前回はスヤと結婚したものの、熊本には帰らないことにした四三でしたが、今回は足袋屋の2階に下宿してマラソン漬けの日々を送っていました。

そんな中、幾重に後押しされたスヤが東京まで四三に会いにやってきますが・・・。

本記事ではNHK大河ドラマ「いだてん」第16話を詳しく解説しています。

また、ドラマを見逃してしまった方のためにネットでドラマを見る方法もご案内していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

『いだてん』第16話のあらすじ・ネタバレまとめ

東京に残ってマラソン漬けの生活を送ることにした四三に幾重とスヤは仕送りまでして応援してくれます。

そして四三からの手紙を読み返すスヤに幾重は東京まで会いに行ってこいと背中を押してくれますが・・・。

ここからは詳細なネタバレをご紹介していますので、まだ見ていない方はご注意下さい。

下宿先は足袋屋の2階

大正3年、高等師範学校を卒業した四三は熊本には帰らず足袋屋の2階に下宿してマラソン漬けの日々を送ることにします。

四三の頭にはベルリンオリンピックでメダルを獲得することしかありませんでした。

足袋屋では四三のために改良した足袋が注目をあび、学生のお客を中心に大繁盛します。

辛作と奥さんは四三のおかげと感謝し、家賃は払えるときだけで良いと言ってくれました。

そんな辛作に四三は舗装された道でも走れるように更に足袋を改良してほしいと頼みます。

四三は治五郎のおかげで形だけは高等師範学校の研究科に籍を置き、マラソンの練習に専念することができました。

その上、幾重とスヤからは毎月仕送りまでもらえるため、毎日後輩たちに肉料理をおごってやる余裕まであります。

四三が結婚して養子になっていることを知らない野口は可児にお金の出どころが分からないと不気味がって相談するのでした。

世界情勢を懸念する体協

四三はベルリンオリンピックに向けて順調に力をつけつつありましたが、それと同じ頃、治五郎たちは体協の会議でオリンピックの予算について話しをしていました。

そこでイギリス留学から戻ってきたトクヨは世界情勢について話しをします。

その当時、サラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦に突入した欧米はオリンピックなどできる状態になかったのでした。

トクヨは日本もドイツと戦う可能性が出ているため、敵国に選手を送ることなどできないと話します。

しかし、それでも治五郎はオリンピックは平和の祭典として行われるもので、政治とスポーツは関係ないと話しました。

そして四三以外にもオリンピックを目指す日本人がたくさん出てきていることを伝え、若者の夢を奪う権利は誰にもないと強く訴えます。

熊本ではスヤが四三からの手紙を嬉しそうに幾重に読んで聞かせていました。

幾重はスヤの気持ちを察して東京まで四三に会いに行ってくるといいと勧めてくれます。

スヤを追い返す四三

その日、四三がトレーニングを終えて下宿先に帰ると見慣れない草履があることに気が付きます。

四三はお客が来ているのかと辛作に聞きながら2階に上がりますが、待っていたのは熊本からやってきたスヤでした。

突然のことに驚く四三にスヤは幾重が会いに行ってこいと言ってくれたと話し、持ってきたいきなり団子を四三に出してくれます。

四三は嬉しそうに団子を頬張り、スヤが部屋にいることに感激した様子をみせますが、次の瞬間「帰って」と言いました。

面食らうスヤに四三は集中してトレーニングするには気が散るものは全部排除しないといけないと覚悟を話します。

そしてスヤを部屋に残したまま、またトレーニングに出かけてしまうのでした。

呆然としていたスヤでしたが、辛作に頭を下げて夫のことを頼むとそのまま熊本に帰ります。

しかし、それを聞いた幾重は我慢がならず、四三の兄・実次に八つ当たりしに行きました。

そしてオリンピックが終わったら家から二度と出さないと吐き捨てて帰っていきます。

そうまでしてオリンピックに懸けていた四三でしたが、無情にもトクヨに言うように戦争のせいでベルリンオリンピックは中止が決定するのでした。

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『いだてん』第16話を観た感想

今回は東京で頑張る四三の姿が描かれましたが、会いに来たスヤのことも追い返してしまうほどマラソンに熱中していました。

しかし、そこに戦争の影響が襲ってきます。

懸命に頑張ってきたのに目標を失ってしまった四三が激しく落ち込む姿はとても胸が苦しくなりました。

そして孝蔵の方にも大きな不幸が起こります。

まさか崇拝していた師匠が48歳の若さで亡くなるとは思わないでしょう。

最後の言葉を思い出し、涙に暮れる孝蔵の姿はもらい泣きしてしまいました。

孝蔵は心を入れ替えてもう一度頑張るようですが、目標を失った四三はどうなってしまうのでしょうか。

いだてん第16話のネットでの反応や評価・評判

ここでは「いだてん」第16話を実際に視聴した方の声をTwitterからまとめてみました。

師匠の死を知った孝蔵

孝蔵の不器用すぎる悲しみとの向き合い方にもらい泣きした人が多かったようです。

演じる森山未來さんの演技力が光ったシーンでしたね。

四三の「帰って」に大反響

キラキラの新婚夫婦シーンから「帰って」の一言の間が絶妙で印象に残った方が多かったようです。

しかし、四三ももう少しスヤへの気持ちの説明があれば幾重を怒らせることもなかったように思いました。

視聴者それぞれの注目したポイント

今回からピエール瀧さんが演じていた足袋屋の店主を三宅弘城さんが演じるようになったことから、大きな反響を集めていました。

概ね視聴者からは受け入れられたような投稿が多く見られます。

いだてんの放送時間帯

ここでは大河ドラマ「いだてん」の放送時間のご案内をしています。

うっかり見逃したという時も再放送がありますので諦めずに確認してみて下さい。

地上波放送【NHK総合】
  • 毎週日曜 20:00～20：45
  • 毎週土曜 13：05～13：50（再）
BS放送【BSプレミアム】
  • 毎週日曜 18時-18時45分
NHK 【BS4K】
  • 毎週日曜 9：00～9：45
  • 毎週日曜 8：00～8：45（再）

再放送も見逃してしまった方にはネットで見る方法もありますので、本記事で確認してみてはいかがでしょうか。

まとめ

「いだてん」第16話はいかがでしたでしょうか。

今回は四三が足袋屋の2階に下宿してマラソン漬けの毎日を送り始めました。

スヤと幾重はそんな四三に理解を示し、仕送りまでしてくれます。

しかしスヤが四三に会いに東京にくると気が散ることを理由に帰ってと突き放すのでした。

そこまでしてマラソンに打ち込んでいた四三でしたが、ヨーロッパの戦況が悪くなりベルリンオリンピックは中止が決定します。

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