結婚する相手の職業はとても気になりますよね。

例えば、保育士として働く男性と結婚した場合、

「収入はどれくらい?安定しているの?」
「生活のリズムが合うか不安…」

と感じている方もいるはず。

そこで、気になる保育士の収入や一緒に生活していく上でおさえておきたいメリット・デメリットなどについてご紹介します。

この記事を読むことによって自分が男性保育士と結婚して幸せになれるのかイメージしやすくなるので、参考にしてみてくださいね。

男性保育士は保育園で頼られる人材

小さな子どもが好きな方にとって、保育士という仕事は非常に魅力的です。

ただ、女性に比べると人数は少なく、保育士全体の6.5%程度が男性となっています。

保育士としての働き方には正社員のほかにアルバイトなどもあるのですが、男性の場合はほとんどが正社員として雇用されているのも特徴です。

大きな理由は、女性と違って産休などのタイミングで一時的に退職することがないからだといえるでしょう。

そういったこともあり、ずっと働き続けてくれる男性保育士を強く求めている施設も多いです。

男性保育士との結婚で知っておきたい3つのポイント

保育士として働いている男性と結婚した場合に重要になってくるポイントとして、おさえておきたいことを3つご紹介します。

1. 多くの男性保育士は年収380万円前後

職業によっては同じような仕事をしていても男性の方が極端に高収入になるものがありますが、保育士の場合はあまり変わらず、女性よりも2万円ほど高くなっています。

年収は380万円前後が目安です。

残念ながら、高収入とは言えないでしょう。

例えば、専業主婦になりたいと考えた場合には男性の給料が600万円は必要とされているので、保育士の男性と結婚する場合には、専業主婦ではなく、共働きをしていく形になる可能性が高いです。

実際に給料が低いことに悩み、転職を考えている男性保育士もいるので、支え合いながら暮らしていく必要がありますね。

2. 温厚で忍耐力の強い男性が多い

子ども相手にする職業ということもあり、温厚な方でなければ勤まりません。

それでいて小さな子どもに付き合う体力も求められるので、忍耐強い方が多いといえるでしょう。

3. 基本的には週休2日でお休みがもらえる

保育士は多忙と言われることが多い職業です。

勤務時間は一般的に朝7時から夜7時までとなっていて、12時間程度。

ただ、時間外保育を行っている保育園で働く場合には更に長時間の勤務が求められることがあります。

だからといって忙しすぎて体調を崩してスタッフが減ってしまうと保育園としても大変なので、きちんとシフト管理が行われているところがほとんどです。

週休2日のシフト勤務体制を取っているところが多いのですが、土日も営業している保育園で働く場合は必ずしも土日が休みとは限りません。

シフト調整がなければ、休日はしっかり休みが取れると考えて良いでしょう。

家族のイベントも予定を入れやすいですね。

男性保育士と結婚したら期待できる3つのメリット

男性保育士結婚するメリットとして挙げられるのは、次の3つです。

1. 子どもの扱いを理解している

保育士といえば、保育のプロです。

例えば、結婚して赤ちゃんが生まれた時に、何が原因で泣いているのかわからなかったり、うまくあやせなくて焦ってしまうこともあるでしょう。

ですが、保育士として働いている旦那さんなら、適切な対応を理解しています。

そのため、育児で困ったことがあった時にサポートしてもらいやすいです。

男性の中には育児が全くわからず、おむつ交換やミルク作りなどを手伝ってくれない人もいますが、そういった心配もありません。

2. 細かいことに気づける

保育園で預かっている子どもたちは、ケガなどをしないように十分に注意をしなければなりません。

そのため、保育士は常に目を光らせ、危険そうなものがあれば先回りして対処しているのです。

特に子どもが生まれた後には助かる能力だといえるでしょう。

3. 優しい人が多い

小さな子ども相手にする職業なので、普段からキレやすい人だと保育士は務まりません。

温厚な性格の方が多く、一緒にいて安心できると感じるはずです。

男性保育士と結婚したら覚悟すべき4つのデメリット

デメリットについてもしっかりおさえておきましょう。

4つご紹介します。

1. 高収入とはいえない

先述したように、給料はそれほど高いわけではありません。

しかも保育士の仕事は非常に忙しく、疲れる仕事です。

ハードな仕事なのに給料がそれほど高くないことにストレスを感じてしまう人もいます。

保育士は数が足りているとは言えないので何か大きなトラブルなどを起こさない限りクビにされてしまうような心配はないのですが、収入面では少し不安がありますね。

2. 将来の働き方が不安

会社員の場合、50代を過ぎてもバリバリ働いている方が多いですよね。

ですが、年齢を重ねると体力も落ちてくるもの。

40代、50代になった時に元気で走り回る子どもたちの中に入り、保育士として働いていくのはなかなか難しいことです。

また、おじさんと呼ばれる年代になると他の若い保育士の先生の中にまざって働くことに抵抗を感じる方もいます。

園長のポジションにつければ良いのですが、簡単なことではないといえるでしょう。

3. ストレスが大きい

自分の子どもをみるのとは違い、他人の子どもの面倒をみるというのは、とても気を使うことです。

悪いことをしたからといって強くしかりつけるわけにもいきませんよね。

そういったこともあり、保育士として働いている男性の中にはかなりのストレスを抱えている方も多いです。

それが原因で鬱のような状態になってしまったり、ため息ばかりついていることも。

家でのストレス対策が必須といえるでしょう。

4. 女性と出会うきっかけが多い

一緒に働いている職場の同僚だけでなく、子どもを預けに来ている女性など、女の人と出会うことは多いです。

子どもと仲良く遊んだりしている男性の姿がとても優しさに溢れて魅力的に見えるものなので、浮気を心配してしまう女性もいます。

男性保育士が女性に求める3つの特徴

男性保育士の方は、結婚する際にどのようなことを求めるのでしょうか。

3つのポイントは次の通りです。

1. 収入面でサポートしてくれる

収入が多くないことに悩んでいるのは、保育士の男性本人です。

やはり収入が少ないと我慢しなければならないポイントも増えますし、奥さんや子供に贅沢をさせられないことを気にしていることでしょう。

そんな男性に対し、「あなたの収入が少ないから好きなものも買えない!」と怒りをぶつけてしまうのはNG。

そうではなく、節約をしたり、共働きするなどしっかり支えられる存在でいましょう。

2. 疲れる仕事だということを理解してくれる

小さな子どもの相手を一日中するわけですから、帰宅してからはかなり疲れ果てています。

それなのに家事をあれこれお願いされたりすると大変ですよね。

共働きになる可能性が高いので家事も分担していくことになるはずですが、疲れていそうなときには簡単な家事だけお願いして休みの日にきちんとしてもらうのも良いでしょう。

3. 家で癒してくれる

職場では子どもや、その親御さんを相手にして何かとストレスを感じます。

家に帰ってきてからは彼がゆっくり休めるような環境を整えましょう。

疲れていそうな時は好物を作ったり、マッサージしてあげるのも良いですね。

まとめ

いかがでしたか?

男性保育士と結婚した場合の未来について、収入や気になるポイントなどについてご紹介しました。

記事の中でご紹介したことのうち、特におさえておきたいのは次の3つです。

  • 高収入とはいえないため、共働きになる可能性が高い
  • 子どもが好きで、子育ても協力的
  • 精神的にも肉体的にも疲れやすい職業なのでしっかりサポート

「保育士として働いている男性と結婚を検討しているけれど不安もある」という方は、この記事を参考にして彼との結婚後の生活を予想してみてくださいね。