遠距離恋愛をしている最中に結婚することが決まると、どこで結婚式を挙げれば良いのか悩んでしまいますよね。

「どちらの地元で式を挙げるべき?」
「ゲストを招待する時の注意点は?」

そういった疑問を抱えている方のために、遠距離恋愛からの結婚式で式場の場所を決める際のポイントや気をつけなければならないポイントなどについてご紹介します。

この記事を読むことによって具体的にどういった結婚式場を選べば良いのかが分かるので、参考にしてみてくださいね。

結婚式はどちらの地元で挙げるものなの?

そもそも、結婚式はどちらの地元で挙げるべきなのか、ルールはあるのでしょうか。

これは、必ずしもどちらかの地元で挙げなければならないと決められているわけではありません。

そのため、2人で話し合いをした上で決定していく形になるでしょう。

お互いに不満が残らないように、しっかりと話し合って決めることが大切です。

結婚式は、自分たちだけでなくゲストにも参加してもらう式なので、ゲストのことも考えて決めなければなりません。

結婚式の地域を考えるときの3つのポイント

どの地域で結婚式を挙げようか悩んでいるのなら、次の3つのパターンから検討してみましょう。

自分たちにぴったりのものを考えてみてくださいね。

招待するゲストから考える

例えば、片方のゲストの方が極端に多い場合、そのゲストが多くいる方の地元を選択した方が無断です。

それから、招待するゲストの年齢層についても考えてみましょう。

片方のゲストは若い人ばかり、もう片方は高齢の方が多いということであれば、高齢の方を気づかってそちらの地域で結婚式を挙げることを検討する方が多いです。

より式場に多く足を運ぶのは?

一般的に、結婚式場に足を運ぶのは新郎よりも新婦の方が回数が多くなりがちです。

例えば、ヘアメイクリハーサルなどの相談で何度か足を運ぶこともあるでしょう。

特に男性が仕事で同行できず、女性が多く足を運ぶことになりそうな場合、その時の負担を考えて新婦が現在暮らしている地域を選択する方も多いのです。

平等にしたいなら中間地点もアリ

お互いのゲストにとって不満の残らない場所選びをしたいと考えているのなら、お互いの地元の中間距離を選択するのも一つの方法です。

ただ、この場合はお互いのゲストにとってなじみのない地域を選択することが多いので、アクセスが良好でわかりやすい結婚式場を選ぶなどの工夫をしましょう。

駅からすぐの場所にある結婚式場だと初めて行く人でも迷いにくいですね。

2箇所で結婚式・披露宴を挙げるカップルが増えている

お金や準備の手間はかかってしまいますが、新郎と新婦、それぞれの地元で1回ずつ披露宴をするというのも一つの方法です。

この方法ならそれぞれの地元のゲストを安心して招待することができますし、より多くの方から祝福してもらえるでしょう。

準備期間や費用に余裕がある方はこういった形も検討してみてはどうでしょうか。

遠方で来られなかったゲストへの対応

どちらの地域で結婚式を挙げるにしても、遠距離になるゲストの中には、どうしても足を運べない方も出てきます。

その場合、足を運べなかったゲストの方にもしっかりと対応できると良いですよね。

例えば、新郎の地元で結婚式を挙げ、新婦の地元のゲストがあまり来られなかったようなケースがあったとします。

このような場合、新婦の地元でもう一度披露宴を挙げるのが難しいようなら、新婦の地元で仲の良い知り合いのみを集めてちょっとした食事会をする方法も人気です。

2回結婚式をするのに比べて費用もかかりませんし、遠方だから参加できなかったという方お楽しめます。

リゾート婚という選択肢もある

結婚式や披露宴にある程度お金をかけることができるのなら、リゾート婚を検討してみるのもおすすめ。

これは、国内外のリゾート地で結婚式を挙げることをいいます。

双方のゲストにとって遠い地域になるケースがほとんどなので、ゲストごとの不公平感を抑えることができるでしょう。

国内のリゾート婚では沖縄が人気ですが、思い切って海外を選択する方も多いです。

ただし、打ち合わせがなかなかスムーズに進まなかったり、すべてが決まるまでに時間がかかることもあるため、注意して検討しなければなりません。

遠距離結婚式での場所決めでよくあるトラブル

実際に結婚式場を検討する前にどのようなことでトラブルになることが多いのかを確認しておくと対策をとりやすくなります。

ここでは、結婚式の場所を決める際に多いトラブルについて3つご紹介しましょう。

新郎側の地元で上げることに新婦の両親が激怒

特に結婚する旦那さんが長男である場合、その地元で結婚式を挙げるのが当然という考えを持っている方が多いです。

旦那さん自身が理解を示して新郎側の地域で結婚式を挙げることに納得していたとしても、その両親や親族から不満の声が上がるケースも少なくないのです。

旦那さんの両親や親族がしきたりなどにこだわる方の場合はよく注意しておかなければなりません。

交通費を負担して欲しいと頼まれた

結婚式で招待するゲストの交通費をどちらが負担するのかはケースによって異なりますが、一般的には招待する側が全額負担することが望ましいとされています。

しかし、新郎新婦に金銭的な余裕がなかったりすると、ゲストの交通費まで支払うのが難しいこともあるでしょう。

そのような状況で遠方から足を運ぶゲストから交通費を負担して欲しいと頼まれてしまい、悩んでしまう方も。

また、ゲストの自己負担で検討していたところ、ゲスト側は交通費を負担してもらえるものだと思い込んでいて直前になってからトラブルに繋がってしまうこともあります。

事前によく話し合いをしておかなければなりませんね。

宿泊費に関しても同じです。

打ち合わせが大変

遠距離で結婚式の場所を検討する際には、次の4つが基本的な選択肢になります。

  • 新郎の地元
  • 新婦の地元
  • お互いの中間地点
  • リゾート婚

どの場所を選ぶにしても注意しておかなければならないのが、結婚式の会場へは何度か足を運び、打ち合わせをする必要があるということ。

遠方の式場を選んだ場合には、その打ち合わせが大変です。

新郎の地元で結婚式を挙げる場合、新婦は遠方から足を運ばなければなりませんし、負担に感じることもあるでしょう。

その逆のケースもあります。

リゾート婚などの場合は直接式場へ出向いての打ち合わせができず、インターネットや電話でやりとりしたところ、想像していたのと違う結婚式になってしまったという方も。

このあたりも注意しておきましょう。

よく話し合いをして納得の行く場所決めを

結婚式場の場所について後からトラブルになるケースのほとんどは、事前の話し合いが足りていません。

自分たちの意見を通すことばかりに夢中になってゲストに不満を抱えさせてしまったり、片方の親族の都合を優先しすぎてもう片方の親族の怒りを買ってしまったり。

こういったこともないように、十分過ぎるくらいの話し合いをしておきましょう。

この時、自分たちだけでなく、お互いの親族からも意見を聞くのがポイント。

参加する人全員に納得してもらえるような場所選びをしたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

遠距離の結婚式で、場所決めをするときのポイントなどについてご紹介しました。

記事の内容をおさらいすると、重要になるのは次の3つです。

  • 結婚式を挙げる地域に特に決まりはない
  • 自分たちのことだけでなく、ゲストのことも考える
  • 2回式や披露宴を挙げる解決策もある

「遠距離恋愛で結婚式場の場所選びに悩んでいる」という方は、この記事を参考にして式場の場所を考えてみてくださいね。