前回は競技中に突然失踪した四三がホテルに帰っていたことが分かりますが、今回は何も覚えていない四三が少しずつ競技中の記憶を取り戻していきます。
自分の不甲斐なさに苦しむ四三でしたが、さらに追い打ちをかける悲しい知らせが舞い込み・・・。
本記事ではNHK大河ドラマ「いだてん」第13話を詳しく解説していきます。
また、再放送の時間や、安全にネットでドラマを見る方法もご案内していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
『いだてん』第13話のあらすじ・ネタバレまとめ
今回は四三が競技中の失った記憶を思い出していきます。
日射病で気を失ってしまった四三は自分の不甲斐なさに苦しみますが、そこに追い打ちをかけるような知らせが入り・・・。
ここからはネタバレを含んでいますので、知りたくない方はご注意下さい。
あの日の記憶
競技の途中から記憶がない四三はあの日の記憶を取り戻そうとダニエルと2人でコースを歩いていました。
すると足袋をプレゼントしたラザロ選手と競り合い、抜いたところを思い出します。
そして二股に別れた森の小道で右に曲がったことを思い出すのでした。
その時、後ろにつけていたラザロ選手は必死に四三に何かを伝えようと大声で呼びますが、四三はラザロ選手に抜かされると勘違いしてスピードをあげます。
四三はそこでマラソンコースの道を間違ってしまったのでした。
そしてフラフラになりながら知らない家にたどり着きそこで気を失ってしまいます。
その家の一家は親切に四三を介抱してくれ、駆け付けたダニエルたちが付き添ってホテルの部屋に戻ったのでした。
四三は帰りの列車の中で涙を流し、周囲の人間に心配されます。
悲劇の知らせ
その翌朝、弥彦が新聞を持って四三の部屋にやってきました。
そしてオリンピックのマラソン競技で世界記録を更新した選手が何人もでたことを教えてくれます。
また大会で初めて死者が出たことも教えてくれました。
なんとその人物は四三が足袋をプレゼントしたポルトガルのラザロ選手だったことが分かります。
死因は日射病による髄膜炎でした。
四三は最後に見たラザロ選手の姿を思い出して呆然とします。
その頃、治五郎は結核で寝たきりになった大森を見舞っていました。
体がつらい大森は弱気な発言を繰り返しますが、治五郎は一喝すると良いことに目を向けるように伝えます。
それは大森が残した競技の実践的練習方法が書かれた本をこの世に残せることでした。
これは大きな遺産だと治五郎は励まします。
悲しみを乗り越えて
四三はもう一度ストックホルムの町中を走ってみました。
するとコースの途中でラザロ選手のゼッケンが手向けられた場所があることに気が付きます。
参加選手たちが花やお供え物を持ち寄り、ラザロ選手のために祈りを捧げていました。
四三もラザロ選手の最後の姿を思い出しながら手を合わせます。
オリンピックIOC総会ではラザロ選手の死が議題に上がっていました。
しかし、ポルトガルの代表者はラザロのためにもマラソン競技を続けてほしいと4年後の開催に向けて発言します。
総会の会場には大きな拍手が起こり、4年後のベルリンオリンピックでもマラソン競技を行うことになるのでした。
ストックホルムを去る四三
治五郎はオリンピックの閉会式を待たずにストックホルムを去ることを四三と弥彦に伝えます。
自分たちのオリンピックは次に繋がっているため、ここで終わりではないと治五郎は2人に語りました。
四三も弥彦もこれに同意し、出発前に監督の大森に挨拶に行くことにします。
大森は病状がよくなかったため、ストックホルムに残って治療を行うことにしていました。
しかし、別れの挨拶にきた四三と弥彦を妻・安仁子は大森に会わせることはありませんでした。
大森はすでに人と会うことも出来ないほど、病気が悪化していることが分かります。
仕方なく四三たちはお世話になったダニエルたちに礼を言うと船に乗り込んでストックホルムを去るのでした。
『いだてん』13話の見逃し動画を安全に見る方法
初オリンピック参加で涙の敗退を経験した四三の苦悩が描かれた「いだてん」第13話を見逃してしまったという方のために、安全に動画で視聴できる方法をご案内しています。
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『いだてん』第13話を観た感想
前回は拍子抜けした終わり方をしましたが、その空白の時間の内容が詳細に語られた回になりました。
この回を見たらメダルがとれなかった金栗選手を責めることもできなくなるはずです。
