新卒で迎える春、そろそろ新生活にも慣れてくる頃ですね。

そんな社会人1年目、初夏にかけて学生からのカップルに訪れるのは「破局の危機」!

社会人になって収入も安定するのに、どうして別れやすいの?

と思うかもしれませんね。

その理由は、社会人になったからこそのすれ違いにあります。

学生カップルが社会人になって別れやすい理由、そして学生時代からの恋愛を続けるコツについてご紹介します!

社会人1年目は別れの時期って本当?その理由とは

新社会人ですでに恋人がいる、そんなカップルのほとんどが学生時代からのおつきあいですよね。

社会人1年目で破局を迎えるカップルの多くは、学生同士でおつきあいしていて、

  • どちらかが先に社会人になった
  • またはお互いが社会人になったカップル

なんです。

学校を卒業して、大きく生活が変わってしまう社会人1年目。

続いていたカップルが破局を迎えてしまうのには、こんな理由がありました。

金銭面のズレ

学生と社会人の大きな差ともいえるのが「収入」です!

学生時代と比べると自由に使える金額が増えることも多く、特に相手が学生のままだと、デートやプレゼントの金銭感覚が違いすぎて、そこにズレが生じてしまうことも多いんです。

また、お互いに社会人だとしても、収入差が出てしまうことがあります。

金銭感覚が違うと、相手に気を遣ったり、勝手にみじめな気分になったりしがち。そのズレが続くことで、別れに繋がるんです。

物理的に会えなくなった

勤務地の違い、勤務時間の違いによって、会うのが難しくなってしまうことがあります。

勤務地が遠く離れた場所で引っ越ししなければならなかったり、お互いの生活圏と正反対の方向に職場があったりすると、仕事終わりにちょっと会おう!というのも難しくなりますよね。

それに、仕事は朝から夕方までとは限りません!

夕方までの勤務しかない人と、夜勤中心に働いている人とでは、生活サイクルまで変わってしまいます。

会える距離にいても会えない…ということもあるのです。

仕事が楽しくなり恋愛への興味がなくなった

特に、好きなことを仕事にしたり、ずっと目指していた分野で働き始めたりした人に多いパターンです。

とにかく仕事が楽しいため、自宅と職場の往復だけでも気持ちが充実していて、恋愛への癒しを求める必要がないのです。

恋愛のことを考えるより、仕事のことを考えていたほうが楽しい!

と思ってしまうと、自然と相手への連絡も減ってしまい…というわけですね。

連絡を取ることが煩わしくなった

社会人1年目は、慣れない環境で覚えることも多く、かなり忙しいもの。

残業をしていなくても、自宅に着く頃にはヘトヘト…ということもよくあります。

忙しさや疲れから相手への連絡が後回しになり、だんだん面倒になってしまうこともあるでしょう。

それに、疲れているのに返事を催促されるようなことがあれば、余計におっくうになってしまうかもしれませんね。

職場や飲み会で新しい恋を見つけた

社会人になると、職場で過ごす時間が長くなり、職場を中心に新しい人間関係が広がっていくことも少なくありません。

先に働いている先輩は頼りがいがあるように思えますし、職場が楽しければ仕事仲間との飲み会も楽しくなりますよね。

新しい人間関係が広がることで、恋人以上にステキな人が見つかることだって…!?

価値観が大人になり、相手に求めるものが変わった

学生時代に恋人に求めるものは、どんなものでしょう。

とにかくかっこいい・かわいい!スタイルがいい!オシャレ!…など、見た目に求めるものも多かったかもしれませんね。

社会人になって、いろいろな人や価値観とふれあうようになると、自分の価値観にも変化が訪れます。

今まで理想的だと思っていた相手が、気づくと「そうでもない…?」と思えてしまうかも…。

休日ダラダラ派とアクティブ派の差が出る

毎日仕事をしていると、休日が楽しみになりますよね!

日によって授業がなかったり、夏休みや冬休みなどの長期休暇があったりする学生と違い、社会人は毎週のお休みがより大切なものだと感じている人も多いはず。

すると、休日にのんびり過ごしたい派とアクティブに動きたい派も、はっきり別れるようになってきます!

ダラダラ派は家から出るのも苦痛ですし、アクティブ派は家に閉じこもるのが苦痛。

カップル同士で正反対だったとしたら…!?

関係が重くなり、メンヘラ状態に…

社会人として忙しく過ごしていると、学生時代のように長時間恋人と一緒にいられなくなります。

恋人になかなか会えない、連絡の頻度も減った…。

そんなことから

「このままだと別れるかも」
「ほかに好きな人ができたのかも」

なんて、勝手に悪い想像をしてしまう人も。

恋人に捨てられたくない!という思いが強くなりすぎて、束縛したり卑屈になったり、重度の構ってちゃんになってメンヘラ化してしまうかも!

