「大好きな恋人との同棲が楽しいのは最初だけ…?」

結婚を考えているカップルや結婚を目指したいカップルなら、一度はカップル同士で同居・同棲を考えることがありますよね。

結婚後の生活をお試しすることができるし、何より仕事などが終わって帰宅しても、ずっとふたりで一緒にいられる!

家賃や光熱費を折半することもできてデート費用に回すこともできますし、デートに出かけるのも一緒で、待ち合わせでわずらわしい思いをすることもありません。

そんな同棲先を選ぶとき、結婚はまだ先だし、ふたりだけならワンルームでも十分!と思うかもしれませんね。

でもちょっと待って!週末同居ならワンルームで十分でも、一緒に暮らすとなるとワンルームでは窮屈な思いをしてしまうかも…。

便利なようで落とし穴もたくさんある、カップルのワンルーム同居について、気をつけたいポイントをご紹介します!

そもそもNGの場合が多いワンルーム同居

ワンルームを同居・同棲先に選ぼうとするときの多くは、新たにワンルームマンションを借りるのではなく、彼氏か彼女どちらかがすでに住んでいるワンルームに引っ越しをする、というパターンが多いのではないでしょうか。

ワンルーム同居をするときにもっとも注意したいのは、ワンルームマンションは契約上、複数人で住んではいけない物件があるということです。

ワンルームマンションはその多くが、ひとり暮らしの人のための賃貸物件です。

設備や収納などもひとり暮らし向けに作られていることが多く、そのため家賃や共益費なども安く抑えられているという物件が多いのです。

ひとり暮らし専用のワンルームの場合、契約・入居時に他の人を住まわせないことが条件であると説明されます。そんな物件に、バレないからといってこっそりふたりで住んでいたとしたら、一体どうなってしまうのでしょうか!?

入居時の契約に違反しているわけですから、物件の契約期間に関わらず、すぐに退去しなくてはならないかもしれません。

契約内容によっては、契約違反をしたということで、退去費用以外に違約金を支払ったり、返金されることがある敷金が返金されなかったりということもあり得るんです……!!

ワンルームマンションでの同居・同棲を考えるなら、まずはその物件がどんな条件で入居できるところなのかを、しっかりとチェックしましょう。一緒に新しい物件を探すときには、不動産屋さんにふたりで一緒に暮らすことをあらかじめ伝えておくとスムーズです。

私の友人も、彼氏と一緒に住むための物件を探しに行ったら、ワンルームタイプはほぼ断られていました。

結局、予定より少し予算を増やした家賃の1LDKを選んでいましたが、広さや収納の面でも満足していましたよ。

家賃を安く抑えることだけを考えず、ふたりで合法的にきちんと暮らせる部屋、ふたりで暮らしても狭さを感じない程度の部屋を選びましょうね。

お互いにストレスが辛い…ワンルームカップルあるある

ワンルームにふたりで暮らしていると、最初はいつでも一緒で楽しくても、しだいにストレスを感じてしまうことがあります。

男性側だけでも女性側だけでもなく、どちらもいろいろな原因でストレスを感じる可能性があるんです。

お互いのことが好きで始めた同居・同棲でも、ささいなことでストレスをため込んでしまっては、結婚を目指すつもりがいつの間にか破局…なんてことも!

恋愛が盛り上がっているときには見えにくいものの、ワンルーム同居にはこんなストレスがつきまといます。

パーソナルスペースと自分の時間は大切

パーソナルスペースってご存じですか?これは「他人に近づかれるとイヤだな」と感じる距離のことで、男女差があるだけでなく、人それぞれ不快に感じる範囲が異なるものです。

たとえばたくさん座席が空いている電車などで、なぜかすぐ隣に知らない人が座ってきたら、なんとなく不安を感じたり不快に思ったりしますよね。

これがパーソナルスペースで、不快に感じる距離は知らない人や友人、家族、恋人によっても変化していきます。

このパーソナルスペースが侵され続けていると、たとえ家族や恋人であっても、知らず知らずのうちにストレスやフラストレーションがたまってしまうんです!

