前回は心折れて自殺までしようとした弥彦でしたが、今回はいよいよオリンピックが開催され弥彦が競技に出場することになります。
勝てないことが分かっている勝負に複雑な表情をする弥彦でしたが・・・。
本記事では「いだてん」第11話の詳しいネタバレや感想、視聴者の注目したポイントなどをご紹介していきます。
また、ネットを利用して見逃したドラマを見られる方法もご案内していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
『いだてん』第11話のあらすじ・ネタバレまとめ
今回はオリンピックが開催され、いよいよ弥彦の出番がやってきます。
もともと勝てないことは既に分かっていた弥彦は複雑な表情をするのですが・・・。
ここからはネタバレを含んでいますので、知りたくない方はご注意下さい。
問題のプラカード
開会式のプラカードの表記を「JAPAN」にするか「日本」にするかで揉め始めた一同でしたが、四三は日本でない限り出場を辞退するとまで言い始めます。
しかし、それでも兵蔵は西洋人に読めなければ意味がないと言い切りました。
治五郎は四三たちの間に流れる不穏な空気に気がつき、理由を尋ねますが弥彦からは治五郎のせいだと言われてしまいます。
弥彦はタイムのことばかり言われすぎてプレッシャーに押しつぶされそうになったと怒りをぶつけました。
そして四三が納得しないのなら自分も出場できないと言い始めます。
四三はストックホルムに来てから、どんなにつらくても日本にいる家族や友人たちのことを思い出して乗り越えてきたと語りました。
だから自分は西洋人に分かるように「JAPAN」と表記するのではなく、日本人として「日本」でオリンピックに出場したいと伝えます。
それを聞いた治五郎は四三の熱い気持ちを受け止めて頼もしいと褒めました。
そして結局、プラカードの表記は間をとって「NIPPON」と書くことにします。
敵はタイムのみ!弥彦の戦い行方
7月6日ストックホルムオリンピックがいよいよ開幕されます。
スタジアムには28カ国3000人の代表選手が集まり、盛大な開会式が行われました。
日本選手団は四三と弥彦のみでしたが、日の丸を掲げて堂々と入場します。
そして開会式が終わると早速、弥彦が出場する100メートル走の予選が行われることになりました。
ロッカールームで出番を待つ弥彦は緊張の面持ちでいましたが、そこに兵蔵が来て声をかけます。
兵蔵は「敵はタイムのみ。
一緒に走る選手はライバルではなく、同じ敵に立ち向かう同士と考えよ」とアドバイスをしてくれました。
弥彦は3週間前に聞きたかったと言いながらも、感謝してスタジアムに出ていきます。
そして100メートル走の予選に出場しますが、結果は最下位で終わりました。
しかし、弥彦は気持ちを切り替えて自己タイムを更新したことに満足げな表情をみせます。
突然、押し花を始める四三を心配する治五郎
その後、200メートル走や400メートル走にも出場した弥彦でしたが、結局、圧倒的な敗北を味わうことになります。
それでも弥彦は明るく敗北感を受け止め、次に控える四三へエールを送りました。
四三は兵蔵の調子が悪くなったため、一人で黙々と練習を行い、本番に向けて調子を整えていきます。
しかし、四三は本番が近づくにつれ味わったことのないモヤモヤ感を胸に感じるようになりました。
戸惑った四三は気持ちを落ち着かせるために部屋で押し花を始めます。
それを見た治五郎は心配になって、外の空気を吸いに行くように促しました。
しかし、四三がスタジアムの歓声を聞いて緊張に押しつぶされそうになっていることを知り、もっと気楽にやっていいと声をかけます。
プレッシャーという言葉を知る四三
四三は惨敗続きでも競技に出るのが楽しみと笑顔を見せる弥彦に原因がわからない胸のモヤモヤのことを相談してみました。
すると、弥彦はそれがプレッシャーと呼ばれるもので、選手全員が感じているものであることを教えてくれました。
納得した四三はモヤモヤの原因が理解できたのでもう怖くないと笑顔をみせます。
翌日、弥彦は四三が見守る中、400メートル走に出場しました。
しかし、他の出場選手が棄権していたため、一緒に走るのは弥彦ともう1人の選手のみになります。
それでも全力で走りきった弥彦は自己ベストを更新することに成功し、四三と抱き合って喜びました。
そして出場者が2人しかいないことから当然決勝にいけることになりますが、自分の限界を越えた弥彦は治五郎に棄権を申し出ます。
弥彦はやり遂げた満足感で晴れ晴れとした気持ちだと話し、治五郎も棄権を受け入れるのでした。
『いだてん』11話の見逃し動画を安全に見る方法
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『いだてん』第11話を観た感想
今回は弥彦が大活躍しましたが、いろいろ考えさせられる回でもありました。
特に他国の選手との勝負と自己タイムとの戦いは、ちょっとモヤモヤしてしまいますね。
結局、日本にいる人達は勝手に弥彦たちに大きな期待をよせているので、弥彦が自己ベストと言っても、他国に負けたことをいろいろ言われそうです。
弥彦は日本に帰った時にどんなことを家族や周囲の人に言われるのでしょうか。
他人事ながら自殺まで考えた心の弱さからちょっと弥彦のことが心配になりませんか?
