何かとデメリットばかり取り上げられることが多いのが農家の男性との結婚です。
そういった男性と付き合っている女性の中には、
「結婚したら何かと大変そう…」
「メリットやデメリットが知りたい」
と考えている方もいるでしょう。
そこで、農家の男性と結婚した場合の生活や、結婚前におさえておきたい注意点などについてご紹介します。
この記事を読むことによって農家の嫁としてやっていけるのかが判断しやすくなるので、参考にしてみてくださいね。
農家といっても様々な働き方がある
農家の男性は、その暮らし方によっと働き方が変わります。
たとえば「農業だけを行っている専業農家」「他の仕事も掛け持ちする兼業農家」などによっても違いがありますよね。
そして育てている物によっても、仕事の開始時間や終了時間、忙しさなども変わってくるのです。
彼がどのような形の農業をしているのか?結婚前によく話を聞いてみてくださいね。
長男なら実家を継ぐことが多い
付き合っている男性が農家の長男になると、その絵いを継ぐ可能性も高いです。
農業の後継者は年々と減っており、ご両親の高齢化で土地が余っている状態になってしまします。
そのため元々サラリーマンだった男性が脱サラして田舎に帰り、実家の農家を継ぐというケースもあります。
今記事では、こうした状況下をイメージした結婚生活について紹介していきます。
農家の男性と結婚したら期待できる5つのメリット
農家の男性と結婚することを検討しているのなら、次の5つのメリットを感じられる可能性が高いです。
1. サラリーマンの平均年収を上回ることもある
農家と聞くと、一見年収が低いイメージを持っている女性も多いでしょう。
一般的なサラリーマンの年収は450万円程度と言われていますが、実際に農家の平均年収をみると以下のとおりになります。
- 兼業農家…平均500万全前後
- 専業農家…平均600万円前後
また家族全体で農家を営んでいる人の中には、年収1000万を越えるケースも。
北海道などの広大な土地を確保できる農家の場合は、このようにサラリーマンの年収をはるかに超える額に及びます。
2. 健康的な生活を手に入れられる
仕事をしている女性の中には、デスクワークで毎日パソコンと睨めっこ人も多いでしょう。
また日々の残業など、忙しい毎日の中で思うように休息が取れず、ストレスを溜めてしまうことも多いですよね。
そこで農家に嫁ぐことにより、いままでの生活も180度変化します。
妻として農業に参加するシーンもあるため、以下のように健康的な生活を送ることもできるのです。
- 早寝早起きができる
- 適度に体を動かすことができる
- 新鮮な食材を堪能できる
- 閉塞的なオフィス環境から解放される
このように都会の生活では実現できない健康的な生活を送れるため、心も自ずと健康になります。
また農家の手伝いは身内ばかりなので、気を遣うことなくのびのび作業ができるので、ストレス軽減にもつながるでしょう。
3. 子育てしやすい環境
近年のニュースでは、都心の待機児童問題など多く取り上げられおり、子育てが難しく感じることも。
しかし農家を営む地域になると、少子高齢化により子どもが不足しているため、保育園や幼稚園などの入れないといった事態は少ないです。
また地域によっては、子どもを増やすために子育て支援制度を充実させているケースもあります。
このように農家を営む地域は、子育て世代に優しい環境が整っているので、将来的にも安心できると言えるでしょう。
4. 「やりがい・達成感・安心感」を味わえる
これまで説明のように、農家に嫁ぐと妻として作業を手伝う場面も増えてくるでしょう。
いろんな野菜や果物といった作物を育ていく中で、その成長過程にやりがいを感じることもできますよ。
また自分の育てた食物を収穫する際は、苦労して育てたことへの達成感も。
さらに食の安全性が問題視されている今の時代に、自分たちの手で作ったものを調理して食べられる安心感を得られることができます。
5. 地域の人と支え合いながら暮らせる
農家のある地域は、人とのコミュニケーションが密接になっているケースが多いです。
都会生活に慣れている女性の中には、「ご近所付き合いとか面倒なんじゃないの?」とネックに感じる人もいるでしょう。
しかし農家に嫁いだ女性や田舎に越した人の多くは、その触れ合いの中で得るものが多いという声もあります。
特に子育て世代は、地域の人が一体になって子どもを見守ってくれることも。
都会のような個々の生活スタイルが独立する環境では、気楽な一方で周りの環境が見えづらく不安に感じることもあります。
しかし農家を営めるような地域は基本的にオープンなので、「周りの状況が見える」とういう安心感があるでしょう。
農家の男性と結婚したら覚悟したい3つのデメリット
メリットについてご紹介してきましたが、農家男性との結婚は何かとデメリットも多いです。
次の3つに悩んでいる方が多いのでおさえておきましょう。
1. 旦那さんの両親と同居するケースが多い
農業を専業としている場合、相手のご家族と同居が当たり前になるケースが多いです。
そのため結婚後は2人だけの結婚生活を楽しむ間もなく、義両親との同居生活がスタートしてしまうケースも多いでしょう。
「結婚したらマイホームを購入して…」といった夢を持つ女性にとってはネックに感じる部分も。
そのため同居については、結婚前にしっかりと相談しておきましょう。
2. 都会の生活に比べて生活が不便
これまで都心での生活に慣れている女性にとって、田舎の農家に嫁ぐことではじめのうちは不便に感じることも。
- 電車がほとんど入っていない
- コンビニが遠い
- 基本的に車がないと不便
- 夜遅くまで遊べる娯楽施設が少ない
など、上記のようなケースも多いです。
これまで利便性のいい都心の生活に馴染んでいる女性にとっては、環境に慣れるまで不便を感じやすいと言えます。
3. 天災や災害によって大きく収入が左右される
メリットでも説明したように、農家はサラリーマンの年収を上回るケースもあります。
その一方、天候や災害に左右されやすい職業なので、必ずしも安定した収入を得られるとは言い切れません。
天候に恵まれない日が続くと思うように収穫を得られず、売上にも響いてしまいます。
そして災害が起こった日には、農家の修繕費用に莫大な負担がかかることも。
こればかりは自分たちでどうにもできない部分なので、何かあったときのためにも貯金を徹底しましょう。
結婚後のトラブルを避けるために
結婚後は彼の実家に入る可能性が高そうなら、実際に籍を入れる前にその生活を体験してみるのがおすすめです。
その中で農業を手伝ってみたり、ご両親とよく話をしてみましょう。
すると、自分に合いそうかどうかが判断しやすくなります。
彼から話を聞いてみるのと、自分で体験してみるのとでは感じ方が全く異なるので、体験した上で結婚を具体的に検討していきたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
農家の男性と結婚した場合のメリットやデメリット、事前におさえておきたいポイントなどについてご紹介しました。
記事の内容を振り返ると、おさえておきたいのは次の3点です。
- 農業で大成功を収めている人の中には高収入の男性もいる
- メリットもあるがデメリットも大きい
- 両親と同居するのか?実家は田舎か?によって感じることも変わる
「農家で働く彼との結婚について慎重に考えたい」という方は、この記事を参考にして結婚後の生活をイメージしてみてくださいね。