たまに会うような関係なら、会っている間にずっとくっついていたとしても、お別れすればひとりになれますから、パーソナルスペースに相手を入れるのは一時的です。毎日一緒にいる関係だからこそ、お互いパーソナルスペースに気を配ることが大切なんですね。

そして、パーソナルスペースと同じように「自分の時間」も大切です。

メールや電話でのやり取り、着替えなどの身支度、スキンケアやボディケア、筋トレ、エクササイズ、読書など、生活の中では「できればひとりでいたい」という時間がありますよね。

それ以外にも、何も考えずボーッとしたい時間や、ゆっくり休むための時間も大切。

そんな時間まで相手のことを考えて行動したり、自分ひとりの時間にしたいのに相手がちょっかいを出してきたりしたら…!

たとえ愛する恋人と暮らしていても、自分の時間がまったく取れなくなってしまったら、イライラしてケンカになってしまうかもしれません。

ワンルームだと物件の広さや家具の置き方によっては、常に相手とくっついてしまったり、相手が視界に入ってしまったりします。

これではパーソナルスペースも自分の時間も守れているとはいえませんよね。

広い物件やドアなどで仕切りがされている物件なら、必要なときにひとりになったり、相手と距離を取ったりすることができて、知らない間にイライラやストレスがたまってしまった!ということも少なくなります。

お金や時間の感覚が合わない!

ホテルや旅館でのお泊まりデートもしているし、お互いの家でお泊まりしたこともある!というだけでは見えてこないのが、実際に生活をしているときのお金の使い方や生活している時間帯です。

食費や光熱費を気にしなさすぎて、買い物はてきとう、電気やテレビはつけっぱなし、水道は出しっぱなし…なんて人と、節約できるところはきちんと節約して、少しでもデートにお金を使ったり貯金したりしたい!という人とでは、お金に対する価値観が違いすぎて、自宅や買い物先で常にケンカが絶えないということがあるかもしれません。

生活する時間帯も、昼間働いている人と夜勤がある人とではかなり違いますし、昼間働いている同士でも自宅に帰ってからの時間の使い方、睡眠時間などが違えば、だんだんすれ違いが増えてしまうことも。

お互いの生活スタイルがあまりに違いすぎると、やっぱりストレスがたまってしまいます。

だらしないところを見て興ざめ…

一緒に生活するということは、寝起きやスッピン、ボディケアなどの必要な作業といった、好きな人にはできれば隠しておきたい!という場面も見られてしまう可能性が高いということ。

最初のうちは相手に気を遣っていたとしても、慣れてくると「これくらい、まあいっか」という気持ちが増えてきて、自分のだらしないところをさらけ出してしまうことだってあるかもしれません。

今までは、デートに向けてしっかり準備した自分を見せてきただけに、相手によっては普段の姿を見て「だらしない」と思ってしまうこともあるかもしれませんよね。

外出先では見せないちょっと変わったクセや、散らかしっぱなしでも平気なズボラっぷり、本人はお気に入りだけど他人から見たらただヨレヨレの部屋着など、自分ではどうってことないことでも、相手はどう感じてしまうんでしょう!?

ケンカしたときの逃げ場がなくなる

パーソナルスペースの侵害、時間のあわなさ、相手のだらしなさなどなど、いろいろなことで小さなストレスがたまってくると、ささいなことでケンカしてしまうことがあります。

ワンルームの中でケンカをしてしまうと、逃げ場がないんですよね。狭い部屋の中にケンカしたままのふたりがいると、ムードはとても険悪なものに…。

逃げようと思ったら、トイレやバスルームにこもったり、部屋を出てどこかに行くしかありません。

一緒に暮らしていたら、どうしてもケンカしてしまうことはあると思います。そんなとき、お互いに頭を冷やすにはワンルームは狭すぎです。

ドアや仕切りのある部屋なら、ケンカになったときひとりになれますし、そもそもケンカの原因になる小さなストレスを減らすことができます。

ドキドキしなくなった…「倦怠期」!?