そして、味噌汁の作り方に加えて、押し花までこなす四三の女子力の高さが印象に残った方も多かったのではないでしょうか。
気持ちの落ち着かせ方は人それぞれですが、治五郎が心配になったのも理解できますね。
いだてん第11話のネットでの反応や評価・評判
弥彦の奮闘が描かれた「いだてん」第11話を視聴した方はどんな感想をもったのでしょうか。
ここではドラマの評判をTwitterから選抜してみました。
「敵はタイムのみ!」笑顔を取り戻す弥彦
敵はタイムのみ。
弥彦は、勝ちました。
弥彦は、薩摩隼人として、三島家の誇りのために、命を賭して、勝ちました。日本人初めてのオリンピックを、走り切りました。#いだてん pic.twitter.com/bmtNLZqe4t
— かかまつ (@kakamatsukk) March 17, 2019
いだてん第11話。ストックホルムオリンピック開幕。不慣れな異国で競技に挑むプレッシャーは計り知れないもの。兵蔵の「敵はタイムのみ」という言葉は、短距離選手でなくとも共感する所がありました。世界に挑み、世界を体験し、世界を知った弥彦。カッコよかった!ありがとう!#いだてん #いだてん絵 pic.twitter.com/in86hajHA4
— KEI-CO (@keico) March 24, 2019
https://twitter.com/tamayura_yura/status/1107264742714818560
敵はタイムのみ。
一緒に走る選手のことはライバルではなく、タイムという同じ敵に立ち向かう同志と思いたまえ。この言葉がきっかけとなって、外国人選手たちもそれぞれプレッシャーと戦い、もがき苦しんでいることに気付いた弥彦。
素晴らしいアドバイスだったな〜。#いだてん pic.twitter.com/0j7gxSdsJJ
— ちーろ (@ysdk1230) March 17, 2019
今日の「いだてん」で大森さんが三島君に
「敵はタイムのみ。回りの選手はライバルではなく皆タイムと戦う同志と思いなさい。」
という感じの言葉を掛けてたのが印象的だった。
三島君の
「できれば3週間前に言って欲しかったですね。」
も含めてスポーツ漫画好きにはこういうやり取り効くぜ。— あらうーじょ (@araujo_swaraw) March 17, 2019
https://twitter.com/TeaChamong/status/1107260227601088514
「敵はタイムのみ。一緒に走る選手はタイムという同じ敵に立ち向かう同志」自分のタイムと立ち向かった弥彦。「(レースに)負けはしましたが(自分のタイムとの戦いは)成功」
なんという清々しさ!泣く#いだてん— azukKi (@azukki_) March 17, 2019
兵蔵が始めて監督らしい言葉を弥彦にかけたシーンにコメントが多く寄せられていたようです。
もっと早く聞きたかったと言い返す弥彦の気持ちも分かりましたが、走りきった後の清々しい笑顔が何より印象的でした。
押し花好き!?女子力が高い四三
本番3日前の四三くんの部屋 pic.twitter.com/mA3l3WSxnn
— ピーチ子 (@momomonmon55) March 17, 2019
金栗四三がストックホルムで野の花を摘んだのも、歌を詠んだのも、また史実だとか。
奮闘の声もとどろに吹きならす
スウェーデンの野に夏花ぞ咲く道ばたの野バラをつみてわが部屋に
いけて眺むるここちよきかなふるさと日本の花と似たものを、好んで押し花にして残していたそうです。#いだてん pic.twitter.com/nCUNjVDaLV
— かかまつ (@kakamatsukk) March 10, 2019
オリンピックの際に押し花ばしていた四三さん。史実であり、なんとその時の押し花がまだ現存しとりますけん、熊本にいらした際にはぜひ。展示品なんで別のとこに移動してたらゴメンね #いだてん #金栗四三 pic.twitter.com/UA43UCUk11
— 名無しさん (@abe_mon) March 17, 2019
https://twitter.com/nhk_td_idaten/status/1107250259351293952
