製作したドラマが名作ぞろいだと評判のTBSから、『この世界の片隅に』第1話が放送されました。

「原作とストーリーが違っているのか知りたい!」
「話題になったからネタバレを読んでおきたい!」

という方のために、ネタバレを含んだあらすじを掲載します。

ドラマを視聴できるサイトの紹介もしているので、興味のある方は参考にしてみてください。

『この世界の片隅に』の出演者・キャスト

このドラマの出演者は以下の表のとおりになっています。

役名 俳優名
北條(浦野)すず 松本穂香
北條周作 松坂桃李
水原 哲 村上虹郎
刈谷幸子 伊藤沙莉
堂本志野 土村 芳
浦野十郎 ドロンズ石本
浦野すみ 久保田紗友
浦野すず(幼少期) 新井美羽
黒村晴美 稲垣来泉
白木リン 二階堂ふみ
近江佳代 <現代篇> 榮倉奈々
江口浩輔 <現代篇> 古舘佑太郎
節子 <現代篇> 香川京子
黒村径子 尾野真千子
刈谷タキ 木野 花
堂本安次郎 塩見三省
北條円太郎 田口トモロヲ
浦野キセノ 仙道敦子
北條サン 伊藤 蘭
森田イト 宮本信子

主演に松本穂香さん・共演者の松坂桃李さんと今はときめく売れっ子ばかりが出演しています。

そしてストーリーは戦時中のお話です。

『この世界の片隅に』第1話のあらすじ・ネタバレ

ここでは、第1話のあらすじの要点を中心に紹介していきます。

先にストーリーの内容を把握しておきたい方は、チェックしてみましょう。

運命の出会い

東京から呉に来た佳代の目的は?

平成30年夏、東京在住の近江佳代(榮倉奈々)は・恋人・江口浩輔(古館佑太郎)と一緒に広島県呉市へ向かい、北條の表札がかけられた古い家屋の中に入っていきました。

そして、タンスの中に置かれた古いツゲの櫛を手に取った佳代は、愛おしそうに

「すずさん、ここにいたんだね。」

と呟いていました。

人さらいに遭ったすずが出会った少年

昭和9年、広島市江波に住む浦野すず(子役・新井美羽)は、絵を描くことが大好きでのんびりした性格の少女でした。

すずは養殖業を営む父・十郎(ドロンズ石本)と母・キセノ(仙道敦子)、4歳上の兄・要一と妹・すみの家族5人で幸せな日々を送っていました。

ある日、キセノに頼まれたお使いを済ませたすずが、橋のたもとで風景画をスケッチしていた時、「人さらい」が箱形の荷車に彼女を押し込めてしまいます。

動き出した荷車の中にはすずと同じように捕まった少年・北條周作(子役・浅川大治)が、諦めた顔で座っていました。

すみのお土産に買ったキャラメルを周作に渡したすずは、「このまま諦めるのは納得できない」。

この言葉を聞いた周作は「人さらい」の隙をついてすずと一緒に逃げ出しました。

別れ際にすずの名前と住所を聞いた周作は、「ありがとうな!」と声をかけて走り去って行きました。

屋根裏に潜む少女

それから数日後、浦野家全員で母方の祖母・森田イト(宮本信子)宅へ。

「陸軍に行く」と誇らしげに言う要一をイトは複雑な表情で見ていました。

その後、昼寝していたすずは、屋根裏からこっそり降りて来た薄汚い身なりの少女が食べ残しのスイカを貪る姿を見てしまいます。

彼女を可愛そうに思ったすずは、切りたてのスイカとイトが縫ってくれた新しい着物を置いて自宅に帰って行きました。

両親によって遊郭に売られ女衒から逃げ回っていた少女は、イトの屋根裏に潜んでいたのですが、イトから着物を受け取った後、見つかってしまい売られていきました。

同級生・哲の存在

昭和13年、図画の授業を終えたすず(松本穂香)は、ぼんやり海を眺めている同級生・水原哲(村上虹郎)に声をかけました。

すると哲は

「海軍所属の兄が亡くなり、期待していた両親が悲嘆にくれている。もう一人ここにいるのに……。海が嫌いになりそうだ。」

と寂しそうに話しました。

そこで、すずは海ウサギが跳ねる海を眺める哲の姿を絵に描き、彼に渡しました。

「こんな絵を見たら海を嫌いになれん。ありがとう!」

と哲。

2人の間に初恋に似た感情が芽生えたのでした。

すずの嫁入り

縁談を申し込んだ相手は?

