漁師という職業は男らしく、かっこいいイメージがありますよね。
ですが、結婚となると少し心配になってしまう方もいるのではないでしょうか。
「漁師の妻としてどのような生活をすることになるの?」
「収入や生活のリズムなどが知りたい」
そういった女性のために、漁師と結婚するメリットやデメリット、結婚後に変化する生活についてご紹介します。
この記事を読むことによって円満な結婚生活を送っていくためのポイントが分かるので、参考にしてみてくださいね。
漁師の働き方は2種類
まずは漁師の仕事について全く知らないという方のために、基本からおさえていきましょう。
結婚してから「こんな仕事だと思わなかった」と感じないためにも、重要なことだと言えますね。
漁師の働きかたは、大きく分けて近海漁業と遠洋漁業の2種類です。
このうち、どちらに該当するのかによって妻としての支え方も変わってきますし、ライフスタイルも変わることになるでしょう。
近海漁業
早い時間帯から漁に出かけ、日帰りの漁を行う働き方です。
結婚した後は、旦那さんが家を出ていく前に起きて、準備を手伝ったりする必要も出てくるでしょう。
また、かなり暗いうちから漁に出る方の場合、朝方というよりも真夜中に出発することもあります。
遠洋漁業に比べると収入は低めで、年収だいたい300万円~400万円が平均です。
こちらは小さな船で一人、または数人程度で妙に出る形となっているため、近海漁業で生計を立てている人と結婚をすると、一緒に漁に出るなど、サポートを求められることもあります。
釣った魚は市場などに持っていかなければなりませんし、干物にするものがあれば奥さんがその仕事を担当することが多いです。
現在仕事をしている女性は、仕事を辞めなければならない可能性が高いので、結婚前に確認しておいてくださいね。
遠洋漁業
大型船に乗り、数週間から数か月間漁に出る働き方です。
近海漁業に比べると年収は高く、600万円~800万円ほどになります。
これはその他の職種と比較してみても高収入だといえるでしょう。
専業主婦になるためには600万円以上の年収が必要とされているので、遠洋漁業で働く旦那さんがいれば、専業主婦になることも不可能ではありません。
遠洋漁業の場合は、旦那さんが数ヶ月にわたって家に帰ってきませんが、仕分けなどの作業は船員で行うため、奥さんが海に出て手伝うような仕事は特にないのが特徴です。
近海漁業の漁師と結婚するメリット・デメリット
日帰りで漁を行う近海漁業漁師の男性と結婚するメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
夫婦で協力しながら生計を立てていくことになるので、連帯感が生まれやすいです。
また売り物にならない小魚などを持ち帰ってくることも多いので、新鮮な魚を食べられるもの大きなメリットでしょう。
そして近場で収穫できる魚の中には、カニ・鯛・サンゴなど、高く売れ収穫物も。
こうした魚介類などを豊富に収穫することができれば、日々の経済状況の余裕へと導くことができるでしょう。
デメリット
基本的に、奥さんは旦那旦那の仕事を手伝う必要があります。
そのため旦那さんの生活習慣に合わせる必要があり、魚介類などの生臭さが染みついてしまうこともあるでしょう。
最大のデメリットは、収入が不安定になる可能性があるということ。
うまく魚が釣れなかったりするとその日の収入がゼロになってしまう可能性もあるのです。
遠洋漁業の漁師と結婚するメリット・デメリット
大型船で数ヶ月間にわたり漁を行う遠洋漁業漁師の男性と結婚するメリットとデメリットについてもご紹介します。
旦那さんが一年に数回、数か月単位で留守にするのがメリットでもありデメリットでもあります。
メリット
最大のメリットは、何よりもその収入面です。
一般のサラリーマンの平均年収450万を上回る600万~800万程度になるので、家庭の経済状況にも余裕を持てるでしょう。
また仕事柄1ヵ月に1回程度しか会えないため、無事に帰宅してきたときに夫婦の絆がより深まります。
長い夫婦生活の中でも一緒にいられる時間が限られていることから寂しく思う反面、常に新鮮な気持ちで夫婦関係を継続することができるでしょう。
大変な仕事だからこそ、妻の支えや旦那さんの頑張りによって、より信頼関係の強い家族を築くことができます。
デメリット
旦那さんが長期間にわたっていないため、家の中のことは自分で全て担当しなければなりません。
また子どもができると子育ては8割以上奥さんの役目になりるため、ストレスを感じてしまう人も多いでしょう。
そして常に一緒にいる近海漁業の漁師さんと違い、遠洋漁師として働いている男性は奥さんの目が届きません。
数日休むために立ち寄った港で漁師仲間と遊びにいったお店の店員を仲良くなってしまい、それが浮気に繋がってしまうケースもあります。
漁師として働く男性の支え方
漁師として仕事をしている男性と結婚し、そばでサポートしていくためにはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
近海漁業の支え方
嫌な顔をせずに側で支えてくれる女性が好まれます。
生活の時間は不規則ではありますが、自分が漁に出るタイミングで隣で奥さんが寝ていたりすると寂しいですよね。
漁に同行しない場合でも早起きし、朝食を出してあげられるような女性が魅力的に映るでしょう。
また、近海漁業で使う船はあまり大型ではないため、少し天候が悪くなるだけでも漁に出られなくなることがあります。
時期によっては連日漁に出られず収入も少なくなってしまうことがありますが、そういった場面でも嫌な顔をすることなく支えましょう。
遠洋漁業の支え方
数か月間家を留守にする仕事なので、その間しっかり家を守ってくれる女性を求めています。
例えば、しばらく留守にして家に帰ったところ、とにかく散らかっていて足の踏み場もないような状態になっていた…ということではアウトです。
また遠洋漁業の種類によっては、数か月間家を留守にして仕事に出たら、帰宅後数か月間今度は毎日家にいる方もいます。
しばらくいなかった旦那さんが毎日いると少し邪魔に感じてしまう方もいるようですが、そういったときも優しく接せる人だと理想的ですね。
漁師と出会いたい女性は結婚相談所が役に立つ!
将来的に漁師の妻になりたいと考えているけれど、どこで出会えばいいのかわからない人もいるでしょう。
自分が釣りをするタイプなら海に足を運んでそこで出会った漁師さんに声をかけてみる方法もありますが、難しいですよね。
そこで結婚相談所などを役立ててみましょう。
漁師の職場は男性ばかりなので、女性との出会いがなく、悩んでいる方も多いです。
そのため結婚相談所を役立てている方も多いでしょう。
漁師は収入が不安定なこともあり、結婚相手の職業としてはそれほど人気があるわけではないので、ライバルが少ないことも期待できるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
漁師の男性と結婚した場合のライフスタイルやメリット、デメリットなどについてご紹介しました。
記事のポイントをおさらいすると、次の3つです。
- 漁師の働き方には近海漁業・遠洋漁業などがある
- 働き方によっては高収入も期待できる
- 支えてくれる存在が求められる
「漁師と結婚したらどうなるのかポイントをおさえておきたい」という方は、この記事を参考にして将来のことを想像してみてくださいね。