今住んでいる環境よりも田舎に嫁ぐことになった場合、不安に感じることもあるでしょう。

「どんなことが不便なのかおさえておきたい」
「田舎暮らし…本当にやっていけるかな?」

そういった疑問や不安を抱えている方のために田舎に嫁ぐ前におさえておきたいポイントや、うまく生活していくためのコツなどについてご紹介します。

この記事を読むことによって嫁ぎ先の環境についてより具体的にイメージできるようになるので、参考にしてみてくださいね。

田舎に嫁ぐ5つのメリット

田舎暮らしに夢を膨らませている方も多いはず。

田舎で生活する代表的なメリットとしては、次の5点が挙げられます。

自然を感じられる

都会で生活をしているとなかなか自然を感じることができません。

小さな虫も見なかったり、緑も見つけられない地域もありますよね。

ですが、田舎の場合は都会ほど開発が進んでおらず、自然が多く残されています。

特に小さい頃から都会で生活してきた方にとって、田舎での生活はそれまで見たことがない自然と触れ合える良い機会になるでしょう。

出費が減る

田舎には、都会ほど遊べるスポットがありません。

そのため、ただ生活しているだけで都会に比べると出費の節約に繋がるでしょう。

また、住宅にかかるコストが下がるのも魅力。

やはり都会は家賃が高額ですが、田舎の場合は非常に広い住宅でも安く借りることができます。

食べ物がおいしい

どの地域に引越しをするのかによっても変わってきますが、田舎は食べ物がおいしい傾向があります。

例えば、都会だとスーパーでお刺身などを購入する際に安いものを選んでしまうと妙に生臭かったりしますよね。

ですが、田舎の場合はスーパーで低価格で売られているようなお刺身でもとてもおいしく食べられるのです。

通勤ラッシュがない

都会で生活していると、通期の時間帯はどうしても電車が混み合います。

通勤ラッシュに毎日揉まれて朝から疲れ果ててしまう方もいるでしょう。

田舎ならこういった心配もないため、ゆったり過ごせるのが魅力です。

子どもがのびのびと育つ

田舎に嫁ぐことになったら、子どもが生まれたあとの生活についてもよく考えておきたいですよね。

子どもには自然がたくさんある場所で育って欲しいと考えている方も多いのではないでしょうか。

都会だと大声を出すとすぐに怒られてしまったり、できる遊びも限られています。

一方で田舎はそういった心配も少なく、のびのびと過ごしやすいでしょう。

田舎に嫁ぐ5つのデメリット

田舎に嫁ぐのは、メリットばかりではありません。

デメリットとして、次の5つをおさえておきましょう。

お店が充実していない

都会だと何か必要なものを購入しようと考えた際に、それを販売しているお店を見つけるのは難しい事ではありません。

ですが、田舎の場合は電車や車で時間をかけて足を運ばなければならないケースも多く、かなりの田舎だとコンビニさえ見つけるのが難しくなってしまいます。

近年は通販のサービスも充実していますが、送料もかかるのでこのあたりはデメリットです。

特に気をつけなければならないのが病院

田舎暮らしで特に困るのが、本当に体調が悪い時やケガをしてしまった時に病院が近くにないということです。

救急車も都会だとあっという間に駆けつけますよね。

都会なら10分で到着するところが田舎だと30分以上かかってしまうようなケースも珍しくありません。

田舎に嫁ぐ場合は、病院事情についても確認しておきましょう。

人との距離が近い

これをメリットととらえるかデメリットととらえるかは人それぞれですが、都会で周りと距離のある生活をしている方の場合、戸惑ってしまうことが多いです。

都会だと知らない人から声をかけられたら警戒するように子どもは指導されますが、田舎の場合は地域住民の方が子どもを見守る姿勢が強く、距離が近いです。

ここにストレスを感じる方もいます。

電車の本数が少ない

通勤ラッシュの心配が全くないような地域だと、電車を利用している人の数が少ないことから1時間あたりの本数が非常に少ないです。

時間帯によっては1時間に1本も出車が来ない地域もあります。

虫が多い

メリットの項目で自然が多いとご紹介しましたが、緑がたくさんあると虫も多くなります。

虫が苦手な人にとっては大きなデメリットになるのではないでしょうか。

ですが、田舎に嫁いだばかりの頃は虫におびえていたけれど、長く暮らしているうちに慣れたという方が多いです。

仲の良い友達と離れる

田舎に限った事ではありませんが、嫁いで旦那さんの実家の方に引っ越すということは、これまで暮らしていた地域を離れるということ。

引越し先が都会だと友達も遊びに来やすいですが、田舎はアクセスも不便なのでどうしても疎遠になりがちです。

田舎に嫁ぐことに不安を感じている時の対策5つ

大好きな彼と結婚して幸せになりたいけれど、どうしても田舎暮らしに不安がある…という方のために、対策を5つまとめました。

不安を解消するのに役立ててみてくださいね。

プラスの方向に考える

「田舎暮らしは嫌だ」という気持ちに偏ってしまうと、すべてのことをマイナスに考えてしまいがちです。

そうではなく、前向きに考えましょう。

  • お店がないなら通販すれば良い
  • 遊ぶ機会が減る分、貯金ができる
  • 地域の人と仲良くなれば困った時に助けてもらえる

上記3つのように物事を前向きに考えられるようになると、田舎暮らしに対する不安も少しずつ少なくなっていきます。

田舎の話をよく聞く

結婚予定の彼氏や、結婚した旦那さんに対し、地元はどのようなところなのかリサーチしましょう。

地元の良いところや悪いところを事前にしっかり伝えてもらえれば、より具体的なイメージもわきます。

旅行に出かけてみる

かなりの不安を抱えて田舎に嫁いだけれど、想像していた以上に快適で驚いたという方も少なくありません。

やはり、実際に体験してみないとわかりませんよね。

そこで、短期間でも良いのでその地域に旅行に出かけてみましょう。

できることなら、泊まりがけで1週間程度足を運べると良いですね。

自分の目で見て、耳で聞いて、体験することによりその田舎が自分にとってどのような場所か判断できるようになります。

田舎だからこそできることを見つける

都会には都会の、田舎には田舎の楽しみ方があります。

田舎だからこそ楽しめることに趣味を見つけられると理想的ですね。

何か打ち込めるものが見つかると田舎暮らしの楽しみが広がります。

本当に嫌なら話し合いを

とにかく何が何でも田舎に引っ越すのが嫌だということであれば、その気持ちを旦那さんに伝えましょう。

結婚後の生活は二人で協力して行っていくものです。

旦那さんだけの都合で奥さんが振り回されては大変ですよね。

お互いに納得できるようにしっかり話し合いをすることが重要になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

田舎に嫁ぐ予定がある方のために、メリットやデメリット、問題を解決するためのポイントなどについてご紹介しました。

内容をおさらいすると、重要なのは次の3点です。

  • 田舎暮らしにはメリットもデメリットもある
  • 都会との生活の違いについて理解しておいた方が良い
  • 不安があるなら結婚予定の彼氏・旦那さんとよく話し合いをしよう

「結婚後に田舎に嫁ぐ予定があるけれど、不安を感じている」という方は、この記事を参考にして田舎暮らしに備えてみてくださいね。