本格的に始まった空襲で、毎日のように防空壕へ逃げる生活が続いています。

明日命があるかわからない状況で、運悪く時限焼夷弾に遭遇してしまうすずと晴美。

2人がどうなってしまったのか気になる『この世界の片隅に』第7話。

「第7話のストーリーが今すぐ知りたい‼」
「見逃してしまったけど、無料で見る方法はあるの?」

と思っている方もいるでしょう。

本記事では第7話のあらすじ&ネタバレ、無料で動画を視聴する方法を紹介していきます。

実際に見た方の感想も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

『この世界の片隅に』第7話のあらすじ・ネタバレ

第7話では、時限焼夷弾に運悪く遭遇してしまったすずと晴美がどうなったのか、そして、広島に原爆が投下されるまでの様子が描かれています。
それでは第7話のストーリーを時系列順にみていきましょう。

『失った腕と幼い命』

北條すず(松本穂香)と黒村晴美(稲垣来泉)の2人は、北條円太郎(田口トモロヲ)の見舞いに行く途中、大規模な空襲にあってしまいます。

そして、防空壕から出た2人は、時限焼夷弾に遭遇してしまったのです。

「晴美さん!!晴美さん!!」と何度も叫ぶすず。

すすが目を覚ますと、そこは北條家の布団の上でした。

包帯をぐるぐるに巻かれたすずの隣には、義姉の黒村径子(尾野真千子)が座っています。

径子は「あんたがついとりながら、なんで?人殺し!!返して!!晴美を返して!!」と泣きながら、声を荒げて言ったのです。

義母のサン(伊藤蘭)は径子を宥め、配給に行くように促しました。

サンはすずの髪を結いながら「ごめんねぇ、すずさん。

あの子も訳わからんようなっててね。

すずさんが助かっただけでも良かったと思うとるんよ。」と優しく言います。

すずは手首から先が無い自分の右腕を見つめ、ただただ啞然とするのでした。

刈谷幸子(伊藤沙莉)と堂本志野(土村芳)がすずのことを配給所で心配していると、径子が現れました。

径子は幸子と志野に「うちはすずのこと考えられん。だからあんたらがなんとかせぇ、すずのこと。」と力なく言うと、配給の大豆を貰って帰って行ったのです。

その帰り道、隣人の刈谷タキ(木野花)からトマトを貰った径子は、トマトが好きだった晴美の事が頭に浮かび、道端で泣き崩れました。

翌日、幸子と志野がすずを外に誘い出します。

「まだ右手があるような気がする…。」と呟くすず。

そして、北條家には居場所がなく、自分の無くなった右手を見るたび、晴美のことを思い出させるのが辛い、と語りました。

「なんでうちも一緒に死んでしまわんかったんじゃろう?なんで晴美さん守れんかったんじゃろう?消えてしまいたい…。」と泣きながら話すすず。

すると、幸子はすずの頭を殴りました。

「悔しかったら殴り返しんさい!!右手がないなら左手で殴り返しゃあいい!!」と言う幸子に、左手で殴り返すすず。

そして幸子はすずに抱きつき泣き始めると、すずも泣き始め、志野も一緒に3人で泣きました。

『激しさを増す戦争』

昭和20年、7月。

今日も空襲警報が鳴り響き、逃げようとしたすずは、北條家に焼夷弾が飛んできて、燃え上がるところを見てしまいます。

周作(松坂桃李)が「この家を守りきれるかな?」と言っていた事を思い出し、奇声を上げながら布団で炎を消化するのでした。

その晩の空襲で、呉の町中が焼けてしまい、小さな被害で済んだ北條家に近所のみんなが集まります。

みんなで無事を分かち合っていると、訓練が中止になった周作が軍事学校から帰ってきました。

周作は、包帯でぐるぐる巻きのすずの姿を見て駆け寄りますが、すずは「ごめんなさい。ごめんなさい。」と謝り、倒れてしまいました。

高熱を出して倒れてしまったすず。

目を覚ました後も謝り続けるすずに対し、周作は「あんたが生きとってよかった。」と言います。

するとすずは「二葉館の白木リン(二階堂ふみ)さんを見て来てくれんじゃろうか?友達なんです。お願いします。」と頭を下げたのでした。

『広島に帰ろうとするすず』

翌日、すずはみんなが口をそろえて「よかった。よかった。」という事に対し、ちっともよかったとは思えず、自分の心は歪んでいると感じていたのです。

北條家に火が上がった時も、本当は「このままこの家が燃えてしまえば、出て行けるんじゃないか…。」と思っていたのです。

すると、すずの妹である浦野すみ(久保田紗友)が見舞いにやってきました。

