彼は手取り20万円。結婚後の2人の生活を想像してみよう

手取り20万円など彼氏の収入が低い場合、結婚を悩んでしまうこともあるでしょう。

「結婚したらやっぱり共働きしないといけないのかな…」
「その収入で一緒にやっていけるのか自信がない」

そういった女性のために、手取り20万円前後の彼と結婚した未来予想図や、生活に関すること、専業主婦にはなれるのか？などについてご紹介します。

この記事を読むことにより収入の少ない彼との結婚について具体的に検討できるようになるので、参考にしてみてくださいね。

夫婦2人の生活でどれくらいかかるもの？

年収は多いほうがお金の心配のない生活を送ることができます。

では、20万円という金額で生活していくことはできるのでしょうか。

まず、一例として夫婦2人でかかる支出についてみていきましょう。

合計してみるとこれだけで18万円かかります。

車を持っていればこの他にガソリン代や駐車場代もかかるでしょう。

病気になれば病院にも行かなければなりません。

更に保険に入ったり、冠婚葬祭などがあった場合には足りるでしょうか。

うまく節約していけば20万円で生活することも不可能ではありませんが、かなりカツカツと言える状態ですね。

今後収入が増える期待もある

結婚を検討している現時点で彼氏の収入が手取り20万円だったとしても、まだその会社に入ったばかりということならこれからどんどん収入が伸びていく可能性があります。

数年後には余裕のある生活が待っていることも期待できるでしょう。

ただし、彼氏がすでに就職してから何年も経っていてそれ以上収入が伸びる気配がないのなら結婚後も手取り20万円で生活していかなければなりません。

どちらに該当するのか1度考えてみましょう。

手取り20万円の彼と結婚して専業主婦にはなれる？

女性の中には、結婚して専業主婦になることを夢見ている方も多いのではないでしょうか。

ですが、専業主婦になるということは旦那さん一人の稼ぎで家計をやりくりしていかなければならないということ。

ここでは手取り20万円の彼と結婚した場合に専業主婦になれるのか？について詳しくみていきます。

ポイントは次の4つです。

専業主婦になるために必要な旦那さんの年収について

一般的に、専業主婦になり、なおかつ子どもを望むのなら旦那さんの収入が600万円以上必要とされています。

子どもを作る予定がないのならそれよりも少なくても何とかなりますが、余裕のある生活をしたいと考えた時には600万円を1つの目安にしましょう。

ボーナスがない場合、年収は額面で300万円程度ですよね。

ボーナスがあれば360万円程度は期待できます。

ですが、それでも600万円には届きません。

工夫や我慢が必要

旦那さんの収入が年収300～360万円で専業主婦になろうと考えた場合、様々な場面で工夫や我慢が必要になってきます。

確かに専業主婦には自分の時間が自由になるメリットはありますが、お金がないと時間を持て余してしまいますよね。

毎日テレビを見て過ごすだけの日々は退屈なものです。

友達にランチに誘われてもお金がなくて出かけることができず、悲しい思いをしたという専業主婦の方も少なくありません。

そういったことを考えると、必ずしも専業主婦の方が理想的な生活ができるとは言えないでしょう。

共働きをするという選択肢もある

夫婦でかかる費用について先述しましたが、女性も働き、共働きができるということならかなり話が変わってきます。

先述した例ではかなりカツカツでしたが、女性も働いて10万円程度の収入を得たと考えると、その分を貯金に回すこともできますよね。

人生、いつ何があるかわかりません。

もし、旦那さんがケガをして長期間入院しなければならないことになったらどうなるでしょうか。

十分な貯金があれば何とかなりますが、旦那さん1人の稼ぎでギリギリの生活をしていたのなら、貯金の金額もわずかになってしまうはず。

万が一の事態を考え、共働きで旦那さんをサポートする生活も検討してみてはどうでしょうか。

子どものことを考えると…

先述した費用一覧の中には、子ども関連の出費が入っていません。

子どもが生まれればミルク代やおむつ代など、さらなる費用がかかります。

共働きをするにしても女性が仕事をやめて子育てをするのなら旦那さん一人の稼ぎで何とかやりくりしていかなくてはなりません。

手取り20万円で子ども関連の費用も支払うことを考えると、生活の中でかなり切り詰めなければならない部分も出てくるでしょう。

手取り20万円でもお金に困ることなく生活するには？

旦那さんの給料が手取り20万円でも、全く問題なく生活している方もいます。

結婚後にできるだけお金に余裕のある生活をしたいと考えている場合には、どのように工夫していけば良いのでしょうか。

やりくりをして、貯金をするための方法について5つご紹介します。

できる限り自炊をする

大きなポイントになってくるのが、月々の食費を抑えるということです。

特に料理が面倒だからと外食ばかりになってしまうと食費が大きくなりがちなので注意しておかなければなりません。

2人家族の場合、食費の目安は4万円～5万円前後とされていますが、節約して3万円代に抑えている方もいます。

共働きしている場合、お互いにお昼はお弁当を持って行ったり、お菓子やお酒は量を控えるなど工夫してみてはどうでしょうか。

お金のかからない休日の過ごし方をする

お互い休みの日に一緒に出かけることもあるでしょう。

その時にお金がかかるデートを選択するのではなく、できるだけ節約デートに取り組んでみるのもおすすめです。

例えば、お弁当を作ってピクニックに出かけてみるのも良いでしょう。

節約しているからといって家にこもってばかりいるとストレスも溜まってしまうので、このあたりは注意が必要です。

買い物する日を決めておく

頻繁に買い物に行くと、ついいらないものにも手が伸びてしまいがちです。

そこで、まとめ買いするのがおすすめ。

一週間に1回のような形でできるだけ買い物に出かける頻度を少なくしてみましょう。

近所の特売情報を調べておき、特売品を中心に購入するように買い物に出かけるのも食費節約に効果的です。

家賃を安く抑える

毎月の出費のうち、特に大きいのが住宅にかけるお金です。

マイホームを購入してローンを支払うのなら仕方がありませんが、賃貸住宅にあまり高いお金をかけないようにしたいですね。

毎月8万円の家賃がかかる家に住んでいるのなら、6万円の部屋に引っ越すだけでもかなり変わってきます。

2人できちんとお金の管理をする

できれば家計は1つにまとめてどちらか片方が管理するようにした方が良いです。

その方が今家にあるお金がいくらなのか、今月いくら使えるのかなども把握しやすくなります。

貯金に向けてどのようにやりくりしていけば良いのかも検討しやすくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたか？

彼氏の収入が手取り20万円程度。

結婚したらどうなる？と不安に感じている方のために想像される生活や、節約のためのポイントなどについてご紹介しました。

記事の内容をまとめると、おさえておきたいのは次の3つです。

• 手取り20万だとギリギリの生活になることが多い
• 専業主婦になるのは難しい
• できるだけ節約を工夫してお金に余裕が持てるようにしよう

「手取り20万の彼との結婚でどのような生活が待っているかわからない」という方は、この記事を参考にして結婚後の暮らしや工夫について考えてみましょう。