男性と女性では結婚を考えるタイミングやきっかけが違います。
これを理解していないとまだ結婚に前向きになれていない彼にプレッシャーをかけてしまったり、必要以上にモヤモヤしてしまうかもしれません。
そこで、長年付き合っているのになかなか結婚に進めないと悩んでいる女性のために、男女の気持ちと結婚との関係についてご紹介しましょう。
女性側も男性の気持ちをしっかり理解し、彼が結婚を意識できるタイミングがあったらそれを見逃さないことも大切ではないでしょうか。
ただ一方的に結婚を求めるような関係ではうまくいかないことも多いので、女性に知っておいてほしいポイントをご紹介するので参考にしてみてください。
男性が思う「結婚したい!」瞬間
長く付き合っている彼氏がいるけれど、なかなか結婚まで話が進まない。
彼は結婚に対して、どんな意識を持っているのかな?と思っている女性のために、男性と結婚意識についてご紹介します。
男性がどんな時に女性との結婚を意識するのか?を理解しておけば、そのタイミングを自分で作り出すこともできるでしょう。
あなたのふとした行動も彼に見られているかもしれません。
彼女の「家庭的」な一面を見て一緒に暮らせると思ったとき
妻となる女性に何を求めるかは男性によって違いますが、やはり家庭的であるかどうかは大きなポイントになります。
そのため、女性に家庭的な能力を求めることも多いんです。
例えば、彼女が一緒にいる中で何気ない家庭的な一面を見せた時、結婚してからのことを連想する男性も多いよう。
反対に、全く家庭的な一面が見えないようだと、「この子と結婚して本当に大丈夫かな…」と、不安になってしまいます。
彼氏が家に遊びに来た時に、少し手の込んだ料理を振る舞ってみるのもおすすめですよ。
男性からみた家庭的な女性
他にも、一緒にどこかに食事に行った時、彼が乱雑に脱ぎ捨てたコートをさりげなくハンガーにかけたり、面倒見がいい女性も男性から見ると家庭的に見えます。
それから、お金の管理がしっかりできている倹約家な一面を見て家庭的だと感じる男性もいるみたいなので、そういったポイントをアピールしてみましょう。
子供と楽しそうに遊ぶ姿を見たとき
子供と楽しそうに遊んでいる姿を見ると、「この子と結婚したら将来はこんな感じかな」と、彼女と結婚した未来のことを明確に想像できるようになります。
特に子供好きの男性の場合、かなりグッとくるのではないでしょうか。
例えば、
- 一緒に買い物に行った先で迷子を見つけ、優しく声をかけてサービスカウンターに連れて行く
- 親戚の子どもと楽しそうに遊んでいる姿
などを見ると彼女に母性を感じ、結婚を強く意識する男性がたくさんいます。
子供嫌いの女性も少なくありませんが、彼氏の前ではあまりそういった一面を見せないほうがいいかもしれませんね。
子供に対して明らかに態度が悪くなる女性よりも、ニコニコ笑顔で接することができる女性の方が魅力的です。
お互い自立しながらも愛し合っていると実感できたとき
女性の中には、結婚して男性に支えてもらいたいと考えている方もいるでしょう。
ですが、お互いに支え合いたいと思っている男性が多いのも事実。
明らかに自分に依存されていると感じた場合、結婚をためらってしまう男性もいるはずです。
男性側の給料がかなり高かったとしても、女性側が自立できていないと何かと苦労するのは目に見えています。
やはりきちんと自立できている女性が相手だったほうが結婚も意識しやすいでしょう。
例えば、
- 困ったことがあるとすぐに親に電話する人や周りに頼ってばかりいる人
- 無駄遣いばかりで貯金が一切ない人
などは少し不安になる可能性が高いです。
きちんと自立ができていれば、「結婚した後もお互いの生活が安定するな」と安心してもらえるはず。
将来を考えて適齢期だと感じたとき
年齢的な問題で結婚を意識し出す男性も多いです。
例えば、40歳男性の場合、子供を大学まで上げるとなれば子供が23歳のときに男性は63歳ですよね。
何歳で定年退職するかは人によって違いますが、50歳になってから結構した場合、子供が23歳になる時には自分は73歳。
バリバリで現役で働くのはなかなか難しくなる年齢といえるのではないでしょうか…。
こういった理由もあり、多くの男性は40歳までには結婚したいと考えているようです。
もちろん、働く体力のことなどを考えると早いほうがいいですよね。
ただ、そういった将来のことまで深く考えていない男性もいます。
彼に結婚を意識してもらいたいのであれば、年齢の一例を挙げてみると、彼もハッとするかもしれませんね。
彼のちょっとした仕草も実は「幸せのカギ」
いつもと違う彼の仕草があった場合、もしかしたら結婚を意識しだしたサインかもしれません。
結婚を待ち望んでいた女性からすれば、その時がチャンスだともいえるでしょう。
その時にうまくタイミングを合わせて、彼が更に結婚を前向きに考えられるような状況に持っていくと結婚できる可能性もアップすると思いませんか。
チェックしておきたい彼の仕草や、気になる行動、変化についてご紹介します。
「将来」の話を頻繁に話してくれる
彼が妙に将来の話をしてくる場合、無意識のうちに結婚を意識しているのかもしれません。
例えば、すてきな家の前を通りかかった時に「将来はこんな家に住みたいな」とか、公園で走り回っている子供を見て「子供は○人欲しいんだよね」なんて言葉が出てきたら期待しても良いでしょう。
結婚を考えていない人の場合、例えばこういった会話が女性側から出てきた時には別の話に逸らしがちです。
そうではなく、自分から将来の話を振ってくる場合、彼女との結婚を本気で考えている証拠だといえます。
