前回はオリンピック出場を決めた四三が実家へお金の工面を頼む手紙を送りましたが、今回はその返信が届きます。
勉強に専念するように言われていた四三は叱られることを覚悟していましたが・・・。
本記事では2019年2月17日放送のNHK大河ドラマ「いだてん」第7話を詳しくご紹介しています。
また、放送の時間や安全にネットでドラマを見る方法もご案内していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
『いだてん』第7話のあらすじ・ネタバレまとめ
今回はお金の工面をお願いしていた実次から手紙で返事があります。
かけっこより勉強に専念するように言われていた四三は恐る恐る手紙を開封しますが・・・。
ここからはネタバレを含んでいますので、知りたくない方はご注意下さい。
ないものはない!!
治五郎は四三を説得してオリンピック出場を決めさせた後、今度は弥彦の説得に向かいます。
弥彦は出場しないと言いながらも治五郎の説得に反応を示していました。
治五郎は弥彦の性格からして最後には参加すると言い出すだろうと予測します。
その頃、四三は熊本の実家にお金の工面のお願いをしていたものの、返事がないことで不安になっていました。
ストックホルムへ出発するまで3ヶ月を切っていたため、心配した可児は治五郎に相談しますが、すでに借金漬けで首が回らない治五郎からはないものはないと言い返されてしまいます。
治五郎はその時点ですでに数億円に及ぶ借金をしていたのでした。
兄からの手紙
治五郎の読み通り弥彦はある時から酒もタバコもやめて、クラウチングスタートの練習を始めます。
その当時、日本ではやる人がいなかった短距離走の新しいスタート方法でした。
弟のオリンピック出場に反対していた兄の弥太郎は弥彦がやっぱりオリンピックに出るつもりではないかと疑います。
四三のもとへようやく兄・実次からの手紙が届きました。
恐る恐る開封する四三でしたが、内容は四三のオリンピック出場を肯定し、お金の工面を引き受けると書かれています。
四三は心配してくれていた可児に手紙を見せて抱き合いながら泣いて喜ぶのでした。
明治45年2月、四三と弥彦はオリンピック出場者としてエントリーをすませました。
正式な日本代表選手になった2人に治五郎は勝てなくてもいいから、精一杯戦ってくれと激励します。
西洋のテーブルマナー
四三と弥彦は今後の予定について説明を受けることになります。
ストックホルムには鉄道で2週間かかり、同行者はつく予定だと話がありました。
治五郎は出発前に安仁子から英会話やテーブルマナーを教わるように言われます。
それを聞いた弥彦は使用人やシェフもいる自分の家で安仁子のレッスンを受けてはどうかと誘いました。
その頃、熊本では実次がお金の工面に走り回ります。
父の主治医だったスヤの父のもとにも行きますが、1800円は到底工面できる金額ではありませんでした。
しかし、どうしても四三をオリンピックに行かせてやりたいと話す実次にスヤは自分の嫁ぎ先に頼んでみてはどうかと提案します。
家族の気持ち
その後、実次から連絡がなく不安になっていた四三は幼馴染の美川に背中を押されて治五郎に相談に行きます。
しかし、部屋の前まで行くと治五郎が10万円以上もの借金で途方にくれている話し声が聞こえてきました。
四三が来たことに気がついた治五郎は温かく迎えてくれますが、四三はお金の話を治五郎にすることはできませんでした。
治五郎はそのまま四三を浅草に連れて行くと大切な背広を質に入れて、そのお金を四三に渡してくれます。
そしてこのお金で西洋式の背広を仕立てるように伝えたのでした。
四三は感激してお礼を言うと言われた通り背広を仕立てに行きます。
ただ、その後もお金の工面のめどが立たず、とうとう優勝カップを質に入れようかと考えますが、そこに兄・実次が訪ねてきました。
驚く四三に実次は「1800円、持ってきたばい!」と満面の笑みで話します。
『いだてん』7話の見逃し動画を安全に見る方法
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『いだてん』第7話を観た感想
今回は日本人初のオリンピック選手となる弥彦と四三が始めて関わりを持った回になりました。
お互いほとんど面識がなかった2人が予選会で知り合い、これから歴史に名を残すと思うと感慨深いものがあります。
対照的な家庭環境で育った四三と弥彦ですが、お互いに敬意を持ち接する姿も印象に残りました。
弥彦のほうは名家に生まれたプレッシャーとその枠からはみ出てしまうことへの罪悪感が垣間見える発言がありました。
しかし、純粋な四三はそんな弥彦に素朴な疑問をなげかけます。
そして四三の方は金額の事で罪悪感を抱えていて、2人とも練習だけに専念できる状態にないように感じます。
それでも周囲はそんな事情を考慮してくれはしないでしょうから、結果を求められる2人が不憫にも感じました。
いだてん第7話のネットでの反応や評価・評判
ここでは実際に「いだてん」第7話を視聴した方の感想や意見をネットで調べてまとめています。
対照的な家庭環境の弥彦と四三