一緒にいる時間が長くなってくると、相手にトキメキやドキドキを感じにくくなってくることがあります。

結婚してずっと一緒に暮らしている夫婦って、恋愛結婚で本当に恋人から始まったの?と思うくらい、あっさりした関係になっていることもありますよね。

中にはずっと一緒もいてもいつまでも恋人同士のような夫婦もいますが、そんな夫婦はわりと少数派。一緒にいる時間が長いと、やっぱり相手にドキドキする瞬間は減っていくものです。

ワンルームの狭い部屋の中で一緒に過ごしていると、相手のよい面以上に悪い面に目がつくようになってしまいます。

すると恋人同士というよりは家族のような、お互いにドキドキすることがない関係になってしまうんですね。

お互いの存在に慣れきってしまう「倦怠期」が続くと、お互いに期待しなくなったり、諦めのような気持ちが続いたりして、いつかは結婚したい!と思って始めた同居・同棲なのに、結婚へのモチベーションも下がってしまうかも…。

私も以前ひとり暮らしをしていたとき、ある事情があって彼氏が1週間ほど自宅で暮らしていたことがありました。

たった1週間でしたが、トイレやお風呂場の電気をしょっちゅう消し忘れていたり、コップやペットボトルは飲み終わっても出しっぱなしだったり、仕事から帰ってきたら着替えもせず1時間くらいダラダラしたりと、「あれっ、この人こんな人だったっけ…?」と思ってしまうことがたくさんあったんです。

まあ、その彼氏は結局「元カレ」になってしまったんですけど…。

一緒に生活してみないとわからないことって、意外とあるものなんですよね。

カップルの同居・同棲に大切なのはこの3つ!

結婚前にお互いの生活を確認するため、同居・同棲を選ぶカップルは多いです。どんな間取りの物件を選んだとしても、他人同士が同じ部屋で暮らすということは、どうしてもストレスが発生しやすいもの。

そんなときは、お互いにこんなことに気をつけて、ふたりの生活をスタートさせてみましょう!ケンカを抑えてふたりの生活を長続きさせるためには、ストレスやストレスの原因になるものを減らしていくことが大切ですよ。

ルールを決めよう

ふたりの生活を始める前に、お互いが気持ちよく暮らすことができるようなルールを決めておきましょう!カップルの同居・同棲にオススメなのは、こんなルールです。

お財布は分ける

結婚と同じような生活だからといって、結婚前からどちらかがふたりのお金をまとめて管理してしまうと、いろいろな不都合が出てきたり、不満がたまったりしてしまいます。

あくまでひとり暮らしの延長線上として、お財布はそれぞれが管理し、家賃や光熱費など共通の出費に関しては、それぞれの収入にあわせて負担額や負担比率を決めておくとGOOD!

大まかなスケジュールを把握できるようにする

社会人でも学生でも、出張や残業、研修、飲み会というように、普段とは違うスケジュールが発生することがあります。本人はわかっていても相手に伝わっていなければ、いつまでも帰ってこない、連絡もつかないと不安になってしまいます。それに、せっかくご飯を作って待っていたのに食べて帰ってきた!なんてことがあれば、ケンカの原因にも。

ふたりが好きなように書き込んだり見たりできる、共通のカレンダーなどを部屋に置いて、お互いの大まかなスケジュールを把握できるようにしておけば、言い忘れも防げますね。

家事のルールは大まかに

カップルの同居・同棲でケンカの原因になりやすいのが、「家事の分担」なんです。やるっていったのにやらなかった!自分ばっかり負担してる!なんて話、よく聞きませんか?そんな家事分担でのケンカ、実は「細かく分担しすぎている」ことで起こりやすいんです!

お互いの仕事や学業の都合だけでなく、体調不良でどうしても家事や炊事ができないというときがあります。そんなときにも「ルールだから」と相手に家事・炊事を押しつけられると、一緒に暮らしていることが苦痛になってしまいそうですよね。

家事や炊事の分担は細かく決めすぎず、相手ができなかったときには相手を責めず、助け合うことが大切ですよ。

お互いを思いやる気持ち

一緒に暮らす前には、お互いの仕事や生活に都合をつけて、デートなどを楽しみます。だけど一緒に暮らすということは、デートしないときの「普段の生活」をありのままに見せるということでもあるんです。

仕事でイライラすることもあるでしょうし、疲れ果てて相手に構っていられない、なんてこともあるでしょう。そんなときは「構ってくれない」「決めたルールを守っていない」と責めたりすねたりせず、相手を思いやる気持ちが大切です。

毎日生活していれば、疲れることもイライラすることも、体調を崩すことだってあります。だけどその分、一緒に暮らしているからこそ生まれる楽しいこと、嬉しいことだってあるはず!自分ばかり…と思わず、お互いを助け合い、思いやることで楽しい同居・同棲生活を過ごしましょう!

