もうすぐ両家顔合わせだけれど、具体的にどんな準備をすれば良いのかわからず悩んでいる方もいるはず。
「段取りやマナーって?」
「どんな服を着れば良いの?」
など、両家顔合わせで抱えがちな悩みについて徹底解説!
この記事を読めば両家顔合わせを成功させるためのポイントがわかります。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
両家顔合わせとは?必ずやるべきなの?
そもそも、両家顔合わせってなに?といったことから解説しましょう!
これは、その名の通りお互いの両親で顔合わせ、親睦を深めるためのものです。
一般的には食事会という内容になるでしょう。
司会などは用意せずに自分たちで親睦を深めるための話をすることになります。
ただ近年は行わない家族も増えてきているので、必ずしも必須ではありません。
このあたりはお互いの両親の意見を聞いて開催するかどうか考えてみてくださいね。
結納の代わりに両家顔合わせ食事会をするところも増えてきているみたいです。
顔合わせの事前準備!気になる質問10項目
両家顔合わせを検討しているのであれば、準備しておかなければならないことがたくさんあります!
ただ場所と会場を決めるだけでいいんじゃないの?と準備をおろそかにしてしまうとうまくいかない可能性もあるので注意したいですね。
それぞれの準備をチェックし、スムーズに進められるように整えておきましょう♪
顔合わせの時期。日取りはいつがいい?
まずは、いつ顔合わせをするのか?ということについてです。
両家の顔合わせということもあり、参加者全員の都合がつく日でなくてはなりません。
一般的には結婚式から3~6ヶ月前くらいには行うので、この間でお互いの都合がつく日を聞いておきましょう!
ギリギリになってからだと会場が確保できないことがあります。
どうせならば日柄にこだわりたい!という方もいるでしょう。
大安や友引の人気が高く日取りは早くに予約が埋まりやすいので、日柄にこだわりたい場合はなおさら早めの予約を済ませておきたいですね。
顔合わせの場所!遠方の場合は?
両家で地元が同じならば問題ないのですが、遠方にいる場合は少し注意が必要…。
距離にもよりますが、宿泊についても考えなければならないかもしれません。
この時、宿泊費や交通費も発生しますよね。両家にとってどちらか一方だけが負担が大きくならないように気をつけておく必要があります。
例えば女性側の地元に男性側が遠方から足を運ぶ場合、男性側は交通費や宿泊費がかかるわけなので、食事代は女性側が負担するなどの対策を取るのがおすすめ!
両家にとって不満が出ないように、きちんと話し合いをした上で決めてくださいね。
準備金はいくら必要?食事の支払いは?
顔合わせの食事会をすることになったら、どれくらい費用がかかるのかも事前に押さえておきたいところです。
一般的に少し改まったお店で食事会をすることになるので、本人達2人+両家の親の計6名で行う場合、3~6万円程度が相場になるでしょう。
支払については、どのような形をとるのか各家庭によって異なります。
例えば、両家でそれぞれ折半するケースもあれば、結婚する2人が支払うケースも。
自分たちで払う場合は両親に「支払は自分たちでするから」と一声かけておくと費用面で心配させることもなく安心です。
会場はどのような場所がいいの?席順は?
顔合わせの食事を行う場所は特に決まりはないのですが、一般的には次のような会場になります。
- ホテル
- レストラン
- 女性側の実家
- 結婚式場
- 料亭
すでに結婚式を挙げる会場が決まっている場合は、下見を兼ねてそこのレストランで食事会をする方も多いですよ♪
それから席順については入口から遠い上座にあたる場所に男性側の父が座ります。
続いて入口に最も近い下座に女性本人。女性とテーブルを挟んだ反対側に男性が座るのが一般的です。
となると、女性側の父も上座、女性本人と父との間に母親が座るのが自然なので、男性側父と男性本人の間に男性の母親になるでしょう。
婚約記念品や手土産は何がいいの?
必須ではありませんが、用意する場合は相手にとって大荷物にならないものを選択してくださいね。
注意すべきなのは、どちらか片方のみが勝手に用意するのは避けておいた方が良いということ。
用意していなかった側からすると、かなり気まずい状態になってしまいます…。
こういった事態を避けるために、事前にお互いの両親に手土産はどうするか聞いておいてくださいね。
用意する場合、お互いの好みに合ったものや縁起が良いものが人気です。
例えば次のようなものはどうでしょうか?
- お茶
- 菓子折
- お酒
好みに合わせて考えてみてくださいね。
服装は?固すぎない服装とは
特に悩む方が多いのが服装に関することです。
特に押さえておきたいことは、両家で差が出ないようにするということ。
つまり、格を合わせることが重要です。
本人たちについては、男性はスーツ、女性はワンピースが一般的となるのでこれを基本に考えてみましょう。
男性はブラックスーツか紺色などの濃い色のスーツ、女性は清楚で明るい色のものを選びます。
両親については本人達よりも控え目な服装を基本とし、夫婦で服装の格をそろえましょう。
父親はブラックスーツかダークスーツ、母親は落ち着いたワンピースやスーツが定番です。
あまり固いのはちょっと…ということであれば「スーツ・着物以外」とあらかじめ決めておき、キレイめな格好をしていきましょう。
会話や挨拶のマナーは?