一番になっても家族に認められないのは四三君も弥彦君も同じで、そうか、少なくとも近世に武道として地位を築いた競技と違って、国際的な競技スポーツはこの時代の日本ではまだまだマイナーなんだなと。
ガラパゴスな価値観が変わっていく過程を見られるのは近代大河の楽しさでもあるなと。#いだてん— 碧也ぴんく★23日~原画展★25日~星のとりで3巻・天下一!!愛蔵版発売 (@pinkjyoudai) February 3, 2019
もっと言うと、大河は結果が決まってるからわかりやすいだろうとも。
何があろうと四三と弥彦はオリンピックに行くし、昭和39年には東京オリンピックが開催される。この先どうなる?というハラハラにリソース割く必要なく、登場人物の感情の機微にだけ注目できる。なんとわかりやすいことか #いだてん— やす (@yasnot) February 17, 2019
「母は兄にしか関心が無い。兄は金にしか関心が無い。」
富裕だが冷たい家族関係の三島家と、貧乏大家族だけど温かくて一家で四三のオリンピック代表入りを喜ぶ金栗家。
弥彦の言葉に何が家族の幸せなのかを考えさせられてしまう。#いだてん pic.twitter.com/qSBqBQazkx— マルマルコ (@marukodorama) February 17, 2019
そうだよな…貧乏な四三には貧乏なりの幸せと悩みが、金持ちの弥彦にも幸せと悩みがあるんだよね…ツラいな…泣
— こんでん (@hiroju55) February 17, 2019
キラッキラの御曹司な弥彦とド田舎から身ひとつで出てきた四三、家族もあんなに喜んで必死に応援してくれてるのに金がない四三と金があっても家族の理解と応援がない弥彦、この徹底した対比よ。王道でいて陳腐にはならず地に足ついた確固たる人物像、互いを引き立て輝き合うこの対比よ!!! #いだてん
— 雁 (@m_hntkr) February 17, 2019
あれ、本当に三島弥彦なりのもてなしなんだよね。四三が「世界記録」であることにライバル意識も当然あるだろうし、その半面で敬意もある。ストックホルムには二人で行くことになるし、西洋の流儀は自分の方が一日長があって、年下の四三はやっぱりどこか可愛いんだろなあ。 #いだてん
— こば@語り用 (@385_mnkd) February 17, 2019
笑いに紛らしているけど、弥彦が四三くんを自宅に招いたこと、大森夫妻を見る周囲の目、金栗家総出の借金の願い先が田舎のお医者さん止まりであること、実次兄と出かけるスヤさんの明るい声、実次兄の赤毛布と全力笑顔、気付くと切なくて涙が出てる。
#いだてん— とにゃはにゃ (@CQ55MeWXsQPLeMC) February 17, 2019
オリンピック出場を果たす弥彦と四三が始めて一緒に描かれた回になります。
対照的な家庭環境ではありますが、弥彦は四三への気遣いを忘れず、四三も弥彦への敬意を忘れないよい関係に見えました。
満面の笑みで現れた兄・実次に感動の涙
https://twitter.com/machichimako/status/1097125802582265860
https://twitter.com/TeaChamong/status/1097118874128904197
実次兄ちゃん、さぞ…勉強したかったんだろうな。
父親代わりに、家族を守らなくちゃならない立場だから、四三に期待する気持ちがようく分かる。
それに応えようと、必死に頑張る四三の姿の描き方も素敵だ。#いだてん pic.twitter.com/uuclRjZCbh
— 東区の人 (@Higashikunohito) January 20, 2019
四三の兄実次は自分も学があり進学したかったかもしれないのに、そんな事はおくびにも出さないで農業に精を出し大家族をまとめ四三の文を皆に嬉しそうに読んで聞かせる。
天井に嘉納治五郎先生の言葉を立派な書写で貼り、四三に打ち込むものを見つけろと励ます。
本当に良いお兄さん。#いだてん pic.twitter.com/RBWUDRLTqj— マルマルコ (@marukodorama) January 20, 2019
実次さんは小学校しか出ていないというけれど、立派な書も書くし夏目漱石も知っているし、弟の教育に熱心だし、実はとても頭の良い人だったんじゃないかと思った。父親の体が弱くなかったら、相応の教育を受けてひとかどの人物となり地元で活躍されていたかもしれないね。 #いだてん
— ぽぽん (@popon1013) January 20, 2019
中村獅童が演じる長兄の実次。知ってるつもりによれば父より怖かったとのこと。実際の写真見ると獅童に似ている #いだてん pic.twitter.com/EnRTk4C5ja
— 芝@JARA (@ShivaJara) January 20, 2019
兄・実次(演: #中村獅童 さん)なくして金栗四三のオリンピック出場はなかったといえますね☺️
病弱な父の代わりに家族を支え、四三の頭の良さや可能性を誰より信じて背中を押した人物…!
