前回はアムステルダムオリンピックの人見絹枝の活躍が描かれましたが、今回は次のオリンピックに向けて田畑が動き出します。
打倒アメリカを掲げる田畑は神宮に水泳競技用プールの建設をしようと考え・・・。
本記事では「いだてん」第27話の詳しいネタバレや感想、視聴者の注目ポイントなどを中心にご紹介していきます。
また、ネットを利用して見逃したドラマを見られる方法のご案内もありますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
『いだてん』第27話のあらすじ・ネタバレ
今回は、次のオリンピックに向けて田畑が、打倒アメリカを掲げて動き始めます。
まず、見栄えの良い競技用プールを神宮に作りたいと考え、体協に訴えに行きますが・・・。
ここからはネタバレを含んでいますので、知りたくない方はご注意下さい。
兄・実次が告げる世代交代
四三がいつものように外を走って下宿先に帰ると、足袋屋に実次が来ていました。
驚く四三に実次は、東京に用事があったと伝えます。
震災からたった5年で立ち直った東京を2人で見ながら、昔話をしていた四三と実次でしたが、不意に実次が「そろそろ、熊本に帰ってこんね」とつぶやきました。
四三は突然のことに言葉に詰まって何も返すことができません。
その頃、水連の田畑は次のロサンゼルスオリンピックに向けて動き出します。
田畑は世界基準の競技用プールを作り、水泳大国アメリカを倒す計画をたてました。
そして早速、競技用プールの交渉をするために体協の岸に直談判に行きます。
国からオリンピックの参加費を勝ち取った田畑を、ある程度評価していた岸は、願いを聞き入れ神宮競技場の敷地内に競技用プールを建設する約束をしました。
実次が急性肺炎で死去
その頃、東京にいる四三に実家から、兄・実次の危篤を知らせる電報が入ります。
急いで熊本に帰った四三でしたが、臨終に間に合うことなく冷たくなった実次と再会することになりました。
呆然とする四三に母は、急性肺炎だったと語り、最後まで四三のことを心配していたと言います。
四三はこれで父と兄、両方を看取ることができなかったと涙を流していました。
母は実次が東京で治五郎とあって、四三を熊本に帰らせる話しをしたと語りますが、四三は実次が治五郎に会えるはずがないので、いつものハッタリだろうと話します。
しかし、そうまでして自分を熊本に帰らせたかった実次を思い涙を流すのでした。
もう一人の母・幾重とスヤもやってきて、実次の死を悲しみます。
そして、四三に今夜は実次についていてやるように伝えました。
四三は冷たくなった実次に「潮時たい・・・」と語り、熊本に戻ることを決心します。
競技用プールが完成!
関東大震災から5年が経ち、東京市長の永田は10年後の節目に、何か大きなイベントができないか思案していました。
その時、秘書が東京でオリンピックを開いたらどうかと話します。
良いアイデアだと思った永田は、日本で始めてオリンピックに日本人を送った治五郎に相談することにしました。
その頃、田畑の念願だった競技用プールが神宮に完成します。
田畑は早速大きな大会を開き、メダルが取れそうな若い水泳選手を発掘して行くことにしました。
女子では日本新記録を出した16歳の前畑秀子をスカウトし、平泳ぎやクロールでも次々と声をかけていきます。
田畑は、既に次のプランである日米水泳大会を開くという野望に向かってひた走っていました。
四三の退場
四三は体協の事務所を訪れると、治五郎に熊本に帰ることを伝えます。
治五郎は東京オリンピックに向けて動き出す時に、四三にいなくなられては困ると説得しました。
しかし、四三は死んだ兄・実次の最後の願いであったことから固い決意を変えることはありません。
治五郎も実次が亡くなった知らせは聞いていて、あんなに元気だったのにと、生前に会っていたことを語ります。
四三は、実次が治五郎に会った話は本当だったのだと知り、涙を流しました。
結局、治五郎は四三の決意が変わらないと分かり、見送ることにします。
四三は最後に田畑と出くわし話しをしますが、あまり話しの内容が噛み合わないまま終わってしまいました。
それでも田畑は陸上は嫌いだけど、日本で最初にオリンピックに行った日本人として四三だけは認めていると独り言を言います。
それを聞いていた四三は、目に涙をためながら「さようなら・・・」と田畑に声をかけて去っていくのでした。
『いだてん』第27話の見逃し動画を安全に見る方法
四三の本当の引退が描かれた「いだてん」第27話ですが、うっかり見逃してしまったという方はいませんか?
