かなり若いうちに結婚したカップルの中には、大学生カップルとして付き合い、そのままゴールインする方もいます。
ですが、
「大学生で恋人がいるけれどこの人と結婚できるのかな…」
と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで気になる大学生カップルの結婚率や学生結婚について気になることをご紹介します。
結婚率をアップさせるにヒントになるので、できるだけ早く結婚したいと思っている方は参考にしてみてくださいね。
大学生カップルが結婚を意識するタイミング5つ
大学時代のお付き合いから結婚に発展したカップルの多くは、学生時代に結婚を意識する瞬間があったという特徴があります。
どんなに仲良しなカップルでも、結婚を意識しているカップルと、ただ一緒にいたいだけのカップルでは、結婚までの距離がまったく違うのかもしれません。
そこで、まずは大学生カップルがどんなときに結婚を意識したのか、よくあるタイミングをご紹介します。
1. 実家に行ったり、お互いの親と会ったりしたとき
結婚はカップル同士だけの問題ではなく、お互いの両親や家なども関わってくるもの。
だからこそ、お互いの実家に訪問したり、親に会ったりすると、結婚への意識が強くなるようですね。
大学進学のために遠方から出てきたという人でも、学生時代なら長期休暇を使って実家に帰りやすいので、帰省とあわせて両親に顔見せをする、というパターンもよくあります。
お互いの親に認識されることで、それぞれ「結婚してもいい相手なんだな」という思いが強まるのでしょう。
2. 倦怠期を乗り越えたとき
嫌いになったわけではないのに、何となく盛り上がらない、一緒にいてもつまらないと感じる…それが倦怠期です。
付き合い始めてからずっとラブラブだったカップルでも、必ず倦怠期は訪れます。
倦怠期に入ると、気持ちが盛り上がりにくくなり「もう別れたい」と思ってしまいがち。
でも、お互いに話し合ったり努力したりすることで、倦怠期を乗り切ることができるんです。
長く一緒にいると必ず訪れる倦怠期、それを乗り越えられる相手となら、長い結婚生活も楽しめる。
そう思うのかもしれませんね。
3. 就活が始まってから
比較的自由な時間が多い学生でも、就活が始まる時期には忙しくなります。
これまで毎日のように顔を合わせていたカップルでも、なかなか会う時間がつくれなくなるかもしれません。
そんなとき、いつも側にいた相手のことを思い出し、ずっと一緒にいたいな…と結婚を考えるようになります。
また、就職の内定が決まってくると、就職してからの生活やお給料なども具体的に想像しやすくなりますね。
挙式や引っ越しなど、結婚資金の計画を立てやすくなるのもこの時期です。
4. 家庭的な一面を見たとき
結婚すると、同じ家で暮らして長い時間を一緒に過ごすことになります。
家で快適に過ごすためには、家事や炊事をきちんとこなすことが大事ですよね。
特に男性は炊事や家事が苦手、うまくできないという人もいるので、女性に手料理を振る舞われたときなど、結婚を意識してしまうことが多いようです。
そのほかにも、以下のような瞬間に結婚を意識することがあります。
- ボタン付けなど裁縫ができる
- 絆創膏やティッシュなど気の利く持ち物
- 子どもが好き、または子どもの相手が得意
5. 将来の話をしたとき
卒業して社会人になってから、どんなキャリアを築いていきたいか、どんな人生設計を考えているか、付き合いが長くなってくるとそんな話をすることもありますよね。
将来の話をして、
- お互いのビジョンが似ているな
- 結婚観が似ているな
と感じることがあれば、ずっと一緒にいたいな…と考えるのでしょう。
逆に、将来へのビジョンがあまりにかけ離れていると、結婚するのは難しいかな…と思うかもしれません。
大学生カップルが結婚にたどり着くまでの交際期間はどのくらいがベスト?
お付き合いを始めてから結婚するまでの期間は、カップルによってそれぞれ違います。
だけど、交際期間が短いと結婚してから「失敗した…」と思うこともありますし、逆に交際期間が長すぎるとなかなか結婚に踏み出せないということも…。
大学生カップルが結婚に踏み切るまでには、どれくらいの期間交際を続けるのがベストなのかを考えてみましょう。
「3年以上」という意見が多数!
