理学療法士は、普段の生活の中であまり接する機会がありませんよね。

そのため彼氏が理学療法士だったりすると、結婚を考えた際に何かと不安を感じやすいです。

「収入はどれくらい?休みはきちんとあるの?」
「結婚を考えていくにあたり、注意点などがあれば知りたい」

そういった疑問を抱えている方もために、理学療法士の仕事内容や結婚するメリット、デメリットなどについてご紹介します。

この記事を読めば、理学療法士について理解した上で結婚を検討できるようになるので、参考にしてみてくださいね。

理学療法士の仕事内容をチェック!

そもそも理学療法士とは何なのかから確認しておきましょう。

主な業務内容は、医師の指示を受けて理学療法を行うということ。

わかりやすく説明すると、人間が生きる上で欠かせない

  • 立ち上がる
  • 歩く
  • 寝返りをする
  • 起き上がる

といった動作に関する専門家であり、これらがうまくできない高齢者や怪我をした方などを相手に状態改善のサポートをする職業です。

理学療法士は国家資格

理学療法士になるためには国家資格を取得する必要があります。

そのため、専門的な知識を持っている人のみがなれる職業だといえるでしょう。

主に活躍する職場として挙げられるのが、次の3つです。

  • 病院
  • クリニック
  • 介護保険関連施設

他にも行政に関する施設など様々な場所で需要のある職業だといえます。

理学療法士と結婚したら期待できる5つのメリット

理学療法士と結婚した場合に感じられるメリットについて5つご紹介します。

1. 高齢化社会ということもあり重要が高まっている

近年は非常に高齢化社会です。

そのため医療の現場では、全体的に需要が高まっている傾向にあるります。

したがって理学療法士もその1つだといえるでしょう。

将来的に見ても需要がなくなることはまずなく、就職や転職において困ることもないはずです。

2. 人と話をするのが好きでコミュニケーション能力が高い

理学療法士は、リハビリテーションの現場で仕事をすることが多く、様々な人とコミュニケーションを取らなければなりません。

口下手な人だとどうしても患者さんが接しにくくなってしまうからです。

また日々の仕事の中でトークスキルも磨かれ、話をするのが上手な方が多いです。

たくさんの人と話をすることもあって様々な知識を持っているので、会話も弾みやすいです。

3. 普段の生活の中で見せるさりげない優しさ

理学療法士は、毎日の仕事の中でリハビリが必要な方と触れ合っています。

そのため患者さんが今どのようなことを不安に感じているのか、どのようなサポートをして欲しいのかを感じ取るために目を光らせています。

したがって他人に対する気遣いのできる人が多いとも言えるでしょう。

夫婦生活を送る中でも、旦那さんの優しさを感じる場面が増えれば、円満な結婚生活を望めますね。

4. 親に紹介した時に認めてもらえる可能性が高い

娘がどんな彼氏を結婚したい相手として連れてくるかは、親にとってとても気になる点。

もし自分が信頼できないと感じる人を連れてこられても、なかなか納得できません。

そこで理学療法士は国家資格が必要な職業ということもあり、周りからの信頼度が高いといえるでしょう。

また将来的な需要も期待できる職業なので、結婚を認めてもらえる可能性が高いですね。

ただ、理学療法士についてよく知らない人もいるので、どのような仕事なのかをきちんと説明する必要はあるでしょう。

将来的に需要が期待できる点なども含めて、説明すると安心してもらえますよ。

5. 専門家だからこそ活躍の場が広い

リハビリに関する職業というと活躍の場としては病院やクリニック、介護の現場を想像しますが、理学療法士はスポーツ分野での活躍も期待できます。

これはスポーツによる疲労やケガの回復にも役立つ知識を持っているためです。

そのためスポーツチーム専門の理学療法士として活躍している方も。

さらに教員としての理学療法士なども増えており、力次第で様々な場所で活躍できるのが魅力と言えます。

安定した生活を送るためにも、多彩なシーンで活躍できる旦那さんがいると安心ですね。

理学療法士と結婚したら覚悟すべき3つのデメリット

理学療法士と結婚した場合に感じやすいデメリットがあります。

実際に、その気になる3つ見ていきましょう。

1. 平均的な収入は高いとはいえない

医療に関係する仕事ということもあり、かなりの高収入が期待できるのでは?と考えていた方もいるはず。

しかし理学療法士の平均的な収入を見てみると300万~400万程度となっているため、それほど高収入とは言えないでしょう。

また職場によっては1,000円ほどの昇給が一般的で、上がらない年もあります。

これくらいの収入だと、なかなか奥さんは専業主婦になれません。

結婚後に専業主婦を考えていた方は、共働きについて検討していく必要があるでしょう。

ただ、先述したように重要は伸びている傾向があるので、今後稼げる職業になっていく可能性もあります。

2. 力仕事なので疲れやすく、体を痛める可能性がある

理学療法士はリハビリをサポートする仕事です。

患者さんの体を支えたりすることも多いのですが、その中で腰を痛めてしまったり、疲れを溜め込んでしまう方がいます。

休みの日は体力の回復にあてるため、出かける体力が残っていない方も多いです。

疲れを溜め込んでしまっては仕事もできないので、体力回復のために奥さんとしてしっかり栄養をバランスの整った料理を作るなど、気遣いも必要になるでしょう。

3. 職場に女性が多いから浮気の心配も

理学療法士の男女比について見てみると、

  • 男性…5万6,000人
  • 女性…3万5,000人

など、その比率は半々となっています。

男性の方が多い職種ではありますが、近年では女性の理学療法士も増えています。

この傾向はさらに高まっていく可能性もあるので、職場で女性が多いと不安に感じてしまう女性はしっかり浮気対策をとっておきましょう。

理学療法士の妻は「共働き」も前提に考えておく

これまで説明のように、理学療法士は需要が高い反面、給料が特別いいわけではありません。

しかしこの背景には、理学療法士の年齢層がポイントになっています。

理学療法士の多くはその年齢も若いので、自ずと平均年収も低い数字が出ています。

40代・50代と年齢を重ねていくうちに管理職としてキャリアアップできれば、これまで紹介した平均年収より高い額を目指すこともできるのです。

とはいえ旦那さんがまだ若い理学療法士だった場合は、夫婦2人で家計を支える必要があります。

将来的には専業主婦も難しくないにせよ、はじめから「共働きは嫌だ」と言い切るのは控えましょう。

まずは2人で幸せに過ごすためにも、お互いの働き方について話し合ってみてください。

まとめ

いかがでしたか?

理学療法士として働いている男性との結婚を検討している女性のために、医学療法士という職業の特徴や、結婚におけるメリットやデメリットなどについてご紹介しました。

記事の内容の中で重要なポイントを3つ振り返っておきましょう。

  • 理学療法士は今後の需要が期待できる
  • 医療施設だけでなく、スポーツ関連などでも活躍できる
  • 収入は極端に高いわけではないため共働きをしている家庭も多い

「理学療法士の彼との結婚についてよく考えていきたい」という方は、結婚後の生活をイメージするのにこの記事を役立ててみてくださいね。