そんな方のためにインターネットを利用して見逃したドラマを視聴する方法をご案内しています。
NHKオンデマンドで視聴可能
大河ドラマ「いだてん」はNHKオンデマンドで視聴することが出来ます。
NHKオンデマンドでは、単品レンタルと2種類の見放題パックがありますので確認してみて下さい。
- 2週間以内の放送分を視聴したい方は「見逃し見放題パック」
- 2週間超えた放送分を視聴したい方は「特選見放題パック」
どちらも税込み972円で契約できます。
NHKで放送された連続テレビ小説や、過去の大河ドラマなど様々な番組が高画質で安全に視聴できますので、大変おすすめですよ。
U-NEXT・ビデオマーケット・Gyaoでも視聴できる
NHKオンデマンド以外で「いだてん」を配信しているビデオオンデマンドは以下のとおりです。
しかし、どのサイトでも視聴するには課金が必要になりますので、少しでもお得に見たいという方はU-NEXTを検討してみて下さい。
U-NEXTの無料トライアルなら31日間映画やドラマが無料で見られるほか、登録するだけで600ポイントをもらえます。
「いだてん」なら単品レンタルで最低2話は無料で見ることができますのでおすすめですよ。
『いだてん』第27話を観た感想
今回は「いだてん」のもう一人の主人公・四三の本当の退場を描いた回でした。
前半の物語が終わっても、何かと登場していた四三が本当にもう出てこなくなるのかと思うと、ちょっとさみしいですね。
田畑は、いろんな人を不愉快にさせる要素をたくさん持った人物ですが、四三はいろんな人から好かれる人柄だっただけに残念に感じました。
しかし、あのうるさかった実次が、あんなにあっさり亡くなって最後も看取れなかった無念を思うと、仕方ない決断かもしれません。
これからは、水泳で日本が強敵アメリカに勝負を挑むことになるようです。
そして、ようやく東京オリンピックの話しが出てきました。
これからは田畑が治五郎と一緒に、この東京オリンピック実現に向けて奔走することになるのでしょう。
いろいろ問題のある人物ではありますが、良いことは良いとハッキリ認める性格でもあるので、最後の四三への賛美はとても素敵なシーンでした。
いだてん第27話のネットでの反応や評価・評判
実際に、「いだてん」第27話を視聴した方はどんな感想をもったのでしょうか。
ここでは視聴した方たちの注目したポイントを中心に、Twitterから選抜してみました。
兄・実次の最期
実次、暑苦しいけどめっちゃいいやつだった
いだてんを面白くしているのはこういう存在だよ!https://t.co/XkfE81ngUL#いだてん— maro156 (@maro_156) July 15, 2019
「お前のために頭を下げ続けた
兄上の側におれ」実次さんを罵倒していたのに、
実次さんの努力を一番理解していたのは幾江さんだったんだね。 pic.twitter.com/riO70ah6qH— のんのん (@nonnon_iinoya) July 14, 2019
#いだてん
もう、「実次ーっ!」からの「あーっ」は見られなくなるのか…(。´Д⊂) pic.twitter.com/Rc5M2zBCSQ— 閂 (@1192_296kmkrbkf) July 14, 2019
実次兄ちゃん、治五郎先生とほんとに会ってたんですね……(ボロ泣き) #いだてん pic.twitter.com/jmVriJXh67
— 八化増 (@gusuka_bakusui) July 14, 2019
あんたに言うても仕方なかばってん
あんたしかおらんけんあんたに言うけんよう聞いときなっせ!何ね実次こぎゃん早う
起きんかね実次
あんたがのうなったら張り合いのなかばい
当たり散らす者がおらんけん
弟はヘラヘラして家に寄りつかんけんね
寂しかね…シエさん幾江さん…寂しかね…#いだてん pic.twitter.com/jRBJVEV4s2
— かかまつ (@kakamatsukk) July 14, 2019
やだよう、ここで実次さんを叱る幾江さん来ちゃったら泣いちゃうじゃん…しかし幾江さんもすっかりおみ足が弱られて… #いだてん
— ぬえ (@yosinotennin) July 14, 2019
亡くなった実次の元に駆けつけた幾重のシーンに注目が集まっています。
一番元気で亡くなりそうにない実次が逝ってしまうとは想像もしていませんでした。
四三から田畑へバトンタッチ
主役が変わる演出が素晴らしい…
四三さんありがとう、お疲れ様#いだてん pic.twitter.com/znGAHAT5ie
— メシア (@nishiko514gmai1) July 14, 2019
一番の思い出と言われて
「甘いお菓子と紅茶」
四三さんらしい、一言では語れないストックホルムの記憶(感動#いだてん pic.twitter.com/7g4xgl3LWQ— shanyu810 (@shanyu810) July 14, 2019