金栗四三の押し花は史実の通り。乙女チックだろうが、マラソンのプレッシャーから癒やされたかったんだろうね。#いだてん
— grandprogram (@fcjlckdsjalz) March 17, 2019
押し花もだけど、ドライフラワーも作ったとです。 #いだてん pic.twitter.com/WECXacXiQB
— q_taro (@qtaro94689977) March 17, 2019
押し花をする四三さんの深窓の令嬢のような手つきの美しさと佇まいの可憐さに笑わされながら、勘九郎さんはもともとは人間国宝で名女方だった七代目中村芝翫に「女方にしたい」と望まれていたということを思い出した。かわいいなぁ〜、上手いなぁ〜、勘九郎さん。 #いだてん
— ルート (@muamuamuu) March 17, 2019
押し花をしたのは史実だったそうですが、四三の女子力の高さにコメントが集中していました。
押し花は持って帰れますが、後ろのドライフラワーはどうするつもりだったのでしょうか。
視聴者それぞれの注目したポイント
「いだてん」を観ていて、なによりもはっきり思うのは、中村勘九郎という役者をとても好きになっているということ。
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) March 17, 2019
番組が始まって以来何度も何度も映し出されたこの写真を、こんなにも熱い気持ちで見返すことになるなんて。
NIPPON。
たった2人きりの選手。
初めての、オリンピック。#いだてん pic.twitter.com/nsMTaZ074b— かかまつ (@kakamatsukk) March 17, 2019
どうか我が友に勝利を #いだてん #絵だてん pic.twitter.com/aSzIAez7x7
— 久世番子 (@bankolan) March 17, 2019
回を重ねる程、明朗闊達そうな四三こそ、実は理屈でやっと自分を立たせる理論派で、エリート弥彦のほうが、感情に正直な情緒派なのが見えてきて、対照が面白いなあ。だからこそ「楽しかった」と言い切る弥彦の笑顔が、プレッシャーと添い遂げ「考えて考えて」走ると言う四三に光を照らす。
#いだてん— 二塁 (@atohz_chiri) March 17, 2019
勝てっこないのは知ってる。でも、今それに挑戦して、きちんと、立派に負けておかないと、次がない。そういうことって、あるんですよね。負けることから逃げている人たちにはわからない。
今、一生懸命戦って、立派に負けてる私たちのためのドラマだと思ってます。
奮えー!奮えー!
#いだてん !— さとひ(または渡辺裕子) (@satohi11) March 17, 2019
https://twitter.com/tomboychinatsu/status/1107247043347546113
四三と弥彦の対照的な性格や、その2人に芽生えた友情に注目した投稿が多く見られました。
コメントにあるように確かに四三は理論的で弥彦は感情的な性格かもしれませんね。
いだてんの放送時間帯
ここでは「いだてん」の放送時間をお知らせしています。
地上波では毎週日曜日の夜に放送されていますので、ちょうど自宅でゆっくり視聴するのによい時間ではないでしょうか。
- 毎週日曜 20:00~20:45
- 毎週土曜 13:05~13:50(再)
- 毎週日曜 18時-18時45分
- 毎週日曜 9:00~9:45
- 毎週日曜 8:00~8:45(再)
再放送もありますので、ぜひ確認して視聴してみて下さい。
まとめ
「いだてん」第11話はいかがでしたでしょうか。
今回はようやくプラカードの文字を「NIPPON」と表記することで開会式に四三と弥彦が揃って参加しました。
兵蔵から的確なアドバイスを受けた弥彦はプレッシャーから解放され、競技そのものを楽しむ余裕が生まれます。
結果は予想通り惨敗した弥彦でしたが、自己ベストは更新できたことから晴れ晴れとした表情で競技を終えるのでした。
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