サンがすずのことを手紙で知らせていたらしく、すずの両親はすずが右手を失ったことを知り、泣いたことをすみは伝えます。

すみは呉の被害の大きさにただただ驚いていました。

陸軍の救援物資を運ぶ車に同乗させてもらった為、すぐに帰らなければならないすみを、すずは歩いて送ることにしました。

右手首を無くしたせいで家のことが出来ず、北條家に居りずらいなら、広島は空襲もないから帰っておいで、とすみはすずに伝えたのです。

呉には毎日のように空襲が続き、今日も町に警報が鳴り響きます。

家から逃げたすずは、庭にサギが下り立っている事に気付き、「ここはいけん!!飛びんさい‼そっちへずっと逃げ!!山を越えたら広島じゃ!!」と言いながら、すずはサギを追っかけます。

道に出ると、目の前から爆撃機が飛んで来て、すずが銃撃されそうになったところを、周作が助けてくれました。
道端の溝に逃げた2人。

「あほが!!死ぬ気か!?」と言う周作に対し、すずは「うち、広島へ帰ります!!」と言い出したのです。

周作が何を言っても「帰る‼帰る!!広島へ帰る!!!」と叫ぶすずに、周作は「勝手にせぇ!!」と言い放ち、呉にいないなら、白木リンの消息は教えんと言いました。

『広島の原爆投下』

昭和20年8月6日。

広島ではお祭りがあり、母のキセノ(仙道敦子)が町に準備をしに出掛けていきます。

北條家では、実家へ帰ることを決めたすずの荷造りをしていました。

「この間は悪かった。晴美が死んだんをあんたのせいにしたりして。」と話し出した径子。

好いた人に早う死なれて、息子には会えんようになって、娘には死なれたけど、自分で決めた人生だから、不幸せではないと言います。

「まわりに決められ、知らん家に嫁にきて、言いなりに働いて、あんたの人生は、さぞかしつまらんじゃろう思っとったら。じゃけ、いつでも広島でもどこでも帰ればいいと思っとった。」と言いました。

そして、すずの世話や家事ぐらい、どうでもなくて、あんたが嫌にならん限り、すずの場所はここじゃ、と径子は優しくすずに伝えたのです。

すると、外が激しく光ったのです。

すずは径子に抱き着きながら、「やっぱり、ここへおらせてもらえますか?」と頼んだ時、大きな爆発音が響き渡ります。

表に駆け出すと、広島の上空に巨大なキノコ雲が立ち上がっていました。

昭和20年8月7日。

昨日の出来事は、爆薬庫が爆発しただの、陸軍の新型兵器の実験だのと、いろんな噂が飛び交っていましたが、広島に新型爆弾が落とされたと言うのが正しいようじゃ、と円太郎が言いました。

それを聞いたすずは、実家と連絡が取れず、心配な表情を浮かべていました。

婦人会の集まりで、すずはみんなと一緒に草履を編んでいました。

この前の新型爆弾の投下で、広島の道路が溶けていた時の為に草履を持って行くらしく、救援物資を届ける車が出ることを聞きいたすずは、連れて言って欲しいと頼みまます。

しかし、自分のことも出来ん怪我人は足手まといになると、径子に反対されてしまいます。

するとすずは、近くにあったはさみを手に取り、自分の髪を切り落としたのです。

「これで結う手間も省ける!!迷惑はかけんようにします!!連れて行って下さい!!」とすずは必死に頼みました。

『この世界の片隅に』第7話の見逃し動画を無料で見る方法

第7話では、晴美という幼い命が戦争で奪われてしまい、すずも右手首を失ってしまいました。

すずが葛藤しながら生きる様子が描かれている、重要な回になりました。

それでは、第7話を見逃してしまった方の為に、動画配信サービスを紹介します。

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もし視聴出来たとしても、画質が悪く、読み込みが遅かったり、PCやスマホがウイルスに感染する可能性もあります。

非公式サイトで動画視聴する場合は、十分注意して下さい。

『この世界の片隅に』第7話を配信している主要ビデオオンデマンド(VOD)一覧

安全で快適に動画視聴した方には、次に紹介するVODでの視聴をおすすめします。

第7話が配信されているVODは下記の通りです。

VOD一覧 配信状況
Hulu
U-NEXT
dTV
auビデオパス
FODプレミアム ×
Amazonプライムビデオ
TSUTAYA TV
WOWOW ×

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多くのVODで第7話は配信されていますので、自分にあったサイトを選んで頂けたらいいと思います。

