TBSドラマ『この世界の片隅に』も折り返し地点まで来ましたね

前回の兄・要一の遺骨の件や哲の覚悟などは、観ていて胸が痛かったです。

次第に戦争の色が濃くなってきたことで、視聴するのが怖くなってきた方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ネタバレを含むあらすじと、インターネットでの視聴方法をまとめています。

あらすじを読んで、映像を観られそうかどうか判断する材料にしてくださいね!

『この世界の片隅に』第6話のあらすじ・ネタバレ

突然上空に戦闘機が現れるという、現代日本ではあり得ない光景から始まる第6話。

視聴率は8.5%となりました。

辛いシーンが続くので、録画して心の準備ができてから観る方もいそうですね。

すずとリンとの再会

昭和20年春、呉の上空にたくさんの戦闘機が姿を現し、畑にいたすず(松本穂香)と晴美(稲垣来泉)は、恐怖のあまり呆然と立ち竦んでしまいます。

そこへ、夜勤を終えて帰宅途中だった義父・円太郎(田口トモロヲ)が駆け付け、2人を助けてくれました。

間近に迫まりくる戦争を実感した北條家の人々は、「こんなご時勢だから最後になるかもしれない花見」を計画。

その際に、周作(松坂桃李)は同僚の成瀬(篠原篤)をすずの友人・刈谷幸子(伊藤紗莉)に紹介することになりました。

同年4月、兄・久夫から譲られた教科書を持った晴美は、国民学校に入学し元気に通学しています。

そして、待ちに待った花見当日、すずや径子(尾野真千子)らの手作り弁当を持った北條家一同と幸子は、満開の桜が咲き誇る公園へ向かいます。

公園には北條家と同じような考えの人々が多数訪れていました。

その中にリン(二階堂ふみ)を見かけたすずは、北條家の人々から離れて彼女の元へ。

すずと再会したリンは「遊郭の慰労会で花見に来た」と言い、大きな桜の樹に登って腰かけます。

同じように桜の樹に腰かけたすずが、リンへの茶碗を託した遊女の体調を尋ねました。

するとリンは「すずさんから貰ったザボンを嬉しそうに食べた後、肺炎で死んだよ。」と答え、彼女の形見である紅をすずに渡します。

さらに、リンは「人は死んだら記憶がのうなるじゃろ?秘密も消えてのうなる。

それはそれで贅沢なことかもしれん。自分専用のお茶碗みたいにね。」と語り、すずに優しく微笑んで去っていきます。

その頃、姿が見えないすずを捜していた周作は、遊郭の人々と一緒に帰るリンを見かけて立ち止まります。

そんな周作に気づいたリンは、微笑して通り過ぎていくのでした。

その後、桜の樹に腰かけるすずを見つけた周作は嬉しそうに「今日、知り合いに会った。笑っとって安心した」。

それを聞いたすずは「うちは周作さんが笑っとって安心しました。」と笑顔になるのでした。

戦争による被害

数日後、北條家では水や非常袋の準備、防空壕への避難の手順などを決め、ますます激しくなる戦況に備えます。

そんな中、円太郎の勤務先である工場が空襲されたとの連絡が入り、心配する家族の間に重い空気が流れます。

そして、文官として働いていた周作も武官として訓練を受けることになり、3か月ほど家を離れることになりました。

円太郎の安否も分かないまま家を離れる周作は、すずに「家を守ってくれ」と頼みますが、不安になった彼女は「無理です。」と拒否。

肩を落とす周作の背中を見たすずは、「嘘です。ごめんなさい。」と謝り、「この家を守って待っとります。

この家におらんと周作さんを見つけられんかもしれん」。

すずの言葉に「ありがとう」と返した周作は、彼女をそっと抱きしめるのでした。

翌日から周作と径子は、円太郎の行方を捜し回りますが、全く手掛かりが掴めない日々が続ます。

そして、周作は武官として訓練に向かうため、旅立っていきました。

その後、ケガをした円太郎が病院に入院中だと分かり、北條家の女性陣はホッと一安心。

皆の前で気丈に振舞っていたサン(伊藤蘭)は、嬉しさのあまり涙を流すのでした。

節子はすずの娘?

