大きな不安やストレスを感じてマリッジブルーになっているわけなので、無視してしまうと今後の結婚生活にさらなる不満を覚えるようになってしまうからです。
彼の不安に寄り添い、安心させてあげましょう。
あまりかまいすぎない
マリッジブルーになった彼のことが心配だからといって、あまり干渉し過ぎるのもNGです。
彼のマリッジブルーが影響して自分も気持ちが落ち込んでしまっては意味がありません。
それに、マリッジブルーの時期は彼自身もいろいろと考えていることがあるので、それを邪魔しすぎないようにすることが大切です。
自分の意見をあれこれ伝えたり、気持ちを押し付けたりしないようにしましょう。
話し合いをする
彼がある程度落ち着いてきたら、どのようなことに不安や不満を感じているのか聞いてみましょう。
例えば、経済的な問題で不安を抱えているようなら、「私も一緒に働いて支えるよ」というように伝えられれば、彼の不安も小さくなるはずです。
彼が結婚生活にどのような不安を感じているのかを理解できないと結婚後にすれ違いが起きやすくなってしまうので、話し合いはとても重要になります。
まとめ
いかがでしたか?
男性のマリッジブルーの症状や対策などについてご紹介しました。
記事の中で特におさえておきたいのは次の3点です。
- 気持ちが落ち込んだり、イライラすることが増える
- 人によってマリッジブルーになりやすい時期は違う
- しっかり寄り添い、彼の不満について話を聞こう
「マリッジブルーの彼をしっかり支えたい」と考えている方は、この記事を参考にして彼への接し方について考えてみてくださいね。