亭主関白といえば一昔前の考えといったイメージがありますが、彼氏が亭主関白タイプで結婚後の生活に不安を抱える女性も多いです。
「この人と結婚したらどんな生活が待っているの?」
「結婚前に彼氏の亭主関白をやめさせたい」
そういった悩みを抱えている女性のために、どういった人が結婚後に亭主関白夫になりやすいのか、どのような対応をすれば良いのかなどについてご紹介します。
この記事を読むことにより、今の彼氏とうまく付き合っていくためのポイントや、彼の心理が理解できるようになるので参考にしてみてくださいね。
亭主関白とモラハラはどう違う?
亭主関白にはあまり良いイメージを持っていない方が多いのではないでしょうか。
もう一つ、男性と女性との関係の間で問題になることが多いのが、モラハラです。
この2つの違いがわからない方もいるはず。
その違いは紙一重と言われることもありますが、次のことが挙げられます。
亭主関白
家庭内で偉そうに威張っていることをいいます。
ですが、その前提には家庭内をもっと良くしたい、妻のためになることをしたいといった妻や家族への愛情があるのです。
そのために旦那さんがリーダーシップを握っている状態が亭主関白だといえるでしょう。
モラハラ
言葉や態度で妻を傷つけることをいいます。
その心理としては妻より有利に立ちたかったり、妻に暴力を振るって屈服させることにより、崇められたいといった気持ちが関係しているのです。
理不尽に自分の考えだけを押し付け、妻を委縮させるような男性は亭主関白ではなく、モラハラ男だといえます。
亭主関白を履き違えている男性もいる
一部の男性の中には、「結婚したら亭主関白になってすべて自分が決める、彼女にはなにもイヤとは言わせない」と考えている男性もいます。
ですが、これは亭主関白ではなくモラハラですよね。
とにかく偉そうにすること、女性を自分の家政婦のように扱うことが亭主関白ではありません。
もし、結婚を前提に付き合っている彼氏から「俺は結婚したら亭主関白になるから」と言われたら、彼氏の考えている亭主関白とは何なのか確認してみましょう。
彼は亭主関白?3つの見極めポイント
現在の彼氏の様子から結婚した後に亭主関白になるタイプかどうか、ある程度予想ができます。
次の3つのポイントがあれば要注意だといえるでしょう。
家事を手伝わない
「家庭内のことがすべて女の仕事」といって、全く手伝ってくれない彼氏は昔ながらの古い心理を持っている可能性が高いです。
「女性は男性に尽くすべき」といった勝手な考えの男性も多く、亭主関白になってしまうこともあります。
男は○○、女は○○といった発言が多い
「女なんだから料理くらいできて当たり前だろ」
「男の言うことを聞くもんじゃないの?」
などといったように性別でこうするべき、ああするべきというものを決めつけている男性は要注意です。
結婚した後も妻の行動や発言に口出しをして、亭主関白状態になることがあります。
実家が亭主関白だった
実家でお父さんがかなりの亭主関白状態で、お母さんもそれに反論せずに従うような状態だった場合、男性にとっては亭主関白が当たり前の日常になっています。
だからこそ、結婚したあとは自然にお父さんと同じ亭主関白になることも多いのです。
亭主関白の彼氏と結婚して幸せになれるのか
気になるのが、彼が亭主関白になってしまった場合、結婚後の自分は幸せに過ごせるのか?ということですよね。
かなり振り回されて幸せとはほど遠いように不安を感じている方もいるでしょう。
ですが、実際にはうまくやっている家庭がほとんどで、「うちは亭主関白で良かった」と感じている方も多いです。
亭主関白タイプと相性の良い女性もいる
亭主関白は旦那さんが主導権を持っているので、優柔不断で自分ではあまり物事を決められない女性とは相性が良いです。
また、おだてられると調子に乗るタイプの亭主関白男性も多いので、男性を手のひらで転がせるような女性だと大きなトラブルもなく過ごしていけるでしょう。
亭主関白な彼氏とうまく付き合うには?
彼氏の亭主関白ぶりに悩んでいるのなら、対策をとりましょう。
効果的な方法を5つご紹介します。
素直な気持ちをぶつける
彼が亭主関白で対応できない・認められないような発言や言動をしてきた場合、その間、感情をこらえて従ってしまうのではなく、
「できない」
「悲しい」
といった気持ちを伝えることが大切です。
できれば話し合いに持ち込みましょう。
全く聞く耳を持たずに自分の意見を押し通そうとする彼氏はモラハラです。
受け流す
ちょっとしたことなら、目くじらを立てるのではなく、うまく受け流すのもおすすめ。
一つひとつ反応していたらキリがないですよね。
彼があれこれ言っている時に全く関係のないことを考えたりしてやり過ごしましょう。
顔だけは真剣に聞いている表情を作っておくのもポイントです。
うまく誘導する
亭主関白な男性の中には、女性に負けたくないという気持ちが強い人もいます。
そういったタイプだった場合、彼の行動をうまく誘導するのも一つの方法です。
例えば、全く家事を手伝ってくれない男性に対しては、「料理手伝ってくれない?」というより、「○○君にはできないよね~」といった挑発をした方がうまく誘導できるケースもあります。
これは相手にもよるので怒らせたりしないように注意が必要ですが、うまく見極めて実践してみましょう。
否定はしない
亭主関白タイプは自分が正しいと考えていますし、主導権を持ちたいという希望があります。
そのため、女性からひどく反発されたりすると、頭に血が上ってケンカになってしまうこともあるのです。
彼と意見の食い違いが起きたとしてもそれを正論で論破しようと考えるのではなく、「それは彼の考え」と理解するとイライラするのを抑えられます。
彼氏をしっかり立てる
亭主関白を目指している男性の多くは、自分を立てて欲しいと考えています。
そのため、彼氏を含めて友達と一緒に過ごしているときなどにはしっかり彼を立てることが大切。
馬鹿にした発言などをすると、亭主関白を目指している彼氏を大きく傷付けてしまいます。
あまりにもひどいなら別れも検討するべき
まだ付き合っている段階で彼の亭主関白ぶりがあまりにもひどいと感じている方は、本当に結婚するのか?をよく考えてみましょう。
結婚した後の2人がどのような生活をすることになるのかイメージすると、彼との結婚についても具体的に考えていけるのではないでしょうか。
テレビなどの影響を受けて一時的に亭主関白状態になっているならそれほど心配はいりませんが、根っからの亭主関白タイプを更生させるのは非常に難しいことです。
「結婚したら変わってくれるだろう」と勝手に期待しすぎないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
彼氏が亭主関白なのか判断する方法や、亭主関白になりたい男性の心理などについてご紹介しました。
特におさえておきたいのは次の3つです。
- 亭主関白とモラハラは違う
- 亭主関白と結婚して幸せになれるか考えよう
- 受け流したり、彼をうまく立てて付き合うのがおすすめ
「彼氏は亭主関白?見極めて対策を取りたい」という方は、この記事を参考にして彼との結婚について考えてみましょう。