経済的余裕がない時も、四三だけは上の学校へ行かせようとしていました。#いだてん— 小栗さくら@歴史タレント (@oguri_sakura) January 13, 2019
https://twitter.com/marukodorama/status/1097098999692091392
ストックホルムまでの渡航費用。
当時の1800円は、今の約500万円くらいの金額にあたるそうだけれど…
来年の東京オリンピックの開会式の良い席は、闇でこのくらいの金額になるかもしれない。#いだてん pic.twitter.com/wakXyFf2Ng
— 東区の人 (@Higashikunohito) February 10, 2019
片田舎の農家が今の金額で500万円だすのは容易ではないことだと思います。
それを満面の笑みで持ってきてくれた兄・実次の姿には感動して涙がこぼれました。
視聴者それぞれの注目したポイント
いだてんにタバコシーンが多すぎるってまた始まってるけど
当時の成人男性の喫煙率は8割なんで別におかしくもなんともないし、逆に一切喫煙シーンがないほうがおかしいって風立ちぬの頃から言ってるぞ私#いだてん— 南十字@ドラマ垢 (@sc_hateruma) February 19, 2019
美川くん 好きでーーす#いだてん #絵だてん #いだてん絵 pic.twitter.com/AnUQnoHoXY
— くま子 (@bearbeartea) February 18, 2019
いだてんというドラマは、嘉納治五郎さんの「夢」が周囲を巻き込みながら引き継がれて、どうにかこうにか実現していくつくりになっているんだなあ。途中で退場してしまうけど、実質的に影の主役。
— アリノリ (@a_ri_no_ri) February 17, 2019
「なんで世界記録出したー!!?」ってブチ切れて「がっかりだよ!!」ってぼやくのどう見ても昌幸パパだし、金もないのに「学費ならなんとかする!外務省がだめなら私が出す!」とかほいほい安請け合いするのは完全に景勝様だし、あの2人のハイブリッドとかどんだけヤバイの嘉納治五郎。#いだてん
— かおる@丸と虎が終わらない (@sakyo_asc) February 10, 2019
役所さんが演じる治五郎先生、年相応の貫禄を見せたり、年甲斐もなくはしゃいだり、画面いっぱいに暴れる姿が本当にチャーミングで魅力的ですが、今週の四三くんに自費渡航させる口車のシーンは、自分のそういうとこ分かってるな!?というのが垣間見えて、ちょっとした小悪魔でしたね。好き。 #いだてん
— 二塁 (@atohz_chiri) February 10, 2019
嘉納治五郎の金銭感覚に問題を感じる方のコメントが多く見られました。
しかし本人の生活はとても質素だったそうなので、責めるに責められない人柄ですよね。
いだてんの放送時間帯
こちらではNHK大河ドラマ「いだてん」の放送時間をご案内しています。
- 毎週日曜 20:00~20:45
- 毎週土曜 13:05~13:50(再)
- 毎週日曜 18時-18時45分
- 毎週日曜 9:00~9:45
- 毎週日曜 8:00~8:45(再)
うっかり見逃しても翌週土曜日には再放送がありますので、先週のストーリーを確認してから視聴することができます。
まとめ
「いだてん」第7話はいかがでしたでしょうか。
今回はようやく弥彦と四三が正式にオリンピック出場選手に決定します。
四三はお金の工面を頼んだ兄・実次からなんとしてもお金を準備すると連絡をもらい喜びますが、なかなかその後の連絡が届かず焦り始めることになりました。
弥彦の方は家族からの理解を得られずに期待もされていないことを寂しく思っています。
出場費用で追い詰められた四三は予選会の優勝カップを質に入れようと考えますが、外に出ると兄・実次が満面の笑みで立っているのでした。
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