昭和18年、呉市。

足の悪い母・北條サン(伊藤蘭)から結婚を急かされた周作(松坂桃李)は、幼少期に出会ったすずを思い出していました。

さっそく、父・円太郎(田口トモロヲ)とすずの自宅を訪問した周作は、彼女の両親に結婚の申し込みをします。

しかし、周作の名前を聞かずに別れたすずには成長した彼が分からず、物陰からこっそり見るだけ。

さらに、縁談の相手が海軍学校に進んだ哲ではないと知って、がっかりするすず……。

周作が美人の妹・すみ(久保田紗友)と自分を間違えているのではないかとさえ思っていました。

北條家の一員になったすず

イトが用意した友禅の着物を着て、十郎手作りのツゲの櫛を持ったすずは、両親やすみと一緒に江波から呉の北條家へ。

北條家で両家の親族を交えた祝言を行った後、江波へ帰る両親とすみを見送るすず。

心細くて不安な表情を受かべるすずに、周作の姉・径子(尾野真千子)が嫌味を次々と連発した挙句、婚家先に帰っていきました。

その夜、周作から

「働き手が欲しくて嫁に貰ったんじゃない。すずさんは、わしに力をくれる。あんたと一緒に生きていきたい。」

と言われたすずは、安心するのでした。

一方、呉市内にある遊郭・二葉館では、遊女の白木リン(二階堂ふみ)が綺麗な布地の袋から出した一枚の紙片を眺めていました。

リンはすずからスイカと着物をもらった屋根裏の少女でした……。

場面は変わって平成30年、すずの名前入りのツゲの櫛を撫でていた佳代は「私、ここで暮らそうと思う!」と言い出しました。

突然の話に呆然とする浩輔は……。

『この世界の片隅に』第1話の見逃し動画を無料で見る方法

『この世界の片隅に』第1話を見逃した方、もう一度見たいという方のために、無料かつ安全に動画を見る方法をご紹介します。

Dailymotion・Pandora・miomioでも閲覧可能?

無料で動画を視聴したい方が検索すると、以下3つのサイトが検索結果に上がってくると思います。

  • Pandora(パンドラ)
  • Dailymotion(デイリーモーション)
  • miomio(ミオミオ)

無料という点は嬉しいですが、非公式サイトなので安全や画質は保証されていません。

安全に動画を視聴したい方は次のサイトを利用しましょう。

『この世界の片隅に』第1話を配信している主要ビデオオンデマンド(VOD)一覧

現在の配信状況は以下の表の通りです。

VOD一覧 配信状況
Hulu
U-NEXT
dTV
auビデオパス
FODプレミアム ×
Amazonプライムビデオ
TSUTAYA TV
WOWOW ×

ビデオオンデマンドを利用して、高画質の動画を安全に楽しみましょう。

1か月程度のお試し期間を設けているサイトが多いので、それを利用すると結果的に無料で視聴することができますよ。

『この世界の片隅に』第1話を観た感想

注目度の高いドラマ作品『この世界の片隅に』の第1話がついに放送されましたね!

人気キャラクターの幼少期が、限られた時間の中で丁寧に描かれていたように思います。

ヒロイン・すずの人物像は原作通りでした。

幼い頃から「ボーっとした子」と言われ続けてきたすずですが、哲やリンに対する態度を見ると非常に思いやりのある少女だということが分かります。

しかも、ただ優しいだけではなく、人さらいに誘拐されても

「納得できない。諦めない。」

と言い切るすずには、芯の強さも伺えます。

周作もそんなすずの性格を見抜いていたようです。

これから激しさを増す戦争の日々の中、すずは周作や北條家の人々とどのように絆を深めていくか、そして、リンや哲との関係はどう変わっていくのでしょうか?