開始の挨拶は男性側の父親や男性本人が務めます。
本人の場合は「本日私たちのためには集まっていただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。」といったように始めましょう。
続いて男性側が家族紹介をし、女性側も家族を紹介します。
マナーとしては次のようなことに気をつけてみてください。
- 乾杯の音頭は手短に済ませる
- 敬語で話す
- 大笑いしすぎないように注意
特に気をつけたいのが、挨拶や会話での緊張からお酒を飲みすぎてしまわないようにするということ。
大きな失敗に繋がりかねないので十分に注意しておいてくださいね。
締めの写真撮影。いつ撮ったらいいの?
必須ではありませんが、両家の集合写真なんてなかなか取れるものではないので、記念撮影をしてみてはどうでしょうか?
撮影のタイミングは食事会が始まってからすぐだとお互いにまだ緊張していて表情も硬いので、最後に取るケースが多いです。
食事会が終盤になり、いよいよお開きというタイミングで撮影するのが一般的。
ただ食事会でお酒を飲む場合、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなるメンバーがいる場合は初めの挨拶が終わったあとに撮っておくのもいいですね。
どんな話題で話したらいいの?会話に困ったら
両家顔合わせでは簡単な挨拶だけでなく、世間話などもすることになるでしょう。
この時、なにを話せば良いのか悩んでしまいますよね…。
例えば、話題としては次のようなものが挙げられます。
- 結婚準備がどこまで進んでいるかの報告
- 天気や季節のこと
- 地元の話題
- お互いの子どもの頃についての思い出話
- 趣味に関すること
など。
逆に避けておきたいのはネガティブなことや、仕事のこと、衝突が起こりそうな話題です。
例えばお互い応援しているスポーツチームが違う場合はスポーツの話題は避けた方が良いですし、政治や宗教に関することもトラブルの原因になりかねないので避けておいたほうが無難…。
しおりは作るべき?記載内容確認
基本的に顔合わせの席はそれほど改まった場所ではないのでしおりなどは用意する必要はありません。
しかしスムーズに食事会を進めるためや、全体の流れを把握しやすくするために作ってみるのもいいですね。
簡単なものでも構わないので、挑戦してみてはどうでしょうか?
入れておきたい内容としては、簡単な挨拶、食事会の場所、日付など。
他にも今日の流れやメニューもあるとボリュームが出ます。
またそれぞれの家族構成について名前と生年月日などを記載しておくと、よりお互いの家族のことを詳しく知るきっかけにできるはずです。
当日の段取りも頭に入れておこう!進行の流れ
顔合わせをスムーズに進めるためには、全体の流れについてしっかり頭に入れておくことが大切!
流れとしては次のようなものが一般的です。
- 両家集合
- 始まりの挨拶
- 両家族の紹介
- 記念品などの交換
- 記念撮影
- 乾杯と食事・歓談
- 終わりの挨拶
記念撮影は終わりの挨拶の前に行う場合もあります。
ほとんどの場合は進行は結婚する二人がするので、お互いが段取りを頭に入れておくようにしましょう。
緊張してしまうこともありますが、一度二人でリハーサルなどを行っておくと流れがつかみやすくなりますよ♪
これぞリアルな声。事前準備で失敗したエピソード
準備なんてしていなくてもまあ何とかなるよね!と思っている方もいるかもしれません。
しかし実は事前準備がきちんとできていなかったために失敗してしまった例もあるんです。
その例をいくつか挙げておきます。
ここを確認しておくとなにに気をつけておけば良いのか、どのような準備をしておけば良いのかがわかりますよ♪
両家の食の好みを知らず、食べれないものを出してしまった…
喜んでもらえるようにと選んだ料理で大失敗!
苦手なものやアレルギーがあるもの、食べられないものを出してしまったという失敗例もあります。
まずはお互いに自分の両親の好きなものをリサーチしましょう!
もしも男性側の父親は海鮮料理が好きであるものの、女性側の父親が苦手…ということであればお互いに気持ちよく食べられるものとして、海鮮料理以外のメニューを選んだ方が良いです。
特にアレルギーの問題についてはよく調べておく必要があります。
意外と両親の好みは把握していない方も多いはず。きちんと話をきいてみてくださいね。
結納の有無を両親に相談していなかった
今は結納をせずに食事会だけをする家族も増えてきていますが、昔は食事会といえば結納とセットで行うものといったイメージが強くありました。
そのため、本人たちは食事会のみを行うつもりが、両親は結納のための食事会だと勘違いしているトラブルもあります。
両家ともにそう思っているのであれば良いのですが、片方だけ結納の準備をしてきたようなトラブルもあるので、結納の有無については必ず事前にはっきりさせておかなければなりません。
両親に自分の余計な情報を沢山話された
自分たちはしっかり準備を整えていたとしても、親が余計なことを話してしまったトラブルはかなり多いみたい…。
例えば昔やっていたやんちゃ話や学校での良くない成績のこと。
隠していた黒歴史を親に暴露されてその場で親子ゲンカに…!なんてことになってしまったら大変です。
親も緊張していてなにを話せば良いかわからずうっかり話題に出してしまうケースが多いので、その食事の席で話題に出して欲しくない事があれば事前にお願いしておいたほうが安心できますね。
どんな話題にするかあらかじめ話し合いをしておくのもおすすめです。
まとめ
緊張してしまいがちな両家顔合わせ。
どのような準備をしておけば良いのかについてまとめました。
- 事前準備をしっかり整えておくと失敗しにくい
- 全体の流れを二人で把握しておく
- お互いの両親へのリサーチや、話し合っておきたいことが多数ある
慌てて準備をすると追いつかない可能性もあるので、解説したポイントを確認しながら一つひとつ確実に準備を進めておきましょう。
成功を願ってます!