ほとんどのサイトで無料のお試し期間が設けられていますので、有意義に活用してみて下さい。

『この世界の片隅に』第7話を観た感想

ここでは個人的な感想を紹介します。

晴美が亡くなってしまい、すずも右手首を失ったのに、みんなが「よかった。よかった。」と言う。

そんな状態になっているのはすべてが戦争のせいで、本当は晴美が亡くなった事を、みんなで泣いて悲しむべきだし、すずが右手首を失った事も、悲しむべきなんですよね。

すずが思っていた感情は、歪んでいた訳ではなく、本来みんなが持つべき感情なんだと思います。

すずが広島に帰る事を決意し、本当は広島のお祭りがある日に帰ろうとしていました。

でもやっぱり呉が自分の場所だと実感した瞬間に広島に原爆が投下。

一歩間違えがあれば、すずも原爆に巻き込まれていたかもしれなかった事を思うと、恐怖を感じます。

広島の実家と連絡取れない時間は、みんなの前では平然としていますが、心配でたまらなかったことでしょう。

本当に悲しくて、本当に辛い話ですが、今後の展開も楽しみです。

また、7話を見た他の方の感想も以下に紹介します。

すずの片手がなくなり、悲しみと戦争に対する憎しみと色んな感情がみえる回でした。
片手がない自分などこの家で役に立てないと自暴自棄になる思い、一緒に被害に遭った姪っ子は亡くなり自分は生かされてるという後ろめたさを感じるすずこを観てると涙がでました。そんな中広島での原爆、もう辛くてたまりませんでした。
でも最後はすずが人には迷惑はかけない自分のことは自分でやるから広島に連れて行ってほしいと願い出た意思の強さを感じる目には感動しました。毎回笑える場面、心が温かくなる場面もあり、辛い時代の中でも家族の温かみにほっこりできます。

不発弾で晴美が助からなかったと知ったすずが自分をすごく責めていて、気がおかしくなりそうになっていましたが、私もすずの立場だったらそうなるだろうなと悲しくなりました。
幸子がすずに、右手がなくなっても左手で殴り返せと言ったときはすごく良い友達だなと感動しました。

空襲警報がなって、すずがサギを見かけたときサギに逃げろと追いかけて、危なかったとき、本当に自分の命はどうでもいいところまできてたんだなと感じました。
本当に実家に帰ろうとしていたすずに、なんであんただけ生き残ったのかと言っていた径子が、すずの居場所はここだと言ってお世話までしてくれて、いつも言葉はきついけど本当は優しい心を持ってるんだと思いました。

今回もとても感動しました。
戦争の恐ろしさや家族の大切さなどがわかるドラマだと思いました。

すずと晴美は、晴美を疎開させる電車に乗る行き道で時限爆弾の事故に遭遇します。すずは、大切な右手を、晴美は亡くなってしまうのでした。晴美を亡くした義姉は、すずに辛くあたります。他人の家にたった一人で嫁いだすずにとってこの事故は、精神的にかなり辛いものだったと思います。明るかったすずは、この日を境に、雲ってしまいます。義姉との事もあり、夫周作に「広島に帰りたい」と告げます。居場所がなく辛かったのだと思います。
すずが広島に帰ると決めた日は、運命の日、8月6日、広島に原爆が投下されたあの日だったのです。しかし、義姉は、晴美の事ですずを苦しめた事を誤ります。女同士のぎくしゃくした関係から本当の家族になれた瞬間でした。義姉の娘を亡くした気持ちがすごく切なくて、でもすずを家族と思ってると伝える義姉に感動しました。義姉のおかげで、すずは、広島に帰る事をやめます。呉から見た広島に、でっかいキノコ雲が見えたのでした。噂では、新型爆弾が落ちたとの事でした。すずと北条家との絆が結ばれる大切な第7話でした。

頼りなさげな松本穂香が回を増すごとにしっかりとした印象になっていく様子が、戦争というものがどれだけ辛いものかを感じさせる気持ちと相まってドラマにどんどん引き込まれてしまう。
松本穂香という女優を知らず、今回のドラマもベストセラーのドラマ化ということであらすじを知っている方も多いとは思うが、私自身はあらすじも知らず松本穂香も知らなかったのでドラマの中の役どころが非常に彼女に合っているように感じストーリーも良くとても興味深いドラマです。
正直言えばもっと長くやってほしいです。

この世界の片隅に第7話のネットでの反応や評価・評判

第7話では、ほとんどの方が辛いと感じ、涙したようです。

そして尾野真千子の演技力に賞賛の声も上がっています。

それでは、第7話を実際に見た人の感想をいくつか紹介していきます。

まとめ

『この世界の片隅に』第7話を紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

第7話での要点は3つです。

ここがポイント
  • 晴美という幼き命が奪われたこと
  • 右手首を無くしたすずの葛藤
  • 広島に原爆が投下されたこと

戦争が本当に残酷なものだということを痛感させられる回でした。

引き継がれ続けなければならない戦争のことを、リアルに再現していると思います。

ぜひ皆さんも、動画をチェックしてみて下さい。

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