付き合っている彼氏が消防士として働いていて結婚も考えている場合、結婚後の生活をしっかり想像していきたいですよね。

ですが

「消防士と結婚して良い事や困ることはないの?」
「どんな生活を送ることになるのかある程度おさえておきたい」

といった方もいるはず。

そこで、消防士として働いている男性と結婚した場合のメリットやデメリット、結婚後の生活で予想される特徴などについてご紹介します。

この記事を読むことによって彼との結婚について具体的に考えられるようになるので、参考にしてみてくださいね。

消防士という職業について理解する

まずは、消防士がどのような仕事なのか理解しておくと、彼の仕事内容が把握できます。

消防士といえば、火事が発生した時に出動して消火活動を行う仕事ですよね。

ですが、それだけではありません。

例えば、以下の3つも消防士の重要な仕事です。

  • 救助活動
  • 救急活動
  • 火事の予防

出勤したら火事が発生するまでただ座っているわけではありません。

けが人の元へ向かって救急救命処置や病院への搬送行う救急活動、事故や災害現場での救助活動、消火設備の点検をするなどの火災予防活動も消防士が担当します。

消防士との結婚生活で確認しておきたい3つのポイント

消防士として働いている彼と結婚したらどのような生活になるのでしょうか。

ここでは、結婚を決断する前に知っておきたい3つのポイントを確認していきましょう。

1. 生活リズム

消防士の生活リズムについてもよく理解しておきましょう。

ポイントになるのは、勤務時間がとても不規則な仕事だということ。

勤務体系は職場によって異なりますが、24時間勤務の2交代や3交代といった形が多く、日勤と当番、非番といったものを組み合わせた勤務体制となります。

1週間の平均的な勤務時間は約40時間となっていますが、結婚したばかりのうちは勤務時間とスケジュールがよく把握できずに苦戦してしまう方もいるようです。

24時間勤務した後の明けの日にあたる非番などは飲酒や遠出を制限される方もいるので、こういったこともよく話を聞いて理解しておきたいですね。

2. 年収は約700万円程度

気になる収入についてですが、消防士の平均的な年収は約700万円程度となっています。

これはかなり高額だといえるのではないでしょうか。

その理由として挙げられるのが、「特殊勤務手当」と呼ばれるものです。

これは、家事や災害に関する出勤があった際に支払われる手当のことで、危険な現場に行くことが多ければその分収入も増えるといえます。

その分心配も増えてしまいますが、高収入に繋がりやすい職業です。

3. 勤務形態は3日に1回出勤

休みについてはスケジュール通りに取れるところがほとんどです。

勤務形態によっても変わってきますが、だいたい3日に1回出勤するような感覚でいましょう。

その中で出勤と非番、休日を繰り返す形となります。

消防士と結婚したら期待できる5つのメリット

消防士と結婚した場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

5つご紹介します。

1. 収入が安定している

消防士は公務員です。

そのため、収入が安定しているのが特徴。

年齢が上がればその分年収も上がっていくのが消防士の魅力だといえます。

例えば、消防士として働き始めて間もない彼と結婚したとしても、将来的には収入も増え、安定した生活を送ることができるでしょう。

なお収入は学歴によって差があり、学歴の高い消防士の方が収入は多くなります。

2. 世間的に見ても評価されている職業

消防士といえば公務員であり、世間体も良いですよね。

そのため、ここも大きなメリットになります。

例えば、収入が乏しい職業についていたり、あまり世間体の良くない職業の彼はなかなか両親にも紹介しにくいはず。

消防士であれば結婚の報告をする際にスムーズに進みやすいのが特徴です。

また、結婚した後に旦那さんの職業を聞かれた際に、「消防士です」と答えられると良い肩書きになるでしょう。

3. ケガなどの緊急事態にすぐに対応できる

消防士は毎日の仕事の中で緊急性の高い現場にも直面しています。

例えば、子どもが大きなケガをしてしまった際に医療に関する知識がないとただ慌ててしまう可能性もあるでしょう。

ですが、消防士の旦那さんが近くにいてくれれば、ケガをしても応急処置をしてもらえます。

4. 体力がある

いつまでも健康的に働いてもらうためには、体力も重要です。

消防士は普段から訓練をしているため、非常に体が鍛えられています。

これにより健康的な体である方が多いので、健康面での心配は少ないというのは大きなメリットですね。

5. 家事が得意な人が多い

消防士になるためには学生時代に寮で共同生活をしなければなりません。

そのため、自分自身で様々な家事をこなしてきた経験があるため、一般的な炊事や洗濯、掃除といった家事の知識を身に付けているのです。

結婚した後に旦那さんが全く家事を手伝ってくれずに悩んでしまう女性も多いですが、消防士と結婚すればこういった心配も少なくなるでしょう。

消防士と結婚したら覚悟すべき3つのデメリット

消防士と結婚した場合に感じるデメリットはどのようなことなのでしょうか。

3つご紹介します。

1. 危険な現場で働かなければならない

最も大きなデメリットといえるのがこちらです。

例えば、消火活動をしている際に大爆発が起こってケガをしたり、最悪の場合には命を失ってしまう可能性もあります。

想像すれば分かる通り、消防士という職業は非常に危険な職業です。

何か大きな災害があった際には先頭に立って動かなければありませんし、大きなトラブルにも危険を承知で乗り込んでいく必要があります。

消防士の殉職率は約0.005%台と極端に高いわけではないのですが、安全な職場で働いている旦那さんを持っている女性に比べると、心配事が増えるはずです。

2. 給料の高さは自治体による

消防士は高収入も期待できる職業ではありますが、すべての人が高収入を得ているわけではありません。

というのも、条件によっては高収入とは言えない状況になることもあるからです。

例えば、学歴が低く、所属している自治体も総合的にみて給料が高くないようなところだった場合、なかなか収入が伸ばせないこともあります。

それからは、先述した特別手当が出る緊急出勤がない月は給料が大きく減ってしまうことがあるので、しっかりおさえておきましょう。

3. 夜に出かけることが多い

消防士の中には休みの日はほとんど飲み会に出かけている人もいます。

というのも、消防士はチームワークが必須ともいえる危険な職場で働いており、普段からチームワークを高めておく必要があるからです。

仕事以外の場面でも職場の仲間と食事をしたり、飲み会をしたりして親睦を深めています。

また、消防士は非常に厳しい縦社会であるため、上司の中に飲み会が好きな人がいればなかなかそれを断ることができません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

消防士の彼と結婚した先の未来を想像しておきたい方のために、メリット・デメリットなどについてご紹介しました。

記事の内容をおさらいすると、重要なのは次の3点です。

  • 消防士は公務員で就任は安定している
  • 生活は不規則になりがち
  • 危険な職場で働く職業で心配は尽きない

「消防士として働いている彼と結婚したいけれど、どんな生活が待っているか不安」という方は、疑問解消のためにこの記事を役立ててみてくださいね。