楽しい時間もケンカも倦怠期も含め、いろいろな経験ができる「3年以上」という意見がもっとも多く見られました。
学生時代は、どちらかというと時間に余裕があります。
だからお付き合いも長続きしやすいのですが、卒業してそれぞれが社会人になると、お互いに生活ペースが変わってくるので、別れに発展しやすいということもあるのです。
卒業後も安定した付き合いなら結婚の意識が強くなる
そんな中、社会人になってもまだきちんとお付き合いができていると「この人となら…」と思うシーンが増えるのでしょう。
特に生活が落ち着きやすい社会人2年目以降から、結婚を意識する大学生からのカップルは多いようです。
2年以下と短くてもタイミングが合えばアリ!
交際期間が短くても、結婚してうまくいっているカップルもいます。
- 学生時代すでに「この人しかいない!」とお互いに思えていた
- 転勤などでどちらかが遠くへ引っ越すタイミングで結婚に踏み切った
というように、2年以下の交際期間で結婚するカップルの理由はさまざま。
交際期間の短いカップルの多くは、結婚に踏み切れる「きっかけ」があるのも特徴です。
大学生カップルの結婚率
若くして結婚している人の多くが、学生時代からのお付き合いであることがわかっています。
しかし大学生カップル全体で見ると、結婚に至る確率は実は3割程度なのだとか。
このことを考えると、現在大学生で付き合っている恋人と結婚したい!と思っている方は何らかの対策を取っておかなければなりません。
そもそも、大学時代にラブラブでも結婚までたどり着けないのはなぜなのでしょうか。
大学生カップルが別れる5つの理由
1. そもそも結婚する気がない
大学時代に付き合っている恋人との結婚を望むのは、特に女性側が多いようです。
できるだけ若いうちに結婚をして子供も産みたい!と思っている場合、今付き合っている彼氏との出会いを大切にしますよね。
一方で、男性側はあくまで今一緒にいたいから付き合っているといった考えの男性が多く、結婚まで真面目に考えていない男性もたくさんいます。
もちろん、男性側が結婚を強く希望するケースもありますが、そうでないケースも多いのです。
2. 社会人になって生活が変わる
大学を卒業して就職し、毎日忙しく働くようになるとどうしてもすれ違いが生まれがちです。
それでもうまくいくカップルもいますが、お互いに違う職場で働くようになった場合にはそれぞれ別の交友関係が広がっていくことでしょう。
大学時代は毎日顔を合わせて話をしていたのに、そういった時間も取れなくなり、気づいた時には気持ちにすれ違いが…
という方々も多いので、社会人になったあとはどのようにしてコミュニケーションをとるのかしっかりと考えておきましょう。
3. 職場で大人と接することが増える
どの職場でも先輩はいます。大学生の頃はまだまだ子供のような感覚ではしゃいでいたとしても、社会に出れば大人の一員として生活していかなければなりません。
そんな中で知り合った先輩の大人っぽさと恋人の子どもっぽさを比較してしまう方がいるようです。
自分自身は周りと恋人を比べないように注意していたとしても、恋人も同じように考えてくれているとは限りませんよね。
こういった細かいすれ違いが発生するのも大学生カップルが別れやすい大きな理由です。
4. 遠距離になって気持ちが冷める
就職のため地元に戻ったり、大学のある場所から遠く離れたりすることがあります。
卒業するときに気持ちが冷めなければ、そのまま遠距離恋愛に突入するのですが…。
- 頻繁に会えなくなることで気持ちが冷めた
- 会えない間にもっといい人が見つかった
- 別の人に気持ちが移った
などの理由で、ケンカ別れや自然消滅ということは少なくありません。
5. 将来が想像できなくなる
お互いが好きなら結婚できる!という人はもちろんいるものの、実際に結婚生活を始めようとすると、新居への引っ越しや結婚式、出産・子育てと、何かとお金が必要です。
そんなとき、相手の就職が決まらなかったり、収入が不安定だったりしたら、なかなか結婚に踏み切れないのではないでしょうか。
将来の生活が想像できない相手とでは、結婚までのステップも想像できなくなりそうです。
大学生カップルが結婚まで進むための7つの秘訣
大学生カップルの結婚率はそれほど高くないとご紹介しましたが、それでも今付き合っている恋人と絶対に結婚したい!と考えている方も多いはず。
では、そのためにどのような対策をとれば良いのでしょうか。
1. 結婚の意志について確認しておく
結婚は2人の同意がなければできないものなので、どちらか一方が結婚を強く望んでいたとしても、相手がそれに応じてくれなければ話になりません。
ただ単に今が楽しいから一緒にいてくれるだけかもしれないので、このあたりは一度話し合いをしておきたいですね。
また、相手が結婚に対して前向きだった場合、具体的にいつまでに結婚を考えているのかも確認しておきましょう。