相手は別れるつもりがなかったのに、逆に別れの原因になりそうです。

どうしたら学生時代の恋愛をずっと続けられるの?

新社会人が6~7月頃に破局しやすいとはいえ、もちろん良好な関係を続けているというカップルもいます。

そんなカップルは、学生時代からの恋愛を続けやすいコツを、自然とつかんでいるのかも!

社会人になっても学生からの恋愛を続けやすい、4つのコツをご紹介します!不安なカップルは、できる範囲から取り入れてみてくださいね。

ケンカしたときのため「仲直りのルール」を決めよう

すれ違いが増えてくると、ケンカが増える可能性もあります。

ケンカが長引いてしまうのは、カップルにとって別れの原因に…。

ケンカ別れしてそのままサヨナラしないために、ケンカしたときに仲直りするルールを作ってみましょう。

たとえば…

  • その日のうち、長くても3日以内に終わらせる
  • 相手の好きなお菓子などをプレゼントする
  • 謝ってくれたら許してあげる

とにかくケンカを長引かせないのがポイント!

ふたりで話しあって、どんな方法がいいか考えてみましょう。

同棲を考えてみる

同棲することで、自然と一緒にいる時間が増えることになります。

相手と離れていることが不安…というカップルには、ピッタリな方法です。

同棲する場所を探すなら、できればお互いの職場の中間地点がベスト!

どちらか片方に、時間や経済的な負担をかけずに済みます。

ただし、一緒に暮らすとなると、相手のだらしないところなど「嫌な面」を見ることも…。

同棲してからどうしても許せないところがある!となれば、破局も引っ越しも一苦労なので、週末同棲などを経験すると◎ですよ。

大きな予定を決めて、それを目標に頑張る

忙しい職場、勤務時間やシフトが変動する職場などに勤務していると、週末や休日に予定をあわせるのも難しいですよね。

そんなときは、お互いが必ず休みになる大型連休などに、旅行や遠出などの大きな予定を決めて、そこに向かって頑張りましょう!

たとえば、

  • ゴールデンウィーク
  • シルバーウィーク
  • 3連休
  • 夏季・冬季休暇

など、ふたりの休みをあわせやすいタイミングがあるはず。

うまく日時を調整して、ふたりの時間をたっぷり楽しんで!

LINEなどの連絡は相手を思いやることが大事!

直接会えないときにふたりを繋ぐものといえば、電話やメール、LINEなどの連絡手段ですよね。

忙しくて疲れていると、連絡するのも面倒になるかもしれませんが、長期間の返信ナシや既読・未読スルーを続けてしまうのはNG!

相手も忙しい中連絡をしてくれているので、かんたんな返事や挨拶だけでも返してあげるようにしましょう。

特に男性は、自分から連絡しなくなることが多いもの。

挨拶だけでもするようにして、彼女を安心させてあげて。

【体験談】”癒しの存在”は職場では得られない!今を大切にして

新しい職場では新たな出会いがあります。学生からの恋人と職場の気になる人…どちらを選ぶべきなのでしょう。

そんな風に悩む人へ、私が勤務先でお客さんから伺ったエピソードをご紹介します!

学生時代からの彼と結婚した女性の方です。

社会人1年目はやはりお互いに忙しく、連絡も少なくなっていました。
 
そんなとき、男性の先輩のサポートが身にしみて、仕事終わりにふたりだけで食事に行ったんだそう。
 
すると、食事をしながらも仕事の話がたくさん出てきたのだとか。
 
そこで「もしこの人とつきあったら、プライベートでも後輩でしかないのかも…」と思ったそうです。
 
学生時代からの彼とは、気を張らずに一緒に過ごすことができ、癒やしの存在でもあった…
 
そのことに改めて気づかされた。

そうおっしゃっていました!

新しく出会った職場の先輩は余裕があってかっこよく見えます。

しかし、一時の感情でいままで一緒に過ごしてきた彼氏を失うのは、後になって後悔してしまうこともあります。

恋をすると周りがみえなくなってしまいますが、そういう時こそ冷静に。あなたにとって誰が大切かを考えましょう。

まとめ

社会人1年目に訪れる破局の危機についてご紹介しました。

せっかくのご縁…大切にしたいと思うなら、こんなことに気をつけてみましょう!

  • 「仲直りのルール」でケンカを長引かせない
  • 一緒にいる時間を作る工夫をする
  • 連絡は相手を思いやりながら

お互いの努力と工夫次第で破局は避けられます!

「無理かも…」と思う前に、ふたりで相談してふたりで危機を乗り切ってくださいね♪