たまには刺激ある「非日常」を取り入れる

毎日一緒に生活していると、マンネリを感じたりお互いの魅力を忘れてしまったりしてしまいます。同居・同棲を始めたばかりのときには、お互いにドキドキ・キラキラしていたはずなのに…なんてことは、カップル同居にはよくあることなんです。

そんな倦怠期を吹き飛ばすには、たまにお互い「刺激」になることを取り入れるのがイチバン!ふたりの休暇が重なったら、遠出デートで観光やアクティビティを楽しみましょう。遠出している時間がないというときには、近場のホテルに宿泊するだけでも、家事や家庭の雑務から解放されるのでオススメ!

温泉やスーパー銭湯でのリフレッシュ、普段入らないレストランなど飲食店での食事、動物園や水族館でのデートなど、普段の生活では体験できない「非日常」をたまに取り入れるようにすると、ふたりの関係も長続きしやすくなりますよ。

タイプ別!同居するカップルにオススメの間取り

カップルで一緒に暮らすときには、ふたりがどんな生活をしたいのかを考えると、ピッタリな間取りを選ぶことができます。生活スタイル別にカップル同居・同棲にオススメの間取りをご紹介!ふたりでしっかり意見を出しあって、ピッタリな物件を見つけましょう!

いつでも一緒にいたい、寝室やベッドが一緒でも大丈夫なら…「1LDK」

1LDKは、1部屋+リビングダイニング+キッチンという間取りです。リビングダイニングは比較的広めの間取りになっていることが多いので、2部屋で生活している気分にもなれます。キッチンが独立していることが多いので、しっかり自炊したい人でも満足できるのではないでしょうか!

一緒に過ごすことが自然と多くなる間取りなので、いつでも一緒にいたいカップルにはピッタリ!部屋の使い方によっては、ひとりになる空間を作ることもできますが、収納が少ない分、荷物が多いふたりには手狭に感じるかも。

家賃を抑えながらひとりの時間を作りたい、寝室をわけたい、生活リズムが違うなら…「2DK」

2DKは、2部屋+ダイニングキッチンという間取りです。ダイニング以外に2部屋ある間取りなので、それぞれの部屋や寝室を持つことができます。部屋数が多いように感じても、家賃がそこまで高くないことが多いので、家賃を抑えながらそれぞれの部屋を持ちたいというカップルにピッタリ!

また自宅で仕事をするような人の場合、仕事用の部屋とプライベート用の部屋をわけたほうが、気持ちの切り替えができてオススメ。それぞれの部屋に収納がある物件なら、荷物が多い人でもものであふれ返る心配がなさそうですね。

結婚後も同じ部屋に住みたい、家賃の高さより快適さを優先したいなら…「2LDK」

2LDKは、2部屋+リビングダイニング+キッチンという間取りです。広々としたリビングダイニングに、お互いの寝室にもなる広さの部屋が2つもあるので、寝室をわけたいカップル、趣味の空間や仕事部屋を作りたいカップルにオススメ!

部屋全体が広いので、結婚後に子どもが生まれても手狭に感じることもなく、友人カップルや夫婦を呼んでも狭苦しさがありません。

ただ、どうしても家賃は高くなってしまうので、絶対広い部屋に住みたい!という場合以外は2DKでも十分かもしれませんよ。

不動産屋さんならカップル同居に向いている物件の間取りや特徴を知っていますし、ネットで検索できる賃貸住宅サイトで、新婚・カップル向け物件をまとめて探すこともできます!

まとめ

狭い空間で他人と一緒に暮らすということは、意外と小さなストレスが積み重なるもの。それでも、結婚前に同居・同棲を経験しておくことは、相手の生活リズムを知ることになりますし、結婚後に「こんなはずじゃなかった…」と思うことを防ぐこともできるので、結婚を考えているカップルにはオススメなんです。

ささいなことでケンカ別れしないためには、お互いを思いやる気持ちを持つことと、お互いが気持ちよく暮らすことができる賃貸物件をきちんと選ぶこと。これが大切です。

お互いが盛り上がっているからといってすぐに同居・同棲を始めず、生活に関するルールやそれぞれの考えをしっかり話し合い、できればお試しで週末同居・週末同棲を体験してみましょう!

お互いが気持ちよく過ごせること、これが同居・同棲を長続きさせて、その先に進むことができる大きなポイントですよ!