四三さんがオリンピックの一番の思い出をひとつに絞れるわけもなく、それらの象徴として「倒れた時に村人が助けてくれたときの紅茶と甘いお菓子の味」に凝縮されてるだなんてロマンチックな感慨は、仮に細かく説明したとしてもまーちゃんには理解できないだろうなあ(笑)#いだてん
— あさひ (@asako0807) July 14, 2019
ストックホルムオリンピックについて思い出があれこれ浮かんで胸が一杯になり、つい口にしてしまったのは甘いお菓子と紅茶という、あの五輪を味わった四三にしか分からない、田畑にとっては他愛もない話でしかない思い出を語ってしまう。第一部を見ていた人ならその気持ちが痛いほど分かる。 #いだてん
— ほまち。 (@homachimaru) July 14, 2019
田畑「一番の思い出は何ですか?(水色)」
金栗「一番ですか?(黄色)」物語は少し前から第2部と称されていましたが、本日まで字幕の色が示す主人公は四三さんでした。
いつ切り替わるか不思議でしたが、最後にようやく四三さんは次の主人公に襷を繋いだのですね。
お疲れ様でした。#いだてん pic.twitter.com/RJGSiuJpwQ— かかまつ (@kakamatsukk) July 14, 2019
四三くんとまーちゃん、ツーショット写真存在するのか!#いだてん pic.twitter.com/iF3QLCM3Wi
— コリドラスkobo(動物、幕末明治、絵描き) (@211KB) July 14, 2019
すでに第二部が始まっていますが、今回の四三の退場で始めてちゃんと第一部が終わったような気がします。
最後の四三から田畑へのシーンはちょっと感動しました。
視聴者それぞれの注目したポイント
第1部の余韻に浸るヒマも与えずいきなりプールに放り込まれて「はい!今日から水泳じゃんね!ほら泳ぐ!」って無理やりクロールさせられたような45分だった。まーちゃんあんたって人は… #いだてん
— 安芸むらさき (@hiroshimapurple) June 30, 2019
前畑秀子の実家は豆腐屋で高等小学校卒業後実家の豆腐屋を手伝うところ小学校校長が秀子の水泳の才能を認めて両親を説得し椙山女学校創立者の椙山正弌のすすめで編入して水泳を続ける。#いだてん pic.twitter.com/N6ZNp1n097
— シャン・あざらしTNG (@fujikiyo0407) July 14, 2019
プールを薔薇の香りにする男
www#いだてん pic.twitter.com/6Ca0G7PS4n
— sir-10 (@k_satochan) July 14, 2019
いまも中央・総武線脇に見える神宮プールが昭和5年完成ねぇ、時代を考えるとすごい施設 #いだてん pic.twitter.com/jHwbKYcAK2
— シロウ (@long444) July 14, 2019
プール建設の話を持ちかけるシーン。岸さんが、決して口外はしない自分自身の腹黒い本音をまーちゃんにズバズバほじくられて、ちょっと後ろめたくなってる感じにも見えて。 #いだてん
— におう (@niou_k) July 14, 2019
前畑秀子は高等小学校の時にはすでに頭角を表し、これに感じた学校が天然のプールを作り練習の場を与えた。また進学を諦めていた秀子に、椙山高等女学校の創立者椙山正弌は才能を認め、高等女学校への編入と近代的プールを用意した。才能とは与えられる環境によっても大きな差を生じる。 #いだてん pic.twitter.com/76Tg9k7dr1
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) July 14, 2019
今回は田畑がマシンガントークで、あっさり岸から神宮の新設競技用プールを勝ち取りました。
どんな問題も勢いと口数だけで、突破していくところが第2部の主人公のすごいところですね。
いだてんの放送時間帯
ここでは「いだてん」の放送時間をご案内しています。
地上波では毎週日曜日の夜に放送されていますので、自宅でゆっくり視聴するにはよい時間ではないでしょうか。
- 毎週日曜 20:00~20:45
- 毎週土曜 13:05~13:50(再)
- 毎週日曜 18時-18時45分
- 毎週日曜 9:00~9:45
- 毎週日曜 8:00~8:45(再)
再放送もありますので、ぜひ確認して視聴してみて下さい。
それでも見逃してしまった方は、ネットで視聴する方法もありますよ。
まとめ
「いだてん」第27話はいかがでしたでしょうか。
今回は、東京まで実次が四三を訪ねてきて、熊本に帰るように説得します。
そして、突然病で倒れた実次は、帰らぬ人になってしまいました。
田畑は神宮プールを作り、メダルが狙える若い世代をどんどん見つけて声をかけていきます。
四三は治五郎に熊本に帰ることを伝えると、田畑との会話を最後に東京を離れるのでした。
動画でドラマを視聴できる方法を、もう一度確認したい方は下をクリックしてみて下さい。