時は変わり平成30年8月、広島を訪れた近江佳代(榮倉奈々)は、北條節子(香川京子)を恋人の江口浩輔(古舘祐太郎)に紹介し、3人で慰霊碑に手を合わせていました。

かつて、東京で介護職をしていた佳代は、様々な悩みを抱えて疲弊していました。

そんな佳代と偶然であった節子が彼女の悩みを聞き、「居場所はどこにだってあるよ。」と励ましてきたのです。

自ら被爆者だと語る節子は、無人となった北條家を再生させてカフェ開業を目指す佳代を応援しており、店舗の内装デザインをスケッチしたノートを彼女達に見せます。

佳代と浩輔はセンス良く描かれたスケッチ画に感嘆のため息を漏らします。

そんな2人に節子はお母ちゃん(すず)に教えて貰ったと楽しそうに話すのでした。

悲劇の始まり

再び昭和20年6月、海軍病院に入院中の円太郎の見舞いのついでに、下関に疎開した久夫を訪ねようと考えた径子は、すずや晴美と一緒に呉の駅へ向かいます。

駅には切符を買う人々の長蛇の列ができていたため、径子はすずに晴美を連れて、近くにある円太郎の病院に行くように指示します。

病院へ行く途中、「海が見たい」と言う晴美の希望で寄り道した時、空襲警報が鳴り響きます。

慌てて近くの防空壕に避難した2人は、激しい爆撃音や振動音に震えていました。

警報が解除され防空壕から出たすずと晴美の前には、瓦礫だらけの町並みが広がっています。

急いで帰宅しようと晴美の手を握ったすずは、彼女の後ろに落ちている爆弾を発見。その瞬間激しい閃光が2人を包み……。

『この世界の片隅に』第6話の見逃し動画を無料で見る方法

お花見の最中に、テルの形見である口紅が手渡されましたね。

普段は化粧っ気のないすずがお化粧をしている姿は新鮮でしたし、とても似合っていました。一見の価値ありですよ!

6話をDailymotion・Pandora・miomioでも閲覧可能?

動画視聴にお金をかけたくない方は、以下のような非公式サイトでドラマを観ることになると思います。

『この世界の片隅に』第6話を配信しているサイトもありますよ。

  • Pandora(パンドラ)
  • Dailymotion(デイリーモーション)
  • miomio(ミオミオ)

念頭に置いてほしいのはウイルス感染のリスクがつきまとうことです。

動画を視聴したくて開いたサイトのせいで、デバイスが破壊されてしまっては元も子もありません。

少しでも不安な方は、VODを使用した方が良いと思います。

『この世界の片隅に』第6話を配信している主要ビデオオンデマンド(VOD)一覧

安心できる環境でドラマを視聴したい方は、以下の表にあるVODを利用しましょう。

VOD一覧 配信状況
Hulu
U-NEXT
dTV
auビデオパス
FODプレミアム ×
Amazonプライムビデオ
TSUTAYA TV
WOWOW ×

『この世界の片隅に』第6話を配信しているかどうかは表にまとめてあります。

VODの嬉しいポイントは、本ドラマ以外のドラマや映画も視聴できるところです。

話題作をどんどん視聴しちゃいましょう!