しかし、日本で知らせを待つ人たちが敗退を聞いた時の反応をみると、これから日本に帰って報告することになる四三も大変だろうと予測がつきます。
一生懸命やった結果なのだから仕方ないと思いますが、かわいそうで仕方ありません。
そして仲良くなったラザロ選手に起こった悲劇もまた衝撃的でした。
実話なので本当に亡くなったことを伝える記事もあり、国の国旗を背負って出場する重圧はすごいものであることが分かります。
四三たちがラザロに野花を捧げ「また4年後」と挨拶しながら国に帰っていく姿もこれから起こる出来事を知っている我々としては切ないですね。
いだてん第13話のネットでの反応や評価・評判
ここでは実際に「いだてん」第13話を視聴した方の感想や意見をまとめています。
今回は胸が詰まるシーンがたくさんあった回だったので視聴者もそれぞれ想うところがあるようです。
ラザロ死亡に対する視聴者の思い
13話(もうつらすぎて記憶がないです) #いだてん #絵だてん pic.twitter.com/HhhnGgKNjB
— ナキエイドー (@nakieidoh) April 1, 2019
少なくとも #いだてん 見てる人はこれからラザロ選手の存在を心に刻んで、東京オリンピックの時、ポルトガルに滅茶苦茶拍手したくなると思う
それと少数で参加する国々にも敬意を払った応援をしたくなる
絶対に五輪への意識が変わる
そう思う
それだけの力がこの大河にはある— ルルフ (@hervorruf) March 31, 2019
フランシスコ・ラザロの死を伝えるポルトガルの新聞。#いだてん pic.twitter.com/f68LTyrXKP
— Watanabe (@nabe1975) March 31, 2019
競技者の「ラザロのためにもまた4年後に会おう」と運営側の「ラザロの死を無駄にしないために何をすべきか」は分けて考えるべきことなのに何故かごっちゃになり「第二第三のラザロを生まないためには」というのを抜本的に誰も考えないあたり、あースポーツって今もこうだよねと #いだてん
— こはろさん (@kohalogical84) March 31, 2019
言葉が出ないので、代わりにラザロさんを描いてました…#いだてん #絵だてん pic.twitter.com/7HdwSaCRos
— キム虎 (@soukurokimyan) March 31, 2019
選手たちがラザロに野の花を手向け、祈りを捧げる姿と、IOCの席上で彼が英雄として祀り上げられ「平和の祭典」のために消費されていくシーンが並行するのが最高にグロテスクでした #いだてん
— 地下4階の袴田 (@kitahorii) March 31, 2019
思いがけない展開に視聴者も驚きを隠せないようです。
仲良くしていた四三はより一層ショックを受けたことでしょう。
四三の悲惨な敗退
二つの敗北が描かれた。一方は限りなく悲惨で、もう一方は限りなく情けなかった。しかしそれが現実だ。現実にファンタジーはない。厳しい現実の中で人は戦い続ける。そして敗北は将来への最初の重要な一歩なのだ。そんな長く地味な戦いを描いているのだからこの作品は十分大河の名に値する。#いだてん
— バスチャン (@itoh_andieMusik) March 31, 2019
本当に凄まじいドラマだと今日もつくづく思った。二週間遅れの手紙の切なさ、疾走する落語、それに重ねて描かれる四三の再起、命を賭して走った友、友の死に走り続けることを誓う世界中のライバル達、ひたすら長閑なストックホルムの風景と国を背負う事の責任の重さ、四年後の約束。 #いだてん
— いが(たろに) (@iga_iganao) March 31, 2019
#いだてん そうか、四三が敗者だからこそ宮藤官九郎は主人公にしたんだな。オリンピックは勝者たちだけのものではないし、みっともなく実力も出せないで負けることだってある。でもそういう人たちも間違いなく歴史を作ってきた。見えなかった歴史を見せてくれるドラマなんだと思うと、胸が熱くなる。
— 岡室美奈子 Minako Okamuro (@mokamuro) March 31, 2019
即座に力強く「良かったに決まっている!死んだら君、二度と走れんのだぞ!」って断言してくれた弥彦、復活の一周を走った四三を迎えてくれた弥彦、新しいの買っちゃったんだ!なんてお茶目にカメラくれて負担を感じさせない弥彦、貴方はどこまで爽やかな痛快男子ですか生田斗真!!!!!! #いだてん
— 雁 (@m_hntkr) March 31, 2019