この点が曖昧だと、ただ単にその場の雰囲気を悪くしないための嘘をつかれている可能性もあります。
2. あまり結婚について急かさない
結婚の意志について早期の段階で確認しておくのもおすすめではありますが、だからといってあまりにも急かしてしまうのはNGです。
特に卒業間近の時期はいろいろと勉強しなければならないことや就職活動もありますし、実際に就職してからは仕事を覚えたり、職場に慣れるので大変な日々が続きます。
このような大変な時に結婚の話を出されたりすると気持ちが冷めてしまう可能性もあるでしょう。
焦って結婚をしてもうまくいくものではありません。この点は気を付けておきたいですね。
3. お互いに言いたいことをしっかり言い合える仲になる
お互いに遠慮をしているような付き合い方では結婚までたどり着くことはできません。
特に、どちらか一方が憧れて告白し、付き合い始めたようなケースでは相手に嫌われないように自分を取りつくろうようなこともあるでしょう。
しかし、結婚をするとなれば更に近い関係になるわけなので、不満や要望があってもそれを伝えられないようなカップルだとうまくいきません。
ただし、お互いに不満をぶつけ合うだけでは、ただのケンカになってしまいます。
険悪なムードを避けるために、言いたいことを伝えるときには、こんなことに注意しましょう。
- 泣いたり怒ったり感情的にならない
- 一方的にならず相手の言い分も聞く
- お互いの違いを認められる
- ケンカになったら長引かせない
きちんと相手の話を聞いて、お互いの違いも認め合えるカップルなら、結婚生活もきっと長続きしそうですね。
4. 共通の趣味を一つでも多く作る
大学を卒業して働き始めると学生の頃のように共通の時間が取れない日も多いです。
「相手をデートに誘いたいけれど疲れているかも…」
と遠慮して声をかけられないこともあるでしょう。
実際に、大学を卒業してからは相手に連絡をしにくい心境になり、気づいた時には関係が冷めていた方もいます。
そこで、共通の趣味を作っておくのもおすすめ。
共通の趣味があれば、それを理由にデートに誘いやすいですよね。
共通の趣味を持つなら、カップルふたりでできるものがオススメです。
- テニスやゴルフなどのスポーツ
- 登山やハイキングなどのアウトドア
- スポーツ観戦や音楽ライブ鑑賞
- 旅行
- 写真撮影
共通の趣味があれば、ひとつの目標に向かって一緒に楽しむことができますし、長期休暇の旅行計画も立てやすくなりますよ。
5. 心に余裕を持つ
大学を卒業して就職すれば今までとは生活環境が大きく異なります。
自分の周りにいる人も変われば、恋人の周りにいる人も変わっていくでしょう。
その中でよくありがちなのが、新しい環境で知り合った人間との浮気を疑うケース。
これが濡れ衣だった場合、疑われた方は面白くありません。
それまでと環境が変わって不安になるのは仕方がない事ではありますが、相手のことを信じ、心に余裕を持って接することが重要です。
6. 今への感謝を忘れずにしよう
一緒に長くいられる恋人とめぐり合えることは、人生でもそんなに多いことではありません。
だからこそ、ふたりで一緒にいることの幸せに、きちんと気づいてあげることが大切です。
あの人はもっと一緒にいられるのに、友達はもう結婚したのに…とないものねだりをせず、今の相手との幸せを精一杯かみしめるようにしてみてください。
忙しくてなかなか会う時間が作れないというときは、スマホケースやお財布など、日頃から身に付けられるペアアイテムを持つと、相手との繋がりを思い出すことができてオススメです。
7. 会えないガマンをたくさんするほど、会ったときの喜びが大きい
社会人としての生活が始まると、恋人と会えない、話せないガマンだけでなく、職場でもたくさんのガマンを強いられます。
ガマンしながら日々を過ごしていると、いざ恋人と会えたときには嬉しくてたまらないはずですよね。
会えたときの喜びを楽しみに、会えないガマンをすることもふたりの楽しみにしてみましょう。
お互いに趣味の目標を作って、会えたときに報告し合うなど、会う以外の楽しみを作るのもオススメです。
知っておきたい「学生結婚」のこと
就職をし、生活が落ち着いてから結婚しようと考えている方もいれば、学生結婚を検討している方もいるはず。
しかし、学生結婚は楽しいことばかりではありません。
大学に通いながら働いて十分な収入を得るのは非常に大変なことなので在学中に結婚をすると経済的な負担が大きくなる可能性があります。
気になる学生結婚の疑問Q&A
学生同士のカップルで、いずれ結婚すると決めているなら、社会人になるのを待たずに学生結婚してもいい!と考える方もいます。
出産や子育てなどを考えると、結婚は若いうちにしてしまったほうがよいと思うかもしれませんが、社会人になってから結婚するのと、学生のうちに結婚するのとでは、どう違うのでしょうか。