『この世界の片隅に』第6話を観た感想

第6話では、最後になるかもしれない花見を楽しむ呉の人々の様子が描かれていましたね。

現在は、当たり前のように巡ってくる季節も、先の見えない当時ではとても大切なものだったに違いありません。

そして、空襲によって円太郎がケガ、すずと晴美も被災することになります。

2人の近くで爆発した爆弾がどのような被害をもたらすのでしょうか。とても心配です。

また、すずと再会したリンは自分専用のお茶碗が贅沢だと言っていましたよね。

極貧の家から遊郭に売られたリンの周囲には、他の人々と共有するものばかりで、自分専用と言えるものは何一つなかったのでしょう。

そして、死んだら記憶から消えてしまう。自分を想い出す人もいないと考えています。

これらの言葉はリンの辛かった半生が伺えるものとなっており、切ない気持ちでいっぱいになりました。

また、6話を見た他の方の感想も以下に紹介します。

「この世界の片隅に」、今季のドラマの中で一番楽しみにして見ています。この6話は特に個人的にとても見どころがあり、また大きな転機へと向かう回だったと思います。

お花見でリンを偶然に見かけたすずは、夫と恋仲であった彼女と夫が鉢合わせするのではないか?とリンの後を追い、桜の木の上で2人で話すシーンがとても良かった。はらはらしながらも、周作がここに来たら面白いのにと思ってしまいました。その後に結局リンとすずの夫の周作も橋の上で言葉を交わす事はありませんでしたが、再会するのですが、その後、周作がリンの事を知り合いとし、「笑っていて良かった。」というシーン、それに対するすずの反応もとても良かったですが、私ならば猛烈に嫉妬するだろうな・・・と思ってしまいました。(笑)

昭和20年。そろそろ戦争も末期に近づいていますので、今後さらに激化していくのだろうと考えると不安です。

そんな中ですが、桜というのは不思議と気分を上げてくれます。
一方で、桜はパーっと咲いて、パッと散る。という儚さも持っています。

その桜のイメージからか、久しぶりにすずと再会したリンを見ていると、なぜか切ない気持ちになってきます。
でも、そんな時代だからこそ、年に1度のイベントを楽しもうする発想はとても好きです。
どんな時代でも、前を見て楽しく生きる。

そうすることで、一時でも辛い現実から離れて楽しむのは、この辛い現実を乗り越えるためにも必要だと思います。
周作とリンは、今後も顔を合わせることなく過ごすのでしょうか。
すずが悶々とした気持にケリを付けるためにも、周作とリンの3人が顔を合わせる機会があっても良いと思います。
でも、周作とリンにとっては、過ぎた淡い思い出なのかも。

そうだとしたなら、ごたごたしたものにしたくないという気持があるのかもしれません。
ここはすずにとって、我慢のしどころだと思います。

気になると思いますが、周作を信じて前だけを見て欲しいです。

北条家お花見に行きます。
戦争の中、一時の幸せの光景ですね。
すずはお花見の途中でリンと出会います。
今まですずとリンとの関係は夫の周作の事もあり不思議なものですが私はこの回で友情に結びついたと感じました。
今までの色々なことがお花見の場で消化されたかのようです。
そしてラストシーンは衝撃的でした。
戦争の現実を目の当たりにする出来事、今まで日常生活を描いてきたドラマなので一気に残酷さを突きつけられた気分です。
淡々とした日常の中に確実に戦火が迫っており、それをこの回のラストで実感しました。

戦争の中で備蓄しているシーンから当時の緊迫した雰囲気が伝わってきました。すずたちをかばった円太郎が倒れたときは、死んでしまったのかと思ったら、ただ寝ているだけと気づいたときは、思わず笑ってしまいました。緊迫の中にほっこりとしたシーンがあるところは、良かったと思います。
6話にまで進んできて、すずの演じる演じ方が深くなってきているところが見ていて面白いなと思いました。すずの三角関係もまた話に振られていて面白いなと思いました。今後、戦争がどうなっていくのか気になりました。

この世界の片隅に第6話のネットでの反応や評価・評判

すずが晴美の手を引いて走るシーンで終わったため、「次回はどうなるのか」といったツイートが多く見られました。

視聴者は見る気満々の方、視聴できる自信のない方で二分されたようです。

「次回が気になる!」

「次回を見れる気がしない」

今回メインキャラクターとして登場したリン(二階堂ふみ)に関するツイートもありました!

艶やかな美しさに惚れ惚れする方が多かったようです。

「リン役・二階堂ふみが美しい!」

まとめ

次回予告では、包帯を巻いたすずが写っていましたね。

原作を知っている方は、「ついに来たか・・・」という心持ちのようです。

爆発に巻き込まれてしまった晴美の安否も気になるところですよね。

すずにとって北条家で頼れる相手は夫だけですが、その周作はいつ帰ってくるのでしょうか。

次回はすずにとって更に辛い回になりそうですね。

もう一度「この世界の片隅に」を視聴できる動画配信サイトをチェックしたい方は、こちらから戻ることができますよ。

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