『しんだらもう走れない』っていう言葉は、窓から飛び降りようとした三島天狗に四三くんが『脚折ったらもう走れない』って言ったののおかえしよね。この二人は細かく細かく言動が絡み合い影響を及ぼし合ってる。 #いだてん
— ももンが (@arumajiki20dai) March 31, 2019
弥彦と四三の友情に多くのコメントが寄せられました。
現場にいた2人にしか分からないことがあるのは確かですよね。
視聴者それぞれの注目したポイント
#いだてん は史上最高傑作になるんじゃないかと思ってます
好きな大河ドラマはたくさんあります
平清盛も直虎も永遠に愛してるし八重の桜前半は絶対大事
でもいだてんほど脚本と演出がきちんとかみあっている作品は稀と思います
今までの試行錯誤が生きていると思って涙して観ています— ごんたあや (@gontaaya) April 1, 2019
※隣にコイツいなくて良かったね#なつぞら #いだてん pic.twitter.com/IK6qzDSJe2
— ギズム_ネコガミ (@gismnekogami) April 1, 2019
あと、あの、ワン公、きょうびどこから連れて来たの・・あの懐かしい感じ!最近絶対に見かけない感じ!(超褒めてる)#いだてん #いだてん最高ばい
— 軒遊び (@peewee24242) April 1, 2019
たった一度の参加がどれほど人間を成長させるか、オリンピック精神とかスポーツの意義だとか、理屈抜きでビシビシ伝わってしまった。大森監督を叱るじごろ先生からも同じこと教わった気がする。
とにかく脚本がすごい。こんなに深い人間の見つめ方を、どうしてできるんだろう。
#いだてん— 太陽月星 (@yahiroasuhi_emi) April 1, 2019
金栗敗北の当時の新聞記事(明治編年史 7月16日付東京朝日)
靴の問題で故障したとされています。新聞記者側に日射病の情報は入っていなかったようですね。 #いだてん pic.twitter.com/XkXVxO1gQj— ブラキストン線の向こう側 (@cupsoup2) April 1, 2019
「いだてん」第13話振り返り。四三を介抱した一家を演じたのは、なんと実際のペトレ家子孫|Japaaan https://t.co/L7IHH5ia2P #いだてん #テレビドラマ #金栗四三 #オリンピック #東京オリンピック pic.twitter.com/PWIVuYDHaW
— Japaaan (@japaaan_com) April 1, 2019
いだてん第13回。ストックホルムまでは2週間かかるから鯛など腐ってしまうというのを聞こうともしなかったスヤが、「手紙が届くのに2週間かかるから」と四三の棄権などなかったかのように「時間を巻き戻して」嬉しそうに手紙を読む姿が良かったなあ。彼女と四三の間に時差と距離はないのだね。
— キホーテくん (@dqjote) April 1, 2019
いだてん。日射病の過程を辿る43。ちゃんと助けてくれた一家に挨拶にいく律義さ。不甲斐ない自分を責める竹野内豊、堪えるシャーロット、そばにいる者の気持ちを知れ!と叱責する役所広司。ラザロ髄膜炎だなんて涙。とみきゅうぅ、前座の分際でとみきゅうぅ、暮れでもねえのにとみきゅうぅの松尾スズキ
— 吉田潮 (@yoshidaushio) April 1, 2019
時代劇ではない大河ドラマへの批判や視聴率の問題などいろいろ言われる「いだてん」ですが、脚本の完成度の高さに絶賛の声が多く上がっています。
いだてんの放送時間帯
ここではNHK大河ドラマ「いだてん」の放送時間をご案内しています。
- 毎週日曜 20:00~20:45
- 毎週土曜 13:05~13:50(再)
- 毎週日曜 18時-18時45分
- 毎週日曜 9:00~9:45
- 毎週日曜 8:00~8:45(再)
毎週土曜日には再放送がありますので、先週のストーリーを確認してから次を視聴することができます。
まとめ
「いだてん」第13話はいかがでしたでしょうか。
今回は四三がなぜ部屋に戻って寝ていたのか、スタートをきってからの出来事が描かれました。
そして日射病で朦朧となった四三はコースからはずれ、倒れた先で出くわした人たちに助けられたことが分かります。
つらい現実に追い打ちをかけるように仲良くなったラザロ選手が日射病で死んだことを知りました。
仲間に支えられた四三は4年後のオリンピックで今回の屈辱を果たすことを決意し、日本へ帰る船に乗り込みます。
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