(30代・会社員・女性)
第一話は、盛りだくさんの内容でした。小さなころの話から、縁談、嫁入りなど、主人公すずの様子が描かれています。

丁寧な描かれ方なので、大正、昭和初期といった時代背景の物語でもすんなりと入り込めて、見入ってしまいました。

特に、戦争が背景にある時代の結婚については、見た事も話した事もないような人との結婚、生活がいきなり始まるので、たくましく生きていかなければならない女の人の芯の強さを感じました。

そして、なんといっても惹きつけられたのは、この戦争という時代背景の中でも、これから、愛を育んでいくのだろうと思わせてくれたすずと周作です。

二人を包む温かで柔らかい雰囲気が、キュンとした気持ちにさせてくれました。

(20代・会社員・女性)
あの大ヒットアニメの実写版ということで、どんな作品になるのか期待大でした。

キャストもベテランから人気の若手まで揃っていて、見応えがあります。

特に、すずの両親役だったドロンズ石本さんと仙道敦子さんが良かったです。

二人を見るのは久しぶりでしたが、活躍していた頃とほとんど変わらない印象です。

演技もブランクなど感じさせず、自然な演技を見せてくれました。

一部には、すず役はアニメ版で声優を務めた能年玲奈ことのんさんに期待する声もあったようですが、松本穂香さんも透明感があり素直で一途、でも強い一面を持つすずにピッタリだと思います。

今後、松本さんが作り上げていくすずを見るのが楽しみです。

このドラマを見ていてほっこりしました。人さらいにさらわれて、周作とすずが小さい頃に出会い、思い出のキャラメルですずのことを思い出して、縁談をしたいと探してくれるなんて運命的でとてもいい話だなと思いました。
すずは幼い頃から、諦めないでポジティブな性格だから周作も良かったんだなと思いました。

周作を思っていた幸子が悲しそうで、哲もすずのことを想っているのに、すずの縁談を応援するかのように笑って振る舞っていて切ないけどいい人だなと思いました。
周作もすずも鈍感なところが似ています。
周作の家に嫁ぎ、径子が嫌味を言ったり大変そうですがなんとか上手くやっていけたらいいなと思いました。

映画を見て非常に感動したので、ドラマ版も楽しみにしていたが、正直言って全く別物だと思った。

映画で大切にされていた描写がなかったことや、現代とのつながりが全く意味不明だった点が特に残念。

ただ、実写にしたことで呉の風景がよりリアルに伝わったのは良かったのではないかと思った。これから戦争によってこの風景がどう変わっていくのかは少し見たいと思う。

また、方言についてはどの俳優さんもナチュラルで、岡山県出身の私としても自然に聞いていられる点はすごいと感じた。映画版とは別の物語として見るべきだと思う。

この世界の片隅に第1話のネットでの反応や評価・評判

「好感持てる!」の声が続々と

「原作と変わっていて残念」という声も

https://twitter.com/kappakunsan/status/1018887658041323520

https://twitter.com/yoppii2010/status/1019596884678139904

まとめ

原作はこうの史代著の同名コミック。

読者待望のアニメーション映画は大ヒットし、今回の実写版ドラマには放送開始前から多くの注目を集めていました。

好評を博したアニメ版との明確な差として取り入れられたのが現代パートですが、これには批判的な声が多かった印象を受けました。

しかし原作の再現度・起用キャストともに評判は上々。

今後の展開に期待できる良作ドラマの地位を早くも確立し始めているように思われます。

次回はすずが嫁いだ呉の町での日常を描いていますが、尾野真千子さん演じる小姑・径子や実写版オリジナルキャラクターの幸子に期待です!

もう一度「この世界の片隅に」第1話を視聴できる動画配信サイトをチェックしたい方は、こちらから戻ることができますよ。

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