介護士といえば非常に需要が高い職業です。
ですが、結婚相手が介護士となると、悩んでいる女性も少なくありません。
「介護士の彼と結婚してうまくやっていけるのかな?」
「収入や結婚後の生活のことで何かと不安がある…」
そういった女性のために、介護士の収入や仕事内容から考えられる結婚後の生活などについてご紹介します。
この記事を読むことによって介護士の彼と結婚した場合にどのような生活をしていくことになるのかある程度予想し、準備もできるようになるので参考にしてみてくださいね。
介護士の主な業務内容5つ
近年高齢化の問題が騒がれており、この時代に介護士はなくてはならない職業です。
まずはその業務内容について、下記5つを確認していきましょう。
- 入浴や排泄の補助などの身体的な介護
- 洗濯や買い物などの生活援助
- メンタルケア
- 利用者の家族を対象とした相談や助言
- 介護スタッフとの情報交換
このように介護を必要としている利用者を幅広い角度からサポートするのが仕事内容になります。
また介護だけでなく、医療的な知識も求められます。
介護士との結婚で知っておきたい3つの状況
介護士をして働いている男性と結婚をした場合、結婚生活はどのような形になるのでしょうか。
具体的に想像しやすいよう、以下3つの状況を見ていきましょう。
年収は平均330万前後
介護士の年収は、大体の目安として平均330万円~だと言われています。
しかし勤続年数が長くなるほど収入も増えていくので、中には年収700万円以上の人もいます。
一方、勤続5年目でなかなか年収400万円を超えられないケースもあるので、職場環境による差も大きいといえるでしょう。
このように勤続年数や職場によって年収はまちまちですが、専業主婦を目指すのはきびしい環境とも言えます。
休み比較的取りやすい仕事
休みなく忙しく働いくイメージの強い介護士。
土日・祝日が必ず休みでとは言えませんが、休み自体は取りやすいといえます。
ただ、この点も職場によって異なるといえるでしょう。
人手不足の会社になると、休日返上で働かなければならない職場もあります。
人が足りていて休みを取りやすい職場であれば、家族行事に参加したり、旅行に出かける計画も立てやすいです。
将来的な安定性を期待できる
近年では高齢化社会が進んでいるため、介護士は常に求められている職種です。
そのため非常に安定性の高い職業だといえます。
特に経験豊富で利用者さんから親しまれるような介護士だと、多くの職場で引っ張りだこだといえますね。
職業の中には将来的に機械にそのポジションを奪われてしまうものも多数ありますが、介護の仕事を100%機械化することはできません。
そういった意味でも安定していて需要も高い職業だといえるでしょう。
介護士と結婚したら期待できる3つのメリット
介護士の男性と結婚した場合には次の3つのメリットがあります。
1. 優しい人が多い
介護に関する職業は優しいだけでなく、世話好きでなければ勤まりません。
そのため介護士として働いている男性と結婚すると、調子が悪いときに献身的に面倒を見てもらえたり、家事を率先して行ってくれるなど、優しさを感じる場面が多いです。
自分が困っている状況でもサポートしてくれる男性は、心強いですよね。
2. 介護士としての知識が役立つ
将来的に、自分や旦那さんの両親の介護が必要になった場合、介護しての知識を役立てることができます。
よく「親の介護が大変なのを旦那さんが理解してくれず、手伝ってくれない」といった悩みを抱えている方がいます。
そこで介護の現場についてよく理解している旦那さんなら、そういった心配もないでしょう。
また専門的な知識を持っていると、介護に関するアドバイスももらいやすいです。
3. 職場によっては高収入も期待できる
収入が低いと言われることが多い介護士ですが、職場選びに成功すれば一般的な介護士に比べてかなりの高収入を期待することも可能です。
病院など医療法人が出している求人の場合は、社会福祉法人よりも条件が良い傾向にあります。
そのため介護士だからといって、必ずしも収入が低いとは限りません。
年収面が気になる女性は、彼がどのような現場で勤務しているのか確認しておくといいでしょう。
介護士と結婚したら覚悟すべき3つのデメリット
デメリットについてもおさえておきましょう。
注意しておきたいのは次の3点です。
1. 夜勤がある
介護士が働く職場の中には夜勤が必須となっているところもあります。
旦那さんがそういった職場で働く場合、夜に旦那さんがいないことに不安を感じてしまう方もいるでしょう。
また子どもが出来た場合、出産直後は夜泣きなど一人で対応する場面も増えてしまいます。
こうした苦労の積み重ねにより、ストレスを感じる女性も多いようです。
2. 他の業界への転職は難しい
介護職は、体力や精神力が必要とされる職業です。
そのため中には、長年の介護業界に限界を感じて、別の職業へと転職を決意する方もいます。
しかし介護士の経験を活かせる職業が少ないため、いざ転職するにも苦戦してしまうケースが多いです。
そのため旦那さんが結婚後に転職を決意した場合、なかなか次の職が決まらず、家計が危うくなってしまう状況も考えられます。
3. 多くの世帯は共働き
介護士として働く男性と結婚した場合、専業主婦になるのは難しいです。
これまで説明してきたように、介護職は決して高収入と言えません。
そのため結婚後、旦那さんの給料だけを頼りに生活するのは難しいため、共働きの状態が必須になります。
結婚したら絶対に専業主婦になりたい!という方は、よく考えておきましょう。
介護士の男性と結婚して幸せになる2つのコツ
介護士の男性と結婚して幸せになるためには、どのようなことに注意していけば良いのでしょうか。
心がけておきたいことを2つご紹介します。
1. 収入面でサポートをする
これまでも説明のように、介護職は決して高収入とは言えません。
そのため「彼女には結婚後も働き続けて欲しい」と考えている男性が多いです。
2人で働いていれば旦那さんの収入がそれほど多くなくても、何か急な出費があった時に慌てずに対応することができます。
2. メンタルケアをする
介護の現場は重労働となることが多いだけでなく、頑固な利用者さんと接したりする際に大きなストレスを感じます。
そのため精神的に疲れて、介護士という職業を離れてしまう方もたくさんいるでしょう。
そのため旦那さんのストレスケアも、非常に重要だといえます。
家にいるときはゆっくりできるようにお茶を出したり、肩を揉んであげたりするのも良いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
介護士の彼と結婚した未来や、収入に関することなどについてご紹介しました。
記事の内容をおさらいすると、特にポイントになるのは次の3点です。
- 介護士の職業は将来にわたって重量が高い
- 収入が高いとはいえないが職場によって異なる
- 介護に関する知識は親の介護などでも役立つ
「介護士として働いている彼との結婚について迷っている」という方は、この記事を参考にして彼と結婚したらどのような生活が待っているのか具体的にイメージしてみてくださいね。