酪農家というと、ほとんどの生活の中ではあまり接点がない存在だといえるのではないでしょうか。

そのため、結婚した先のイメージが湧かずに悩んでいる方もいるはず。

「彼が酪農家なんだけど結婚して幸せになれそう?」
「酪農家として働いている人と結婚したい!どこで出会える?」

といった疑問が想っている女性のために、酪農家と結婚すると妻としてどのように生活していくことになるのか、年収やメリット、デメリットなどについてご紹介します。

この記事を読むことによって酪農を生業にしている人と結婚した先の生活が想像しやすくなるので、参考にしてみてくださいね。

酪農家の仕事内容を確認しておこう

酪農家との結婚に興味があるのなら、彼がどんなような仕事をしている人なのかしっかり把握しておきましょう。

基本は、乳牛を飼育し、生乳を生産する職業となります。

他に、牛の餌となるための牧草を生産したり、生乳を使って様々な乳製品の生産を行う方も。

彼の実家が酪農を営んでいている場合、家族経営をしている可能性が高いでしょう。

そのため酪農家の男性と結婚すると、妻として牛を育てる職業を手伝わなければならないはずです。

酪農家の1日のスケジュールも要チェック

お手伝いしなければならない可能性を考えると、どのような生活をしていくのか気になりますよね。

毎日のスケジュールをチェックしてみると、次のような形なります。

  • 5:00~ えさやりと搾乳、牛舎の掃除
  • 12:00~ 昼休み
  • 15:00~ 使用する機械のメンテナンスや飼料の配合・寝藁敷き
  • 18:00~ えさやり、搾乳