Q. やっぱり世間体を気にしながらの生活になるの…?
学生結婚となると、日本ではまだまだ周りからの目が厳しいのが現状です。
お互いの親はもちろん、同じ大学の友人や学生、また賃貸物件を借りるときにも、不動産会社や大家さんといった人たちから「どうして学生結婚なんだ」と思われることが多いでしょう。
カップル同士は納得しての結婚だとしても、世間はお互いが結婚に踏み切った理由や、お互いの状況を知っているわけではありません。
どうしても「勉強もしないで…」という偏見を持つ人はいます。
それでも、学生結婚自体は悪いこととは言い切れませんから、しっかり胸を張って生活できる精神的な強さと、周りを納得させられるだけの行動力が必要かもしれませんね。
Q. 生活費問題は?どうやってふたりで協力してるの?
大学に通いながら、生活費や学費をアルバイトで稼いでいるという人はたくさんいます。
学生結婚となると、生活費はふたり分になりますから、どちらかだけがお金を稼ぐのではなく、ふたりで分担するべきでしょう。
アルバイトをせずに、生活費・学費などすべて親から出してもらっているという場合は、生活費をどうしていくのか、きちんと親と相談しなければなりません。
結婚するということは、ふたりで夫婦として、家族として独立するということです。
結婚してもまだ学生だからといって、ずっと親から援助してもらうのは、ますます周りの目が厳しくなる可能性があります。
Q. 大学の奨学金や学費免除制度を知りたい!
学生には、さまざまな奨学金制度や学費の免除・援助制度があります。
奨学金や免除・援助の制度を利用している場合、学生結婚をするとその制度が適用されなくなることがあるのです。
それは、結婚することで戸籍が変わり、扶養範囲が変更されるからです。
たとえば、夫婦のどちらかに大きな収入があり、奨学金の借り入れ対象から外れてしまった、ということもあり得ます。
学生結婚を考えるなら、
まずは奨学金の事務所や学生センターなどに問い合わせ自分の奨学金や免除・援助がどうなっているのかを確認しましょう。
学生結婚することで借り入れできる奨学金や、既婚者が利用できる免除・援助制度もあります。
Q. 両親への挨拶はどうしたら?マナーは?
結婚となると、学生でも社会人でも関係なく、お互いの両親への挨拶という大きなイベントが待ち構えています。
すでに顔見せしている間柄だとしても、改めて結婚の挨拶をするときには、大人としての覚悟を持って挑みたいものです。
両親への挨拶で気をつけるべきポイントは、この3つです。
- 服装はキレイめで清潔感が重要
- 髪はなるべくまとめて整える
- 手土産はお菓子や飲み物などの「消え物」を
さらに、女性であればメイクはナチュラルメイクで、ネイルはヌードカラーにするか爪を磨く程度に抑えましょう。
男性は、ヒゲ・鼻毛・爪をしっかりチェックし、服のシワや毛玉にも注意が必要です。
厳しいことを言われても、きちんと話を聞いて、ふたりで頑張っていくことを伝えましょう。
Q. 実際に結婚した人は同居?別居?
結婚前に同棲していたカップルは別として、それぞれ別々に暮らしていたカップルが学生結婚するとなると、問題となるのはふたりの住居です。
お互いの住居から新しい住居を借りて引っ越すとなると、それなりの金額が必要になります。
ただでさえ学生結婚はお金がないことも多いので、新居を…と考えるより、
- どちらかの住居で住むことを選ぶ
- どちらかの実家で同居を始める
というカップルが多いようですね。
夫婦だけで暮らすにしても、親に援助をしてもらうにしても、まずは必要な予算と将来への計画が不可欠。
なんとなく暮らし続けるのではなく、卒業後・就職後にどのような生活をするのかふたりできちんと話し合ってください。
私が聞いた「学生結婚」の内情
学生結婚のメリット・デメリットや、気になるポイントだけでなく、実際にどんなことが待っているのか、どんな生活になるのかを想像するには、学生結婚をしたカップルの体験談を知るのがいちばんです。
実際に学生結婚をした方から伺った、さまざまな体験談をいくつかご紹介します。
お互い大学生で、私の妊娠がわかってデキ婚しました。まだ若くて体力には自信があったし、きっと何とかなる!という勢いで。
最初はやっぱり経済的な心配がありました。だけど夫が頑張ってくれたのと、親がいろいろと手助けしてくれたのもあって、余裕ではないけどヤバい!という程度ではなかったです。
学生結婚して出産してよかったなと思ったのは、とにかく若いうちに出産できたこと、そして子どもとも夫ともふれあえる時間が多いこと!
