昔から「恋は3年で冷める」と言われているのはご存知でしょうか。
相手と付き合ってそろそろ3年目で何となく彼への愛情が冷めてきた気がする方も少なくないようです。
「彼への気持ちが冷めてきた気がするけど原因がわからない」
「何年も仲良く一緒に過ごしていくにはどうしたらいいの?」
こういった不安や疑問を抱えている女性のために、3年で恋愛が冷めると言われている理由や、長くラブラブに過ごしていくためのポイントなどについてご紹介します。
この記事を読むことによって恋人との仲を保つための秘訣が分かるので、参考にしてみてくださいね。
恋愛は3年で冷めるといわれる理由とは?
ジンクスの一つとして、恋愛は3年で冷めるとか3年目で恋愛は終わると言われることがあります。
これは、人類学者でもあるヘレン・フィッシャー博士が自身の著書「愛はなぜ終わるのか」の中で述べている一説です。
人類学者の説ということもあり、信頼度は高いといえるのではないでしょうか。
ドーパミンの分泌が関わっている
恋愛感情を持った際には脳内でドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されるのですが、ドーパミンには快感や多幸感を得る働きがあるのです。
恋愛をして好きな人といる時に幸福に感じるのにはこのドーパミンが深く関わっているわけですね。
ですが、ドーパミンの分泌は長く続くわけではありません。
ドーパミンの分泌が落ち着くのが3年目ころ
これが恋は3年で冷めると言われている大きな理由です。
3年までの間は、ドーパミンの影響によって「好き」という気持ちが膨張している状態ともいえます。
その状態が落ち着くため、何となく恋愛に冷めてしまったり、それまでドーパミンの影響で見えにくくなっていた相手の欠点が急に見えてきたりするのです。
結婚を考えると3年で冷めると困る!
結婚すれば、その相手と長く寄り添っていくことになりますよね。
10年、30年、50年と長い期間過ごしていくことになります。
それなのに、恋愛感情が3年で冷めてしまっては大変です。
ですが、出会ってすぐに結婚したカップルのうち、4年目以降の離婚確率がかなり高くなっているのは事実。
結婚した当初はかなりラブラブだったとしても徐々にその雰囲気が落ち着いていき、冷静に相手のことを判断できるようになったタイミングで「私、もしかしてこの人のこと別に好きじゃないかも…」といった気持ちが浮かんでくることもあります。
言い換えると、結婚して長く、仲良く生活していくためには恋愛感情だけではやっていけないということ。
一時の感情で結婚を決めてしまうのではなく、冷静にその人とうまくやっていけるのか判断することが大切です。
3年経っても冷めずに長続きするカップルの特徴
どのようなカップルになれると、3年経っても別れの危機を迎えることなく、仲良く過ごしていけるのでしょうか。
次の7つに該当するカップルは長期間にわたって良好な関係を維持しやすいです。
お互いのことを理解する努力をしている
出会った当初は、それぞれ相手性格や好きなこと、苦手なことなどわからないことがたくさんあります。
それを1つずつ理解していく寄り添いの心があることが大切。
長く一緒に過ごしていく中ですれ違うこともあるでしょう。
そういったときにどうせわかり合えないと諦めてしまうのではなく、相手のことを理解しようとする努力を欠かさないカップルは長続きしやすいです。
相手のことを信頼している
信頼できない相手と一緒に過ごすのはストレスがたまることです。
信頼できる相手なら、困難に直面した時に二人で乗り越えていくことができますよね。
この人は自分を見捨てない、守ってくれるといった信頼関係が結べると相手と長く寄り添って生活していくことができます。
感謝の気持ちを伝えている
長く一緒に生活していると、「わざわざ言葉にしなくても分かるでしょう」ということが増えていきます。
奥さんがいろいろ工夫しながら作ってくれた食事に対して「おいしい」の一言を言わなくなったり、仕事で疲れて帰ってきた旦那さんに対してねぎらいの言葉をかけなかったり。
ですが、良好な関係を続けているカップルは、常にお互いが幸せになれる言葉をかけています。
特に感謝の気持ちはしっかり伝えるようにしましょう。
「言わなくても分かる」という判断が気持ちのすれ違いを生む原因になってしまうこともあります。
ストレスを溜め込まない
それぞれ別々の環境で育ってきた二人なので、生活していく中ですれ違いがゼロというのあり得ません。
必ずストレスに感じるポイントや、不満を抱えることが増えてきます。
この時に大切なのが、そのストレスを溜め込まないということ。
ストレスを溜め込んでしまうと、後からそれが爆発した時に関係が修復できないような状況に陥ってしまうことも多いのです。
周りも含めて良好な関係を保つ
相手の男性とだけ仲良く過ごせていれば良いわけではありません。
彼のご両親や兄弟、職場の友達や古くからの友人と顔を合わせることもあるでしょう。
特に結婚した後はそれまで会ったことがなかったいとこやはとこといった少し遠めの親族と接する機会も出てきます。
結婚した後に彼と良好な関係を築いていくためには、そういった様々な関係の人とも仲良くしていくことが大切です。
自分だけでなく、その周りもすべて大切にしてくれる人だと安心できますよね。
嘘はつかない
嘘といってもいろいろなものがありますが、相手に嘘をついて生活をしているとそれがバレた時にそれまで築いてきた信頼関係が失われてしまうことがあります。
できる限り誠実に、嘘をつかずに接していきましょう。
依存しすぎない
お互いに自立することが大切です。
依存し過ぎる関係になってしまうと、相手に干渉しすぎてしまうことがあります。
仕事が終わらなくて連絡もできなかった旦那さんに対し、必要以上にLINEで
「今何してるの?何時に帰るの?」
と何度も連絡したり、何をするにしても相手の意見がないと決められないような関係になると心が疲れてしまいます。
マンネリ化を防ぐことも大切
恋愛は3年で冷めると言われますが、できるだけ長く恋愛感情を維持するためには、マンネリ化を避けることもポイントです。
例えば、いつも同じところにデートに出かけて同じようなスケジュールで過ごしても回数を重ねればドキドキを感じなくなってしまいます。
- 記念日はお互いにお祝いをする
- クリスマスやバレンタインなど恋人のイベントには力を入れる
- なんでもない日に贈り物をしてみる
上記3つのように相手を喜ばせる工夫をすることによって恋愛感情が長続きすると言われているので、定期的にドキドキしてドーパミンを刺激しましょう。
また、人によってドーパミンが落ち着いてくるタイミングは変わるので、「3年以内なら恋愛が冷めることはない」と安心することはできません。
まとめ
いかがでしたか?
恋愛感情は3年しか続かないと聞いて不安になっている方のために、その理由や対策などについてご紹介しました。
記事の内容で、特におさえておきたいのは次の3点です。
- 恋愛開始から3年ほどでドーパミンの分泌が落ち着く
- 長続きしているカップルには理由がある
- マンネリ化を防ぐデートで気持ちは長続きする
「3年以上経っても彼と仲良く過ごしていきたい」と考えている方は、記事を参考にしながら長く幸せに一緒にいられるカップルを目指してみてくださいね。