上記4つのほかに、乳製品の開発なども行っている場合は別途時間を作ることになります。

これらの仕事がすべて終わるのは、21時頃になるでしょう。

そのため朝が早く、夜は遅くまで働く仕事になります。

酪農家の男性と結婚したら期待できる6つのメリット

酪農家の男性と結婚した場合に感じるメリットは何なのでしょうか。

酪農の仕事を手伝っていくと仮定し、3つご紹介します。

1. 牛の世話を楽しめる

動物の世話をするのが好きな方にとって、毎日牛と触れ合えるのは楽しみでもあるはず。

仕事内容はハードではありますが、だからこそやりがいを感じられるという方も多いです。

慣れるまでは大変ですが、旦那さんが隣でサポートしてくれれば安心ですね。

2. 旦那さんと過ごす時間が長い

酪農家の仕事は夫婦で担当する作業も多く、2人で過ごす時間が長くなります。

旦那さんが一般的な会社に勤めている場合は帰宅してからでなければ一緒にいられませんが、酪農家の妻になれば旦那さんとコミュニケーションをとる機会も多いでしょう。

3. 楽しめるポイントがいろいろある

乳製品を製造している酪農家に嫁入りする場合、自分で商品を開発することも不可能ではありません。

お客さんから評価される商品を開発したり、現在すでに発売している商品を改良するなど、牛の世話以外にも様々な楽しめるポイントがあります。

4. 家族との絆が深まる

農業という仕事は、自分で考え何事も行動に移すことが大切です。

そのため家族経営の酪農家では、家族でアイデアを出し合いながら、協力して仕事を進める必要もあります。

そこで奥さんはもちろん、将来的に子どもが出来たときに家族一体で自分たちの意見を出し合い、納得した形で家計を支えることができます。

その結果、家族の絆が深まりやすいとも考えられるでしょう。

5. 結婚した時に快く歓迎される

前述したように、酪農家は家族経営のケースが多いです。

そこで相手のご両親と一緒に暮らすことを考えると、憂鬱な気持ちになる女性もいますよね。

しかし農家では「嫁にきてもらえるだけで有難い」と歓迎されるケースが多いです。

なかなか酪農家の嫁として嫁ぐ女性が少ないのが現状なので、その分祝福と歓迎をおおいに受けることができるでしょう。

6. 新しい環境で心機一転できる

酪農家と結婚すると、広大な自然あふる大地の生活に変化するので、人生における大きな新規一点になるでしょう。

都会のように、周りの目を気にしたり、他人の価値観に合わせることなく、自由に過ごせます。

これまでの生活で都会の暮らしに疲れてしまった女性にとっては、酪農家との結婚で心を休ませるきっかけになりますよ。

酪農家の男性と結婚したら覚悟すべき7つのデメリット

酪農家として仕事をしている男性と結婚するデメリットはどのような点なのでしょうか。
7つみていきます。

1. 牛の世話をしなければならない

そもそも牛のように、大きな生き物が苦手という女性もいるのではないでしょうか。

メリットであげたように、楽しみながら愛情をもって育てられるようなら良いのですが、いやいや仕事をする環境にると毎日の生活がストレスです。

また牛舎は臭うため、糞を掃除するのが汚いと感じてしまう方もいるでしょう。

2. 真夜中に仕事をすることも

酪農家の仕事は、牛中心です。

例えば、真夜中に出産しそうな牛がいる場合はついていなければなりません。

そして病気になってしまった場合も、すぐに対応が必要です。

そのため深夜の勤務が続いてしまうようなことも多いので、その点も認識しておきましょう。

3. 朝早く起きなければならない

朝早く起きて搾乳をしなければなりません。

その際にえさやりと牛舎の掃除も行うので、朝は暗いうちから起きる必要があります。

仕事前に朝食をとるのなら、3時起き、4時起きといったこともあるでしょう。

ほとんどの方は搾乳が終わってから朝食をとっているようですが、このあたりは旦那さんにいつものスケジュールを確認してみなければわかりません。

早起きが苦手な方にとって大きな問題になることもあります。

ただ毎日早起きしていれば慣れるものなので、生活リズムが落ち着くまでのデメリットですね。

4. 休みを取りにくい

会社とは違い、牛の世話は休むわけにはいきません。

そのため自由に休みを取るのは難しく、少ない人数で回している場合は、旅行の計画を立てるのも難しくなるでしょう。

ゴールデンウィークなどの大型連休の場合も同じです。

5. 収入面で不安がある

後ほど詳しくご紹介しますが、収入が多い職業とはいえません。

乳製品の開発などで大当たりすることもありますが、収入の面で不満を感じる方が多いです。

6. 一緒にいる時間が長すぎる

メリットの項目でも触れましたが、同じ仕事をしている以上、一緒に過ごす時間は長いです。

大好きな人でも、あまり長時間側にいると疲れてしまうと感じる方もいるはず。

一人で気が休まる時間も少なく、気持ちが落ち込んでしまう方もいます。

7. 両親との同居が大前提

家族で代々酪農家をしている男性と結婚をするのなら、その男性の家に入ることになります。

つまり結婚したらすぐに、彼の両親と同居することになるということ。

相性がよければ楽しく仕事ができますが、万が一合わなかった場合に辛い生活を送ることになってしまいます。

酪農家と結婚する上でおさえておきたい収入面

酪農家の仕事は、大変な作業が多いです。

日中はある程度休める時間もありますが、特に夏場などは昼の時間帯に牧草を刈る作業などもあり、昼夜働き詰めになってしまうことも少なくありません。

その労力に見合った収入が得られるのなら良いのですが、収入に悩んでいる方が多いのです。

実際に年収300万円未満という方も多く、500万円以上の年収を得られている方は少ないといえます。

収入を伸ばすにはお金が必要

酪農家の収入を伸ばすためには、牛の数を増やすなどの投資が必要です。

そのため多大な費用の準備が必要になるでしょう。

また事業を拡大するにしても、経営が軌道に乗るまでは大変な生活をすることも多いです。

酪農家の男性と出会うならインターネットがおすすめ

街中で偶然の出会いを探すのは難しいですし、牛舎に直接出会い探しに行くわけにもいきませんよね。

近年は地域おこしの一環として、酪農家男性と出会えるイベントを開催しているところもあります。

そういったものもうまく活用してみてはどうでしょうか。

ただ理想の男性がいるとは限りませんし、できればもっと手軽に出会い探しに挑戦したいと考えている方が多いはず。

その場合はインターネットから活用できる婚活サイトを役立ててみるのがおすすめです。

ある程度相手の年収や人柄もチェックした上で関係を深めていくことができるので、好みの男性と出会える確率もぐっと上がりますね。

まとめ

いかがでしたか?

酪農家の男性との結婚について考えている方のために、結婚後の生活や収入などについてご紹介しました。

記事の内容を振り返ると、おさえておきたいのは次の3つとなります。

  • 牛の世話は大変
  • 収入面では余裕がないケースが多い
  • 農家の生活が合えば毎日楽しめる

「酪農家男性との結婚についてよく知りたい」という方は、この記事を参考にしながらメリットやデメリットをしっかりおさえた上で検討してみてくださいね。