女性の側から将来の話をした時に、感触が良かった場合も期待できますね。
ただ、あまり女性から将来の話をガツガツ言われると負担になるので、この点は注意が必要です。
記念日など節目の時期にいつもと違う所へ
付き合い始めて○周年、またはクリスマスやお互いの誕生日などに彼からいつも行かないようなところにデートに誘われた場合、プロポーズが持っている可能性も高いです。
男性は何かとロマンチックにプロポーズしたくなるもの。
いつもは近所のファミレスや居酒屋で食事するのに高級レストランを予約してくれたり、一度も行ったことがないような夜景がキレイに見えるスポットなどに誘われればかなり確率が高いでしょう。
ただ、プロポーズは関係なしにたまたまそこに行きたいだけだった可能性もゼロではないです。
「絶対に今日プロポーズされるはず!」と期待していると、プロポーズされなかったときの落胆が大きくなってしまうので、「もしかしたら…」くらいに考えておくと言いかもしれませんね。
彼の仕事状況に変化が訪れたとき
仕事の状況に何か変化があった時というのも男性が結婚を意識するタイミングです。
例えば、離れた地に転勤することが決まってしまい、なかなか彼女と会えない距離に。
こういった状況の変化があった場合、「思い切ってプロポーズをして転勤先に一緒についてきて欲しい」と考える男性もいます。
男性にとっての金銭問題
他にも、結構したとの生活を考えていたものの、今の給料ではうまく彼女を支えることができないな…と思っていた男性もいるでしょう。
お金の問題は結婚を踏みとどまらせる大きな原因になってしまいます。
ただ、このような状況で彼氏が昇給してお金の問題が解決された場合、結婚を踏みとどまる理由がなくなるので、一気に気持ちに火がつくことも。
彼の仕事に何か変化があった場合、それがきっかけとなって結婚への意識も変化するかもしれません。
男女のズレに要注意!行動は慎重に
「私が結婚したいと思っているんだから、彼もそう思っているはず」と考えると失敗します。
なぜなら、男性と女性では結婚に対する意識が違うから。大切なのは男女のズレについてしっかり理解しておくことだと思います。
自分の意見を通そうと思うと失敗する可能性もあるので、何か行動をするときは慎重に考えたほうがいいですね。
「私はこんなに結婚に対して前向きなのに、彼が全然結婚を意識してくれない」と悩んでいる方も次のポイントをチェックしてみてください。
結婚を意識する年齢
男性の結婚を意識する年齢は、女性に比べるとそれほど若くありません。
女性の場合、出産のことも考えるとできれば30歳までには結構したいと考えていることが多いようです。
35歳以上で初産となると高齢出産に該当するわけなのでこの気持ちもわかります。
結婚に対しての責任感
ただ、男性の場合は「まともに結婚を考えるのは32歳を過ぎてからでいいや」と考える人が多いんです。
やっぱり、結婚をするといろいろな責任が出てきますよね。
それに男性の場合、自分が出産をするわけではないので、どうしても「そのうち…」と考えてしまいがちだといえるかもしれません。
この問題はなかなか難しいところだといえるでしょう。
できるだけ早く結婚したい女性と、もう少し結婚に縛られたくない男性。
だからといって女性側があまりにも焦って迫ってしまうと男性にとって負担になります。
自分の気持ちを押し付けるのではなく、冷静に話し合いができるように場を設けてみましょう。
結婚への重み
彼に結婚の意思を確認したところ、「好きだけどまだ結婚できない」と言われたことがある女性は少なくないようです。
女性側からすれば、「え?なんで?」となりますよね。
これが原因で彼への不信感が募り、最終的にうまくいかなくなってしまうことも…。
ですが、男性側の事情も察してあげましょう。
例えば、経済的に自立できていない立場にある場合、何も考えずに結婚をして女性を苦しませるわけにはいきません。
「家族を支える自信がないから結婚に踏み切れない=将来のことをきちんと考えてくれている」ともいえるでしょう。
ただ、中には経済的な問題を理由にして結婚への重みから逃げている男性もいます。
経済的な問題を挙げているのに収入アップの努力をしていない男性は注意です。
女性側も彼氏に頼りきりになるのではなく、自分も協力して家計を支える意思をみせると男性側のプレッシャーも少なくなり、結婚を前向きに考えられるようになるかもしれませんよ。
まとめ
結婚をしたい女性と、なかなか結婚に踏み切れない男性の心理についてご紹介しました。
ですが、大好きな女性だった場合、男性側も少なからず結婚を意識しているはずです。
男性が結婚を考えるタイミングをまとめると
- 彼女の家庭的な一面をみて、彼女との将来が想像できたとき
- お互いに自立しているのを感じ、将来に安心できたとき
- 仕事も落ち着き、そろそろ適齢期だと感じたとき
どうしても男性中心のタイミングになりがちですが、彼女の努力次第で、彼が「結婚したいかも・・!」と思う時期が早まることだってあります。
男女で気持ちにすれ違いが発生すると、それが原因で気持ちが冷めてしまうこともあるかもしれません。
そうならないためにも
- 結婚を望んでいる女性は焦りすぎないこと
- 男性が結婚に感じている不安な気持ちを理解してあげること
が大切なポイントとなります。
ただ、男性の気持ちを尊重しすぎて自分が不満を募らせるのは最良の方法とはいえないでしょう。
結婚は二人の意思でするものなので、お互いに納得できる結果が出せるようにしっかり話し合ってみるのもおすすめですよ。