お互いちゃんと卒業もして、今は3人目を妊娠中です。
(20代女性)
年上の同期と学生結婚しました。
就活が始まって、面接に進んだところでは
- 「妊娠は?」
- 「これから何年働けるの」
- 「すぐ産休とか無理だよ」
と、妊娠もしていないのに言われてしまって。
就活になってから、初めて学生結婚の大変さを知りました。
(30代女性)
就活で学生結婚していることはそれほど問題にならなかったように感じたものの、大変だったのは「なぜ学生結婚をしなければならなかったのか」を聞かれることです。
相手が納得できるような話をしなければならず、その点では苦労しました。
(20代男性)
高校時代からのお付き合いで、お互い大学を卒業し就職してすぐに結婚しました。彼のことは詳しく聞いていませんが、私はお付き合いの経験も夫だけです。
子どもにも恵まれ、生活も夫の実家とも上手くいっているので、幸せだと思います。
でも、男の人は夫しか知らないし、夫も若いうちからずっと家族のために頑張っていて、本当は若いうちにもっとできたことがあったんじゃないか…という思いがあります。
同い年の友人で、まだ独身で仕事に趣味にと忙しく輝いている子がいるんです。その子を見ると、ちょっとないものねだりを感じてしまいますね。
(20代女性)
大学在学中に結婚しました。元々ふたりともバイトしていて、学費も生活費も頑張って稼いで、学校もサボらず、就活も頑張ってきちんと卒業しました。
だけど、結婚したことが少しずつ周りに広まると、同じ授業やゼミの学生だけじゃなく、全然知らない人からもなんだかヒソヒソされたんです。
ふたりとも幸せだったし、学生らしいことも楽しんだから後悔はしてません。でも、ただ学生結婚したというだけで好奇の目で見てくる人っているんだなあと思いました。
(20代女性)
経験談から見る学生結婚の「不安」
実際の体験談から、学生結婚のいろいろなメリット・デメリットをご紹介しました。
ふたりが幸せできちんと覚悟していても、周りではいろいろなことがあるんですね。
このほかにも、学生結婚経験者から聞いた話の中では、特にこの2つに不安を感じる人が多いようです。
就職活動への影響が不安
特に女性は、すでに結婚していることがわかると、妊娠の有無や妊娠の予定など、デリケートなことを聞かれることがあります。
男性でも扶養の有無や、配偶者の妊娠について聞かれることもあるようです。
企業の規模によっては、すでに結婚していることが不利になる可能性もある、と考えておいた方がよいかもしれませんね。
卒業後に訪れる環境の変化に不安
大学を卒業して社会人になると、それまでとは自分の立場も、自分を取り巻く環境も大きく変化します。
交友の範囲も広くなり、この人しかいない!と思って結婚したのに、配偶者以上に魅力的な人に出会ったり、結婚生活より優先したいことが見つかったり…。
実際、学生結婚をしたのに職場でもっといい人が見つかって結婚を後悔した、という人もいるんです。
結婚のみにとらわれないようにしよう
今の恋人と一緒にいたいというよりも、「とにかくすぐに結婚したい」と思っていると、前が見えなくなる可能性があります。
それが相手にとって精神的な負担をかけ、結果的にうまくいかなくなることもあるので、結婚のみにとらわれるのではなく、心に余裕をもって結婚について考えていきましょう。
相手を見極めることと、自分の将来についてしっかり考えること
実際に結婚をすればお互いの生活に関する価値観の違いや、認められないポイントも出てくるかもしれません。
あまり焦り過ぎるのではなく、同棲などもした上で本当にその人が自分にとって理想的。
この人とならばやっていけると判断できるまでは焦って結婚しないようにしましょう。
大学時代に知り合った人と結婚ができれば、長くその人と一緒にいられます。
その一方でご紹介したようなデメリットもあるので、お互いの将来についてよく考えた上で付き合っていきたいですね。