付き合っているうちに、彼氏に対して何かと不満を抱えてしまう方は珍しくありません。
ですが、
不満を伝えても理解してもらえないかも・・
彼を不快な気持ちにさせてしまうかもしれない・・
と不安な方も多いはず。
そこで、彼氏への不満を伝える時にはどのような話し合いをすれば良いのかについてご紹介します。
効果的な伝え方に関するコツもご紹介するので参考にしてみてくださいね。
話し合いに関するコツ
彼氏に対して何らかの不満があると、「不満を伝える」ことばかりを考えてしまいがちです。
ですが、そうではなく、あくまで「話し合いをする」と考えてみましょう。
具体的にどのようにして彼氏に不満を伝えれば良いのでしょうか。
自分自身で不満をまとめる
不満を伝えるためには、どのようなことに対して不満を感じているのか自分自身でよくまとめておかなければなりません。
例えば、結婚の話がなかなか進まないことに不満を感じていたとしましょう。
何も考えずに話し合いを始めてしまった場合、「結婚の話を進めてほしい」といった要望を通すことばかり考えてしまいがちです。
そうではなく、冷静に自分の不満を伝え、それを相手に理解してもらえるように整理しておきましょう。
例えば、
- プロポーズしてくれたけれど具体的な話が進まないから不安に思っている
- 私はすぐにでも結婚する気でいたから悲しい、どう思っているのか聞かせて欲しい
など。
その上で相手が答えを出しかねているようであれば、「来週の頭頃にはどう思っているのか答えを聞かせて欲しい」のように伝えておくとも相手も具体的に検討しやすいでしょう。
2人の関係をよくするための「話し合い」
重要なポイントになってくるのが、片方の不満をぶつけるだけの話し合いにするのではなく、お互い気持ちよく付き合っていくために必要な話し合いであると彼に理解してもらうことです。
男性は女性から不満や要望を告げられると説教されているような気持ちになるため、だらだらと長く不満を告げてしまうのではなく、事前にしっかり内容をまとめておき、シンプルに伝えましょう。
話を切り出すタイミングは?
「大事な話し合いをしたいんだけど」と切り出してしまうと彼氏は委縮してしまう可能性があります。
例えば、あなたが彼氏から同じような話し合いの場を強要された時のことを想像してみましょう。
その内容が自分の性格や行動に関する不満を改善してほしいといったものであれば、どうしてもうれしい気持ちにはならないはず。
不満を伝えることによって自分のもやもやは改善されるかもしれませんが、彼にとっては嫌な時間帯になるのは避けられません。
だからこそ話を切り出すタイミングについてはしっかりと考えておかなければならないのです。
彼氏に余裕があるタイミングを探す
例えば、彼が疲れているときはまともに話し合いに応じてもらえない可能性があるだけでなく、心に余裕がないかもしれません。
こちらは話し合いのつもりだったとしても、喧嘩になる恐れがあるのでこういったタイミングはやめておきましょう。
- 彼が眠そうなとき
- 楽しく食事をしている最中
なども避けておきたいタイミングです。
では、具体的にいつ行えばいいのかというと、基本は時間的な余裕があるときです。
例えば、夕食が終わり、お風呂に入る前の時間などを活用してみてはどうでしょうか。
「今忙しい」
「あとにして」
と言われて逃げられないように注意が必要です。
どのような手段で伝える?
最もおすすめなのは面と向かって直接伝える方法です。
電話やLIINE、メールなどの方法もありますが、こういった方法だとお互いの感情がすれ違いがちなので注意しておきたいですね。
特にLINEやメールの場合はこちらからの不満を一方的に伝える形になるため、彼も不満を感じやすいです。
もしかしたら彼もあなたに何らかの不満を抱えていたり、告げられた不満に対して異議を感じるかもしれません。
そういったこともすべて受け止められるようにきちんと目を見て話し合いができる場を用意しましょう。
外で話し合いをする方もいるようですが、お互いに落ち着いて話せる環境を用意することが大切なので、家の中などのほうが良いかもしれません。
話し合いを成功させるためのテクニック
ただ不満を連ねていくだけでは成功はしません。
相手が逆ギレしてしまう恐れもありますよね。
そこで、次のようなポイントに注目してみましょう。
冷静に話をする
いくらひどい不満があったからといって、大声で怒鳴るようなことはないようにしましょう。
相手がキレて大声を出したとしても自分は冷静でいることが重要です。
お互いにヒートアップしてしまうと話し合いどころではなくなるので注意しましょう。
相手を責めない
不満があったとしても、それを責めてしまうのはやめましょう。
あくまで要望を伝えるための話し合いをします。
男性はプライドが高い方が多いため、一方的に不満を伝えると馬鹿にされたと感じ、話し合いに応じてくれない可能性があるからです。
「〇〇してよ」ではなく、「〇〇してくれるとうれしい」というように伝えたほうがうまくいきやすいです。
不満を伝えるとなると喧嘩ごしになることがありますが、喧嘩には発展しないように注意しましょう。
ボディタッチしながら伝えるのも効果的
不満を伝えると、相手も「自分に不満を持っている、文句を言われている」と感じてしまいがちです。
すると、どうしても気分が悪くなるものです。
こう思われないためにも、手を握りながら話し合いをするのもおすすめです。
軽いボディタッチをしながら伝えることにより文句を言われている印象も薄くなります。
上手くいった人の成功体験談
同棲前に約束していた家事の分担を全くしてくれなかったので話し合いをしました。
冷静になってきちんと話し合いをしたところ甘えていたことを認めてくれたので、それからは分担ができています。
彼の冷たい話し方にショックを受けることが多く、改善を求めました。
傷つけていたことに気づけなかったと反省し、その後はとても優しくなりました。
上手くいかなかった人の失敗体験談
感情的になってしまい話し合いどころではありませんでした。
別れの危機にまで発展してしまい後悔…もっとしっかり準備しておけばよかったと思います。
不満を並べたところ相手に反論されてしまい、それに納得…。相手の気分を害してしまうだけの結果になりました。
絶対にしてはいけないこと
一方的に自分の不満だけを伝えることはやめましょう。
相手もあなたに対して何らかの不満や疑問を持っているかもしれません。
これを一切きかずに自分の意見だけを押し通そうとすると失敗する可能性が高くなります。
付き合う上でお互いに一切の不満を抱かずに付き合うのは非常に難しいことです。
しかし、しっかり話し合いの場を設け、お互いに不満をため込まないように心がけたほうが長続きする関係になれるでしょう。
2人で問題解決することが大切
不満やどうしてもがまんできないことがあった場合、その気持ちを押し殺してしまうのではなく、二人でしっかりと話し合いをして問題を解決することが大切です。
ちょっとしたことでもしっかり話し合いができる関係を作っておくと不満をため込むこともありません。
上から目線で話し合いを始めると失敗する可能性が高いので、相手にお願いをするような気持ちを持っておくと相手も素直に話を聞いてくれるでしょう。