「ゾクゾクするように怖いけど観ずにはいられない…。」
たまには極限の恐怖感を得られるホラー作品を観たくなる方も多いはず。
そこで今回はホラー映画のジャンルの中でも、特に中毒性が高く、多くの方に支持されている作品を邦画・洋画別にランキングで紹介します。
この記事を読めば、古典的な名作から最新作までの人気作品がわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
邦画(日本)のホラー映画おすすめランキング21選
ホラー映画と一口に言っても、邦画(日本)と洋画(海外モノ)では世界観や作品の嗜好性が異なります。
ここでは、邦画の21作品を人気ランキング形式で紹介します。
邦画のホラー映画おすすめランキング21位~16位
まずは、邦画のホラー映画21位~16位です。
どの作品を選んでいいのか悩んでいる方は、ぜひチェックしましょう。
21位 感染(2004年)
患者は多いのに人も備品も少ない病院で、医師も看護師も疲弊し、それらに起因する医療事故のせいで病院一同は絶望感を持っていました。
そんな病院に一人の謎の感染症患者が救急搬送された事から恐怖が始まる、という物語です。
ジャパニーズホラー特有のじわじわした感じがいい味を出しています。
かなり見応えのある映画ですよ。
感染の注目ポイント
- 謎の感染症患者がどうなっていくか注目
- 病院内の看護師達の動きに注目
- 純日本ホラーだと意識して観る事をおすすめします。
公開年 | 2004年 |
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監督 | 落合正幸 |
出演者 |
佐藤浩市 高嶋政伸 南果歩 佐野史郎 星野真里 真木よう子 木村多江 羽田美智子 など |
上映時間 | 99分 |
20位 オーディション(2000年)
新作映画のオーディションに来た女性の中から再婚相手を見つけようとする中年男・青山が体験する恐怖を描いたサイコホラー系の映画。
中盤までは青山と綺麗な女性の恋愛映画のようですが、そのままで終わらないのがこの映画の怖さです。
後半はとんでもない結末になっていきます。
とにかく人間の怖さを良く表現している映画ですね。
オーディションの注目ポイント
- 中年男青山は無事再婚相手を見つけて幸せになれるのか!?
- 麻美のストレート過ぎる愛(歪な愛)の行方に注目。
- 「幽霊よりも人間こそが怖い」という恐怖を味わいたい方は必見
公開年 | 2000年 |
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監督 | 三池崇史 |
出演者 |
石橋凌 椎名英姫 沢木哲 國村隼 石橋蓮司 松田美由紀 など |
上映時間 | 115分 |
19位 黒い家(1999年)
ミステリを多く執筆している貴志祐介さんの小説が原作となっています。
保険金査定業務をしている主人公がとある一家と関わったことをきっかけに、周りの人物がどんどん追いつめられていきます。
肉体的な暴力だけでなく、精神的にも「そこまでやるのか…!」と、いうシーンが多く、見たくないようで、見てしまう、そんな作品です。
黒い家の注目ポイント
- 常軌を逸した大竹しのぶの演技
- 肉体的にも精神的にも追いつめられる人間の様
- 幽霊よりも人間の方が恐ろしいと思わされる作品
公開年 | 1999年 |
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監督 | 森田芳光 |
出演者 |
内野聖陽 西村雅彦 田中美里 町田康 小林薫 など |
上映時間 | 118分 |
18位 女優霊(1996年)
映画監督である村井たちが撮った映画のフィルムをチェックしてみると、別の映画とも思える映像と白い服の女性が映っていました。
それを見た日から撮影所では不可解な出来事が起き・・・。
外国映画のようなド派手な演出ではなくても、さりげない恐怖を緻密に描いた演出は、流石はジャパニーズホラーと言えますね。
女優霊の注目ポイント
- どのような不可解な出来事が起きるかを見逃してはならない
- 幽霊が基本爆笑(狂気の笑い)しているという点に注目
- 沙織の死に方(私が一番怖かったシーン)は必見
公開年 | 1996年 |
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監督 | 中田秀夫 |
出演者 |
柳憂怜 白島靖代 石橋けい 大杉漣 など |
上映時間 | 75分 |
17位 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年)
興味本位で廃校に探検しに2人の女の子が行くところから物語は始まります。
トイレの花子さんを探しますが、撮影した動画は得体の知れないものが映されていました。
そこから、2人のうちの1人が亡くなっている姿を携帯越しに見てしまい・・・。
その姿が本当に起こるものなのか、動画に映された得体の知れないものはトイレの花子さんなのかテレビスタッフと霊能力者、先述した女の子2人で廃校を訪れます。
少し怖いながらも笑いと涙あり、衝撃のラストありの内容で引き込まれてしまいますよ。
戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さんの注目ポイント
- 女の子2人の秘密を皆に説明する時の涙に心揺さぶられる
- 何度も時空がねじ曲がりながらも全員で少女救出に向かうシーンに引き込まれる
- 霊能力者の映画に合ったムードや、工藤ディレクターのリーダーシップ、アシスタント市川などのキャラにも注目
公開年 | 2012年 |
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監督 | 白石晃士 |
出演者 |
大迫茂生 久保山智夏 白石晃士 など |
上映時間 | 74分 |
16位 輪廻(2005年)
過去に起きた凄惨な殺人事件を題材にした映画の主役に抜擢された若い女優が、次々と起こる怪奇現象に巻き込まれ、追い詰められていく映画です。
登場人物それぞれに前世があり、様々な伏線が張り巡らされています。
かつて何が起きたのかが少しずつ明らかになっていく様や、その過程でだんだん狂っていく主人公の演技が1番の見どころです。
輪廻の注目ポイント
- 純粋に怖い邦ホラーの王道的演出がたまらない
- 主演女優である優香の切迫した演技に注目
- だんだんと過去の事件や関係者の前世が明らかになる伏線が素晴らしい
公開年 | 2005年 |
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監督 | 清水崇 |
出演者 |
優香 香里奈 椎名桔平 治田敦 杉本哲太 小栗旬 松本まりか など |
上映時間 | 96分 |
邦画のホラー映画おすすめランキング15位~11位
15位 クロユリ団地(2013年)
謎めいた死が続くと噂されている団地を舞台に巻き起こるホラー映画です。
主演は前田敦子で曰く付きだとは知らずに、引っ越してきた団地の隣人のおじいさんが謎の死を遂げたことで不可解な出来事に遭遇していく物語。
共演は成宮寛貴さんで、前田さんの恐怖に慄いている姿がインパクト大なので、そこに注目してほしいです。
クロユリ団地の注目ポイント
- 前田さんの恐怖を感じた時の表情の変化
- 成宮さんと前田さんの掛け合いの場面
- 段々と迫ってくる恐怖を感じたい人には必見
公開年 | 2013年 |
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監督 | 中田秀夫 |
出演者 |
前田敦子 成宮寛貴 勝村政信 西田尚美 など |
上映時間 | 106分 |
14位 死国(1999年)
15年ぶりに田舎に戻ってきた主人公が幼なじみの死を知ったことから、物語は動き始めます。
物語はお遍路や、降霊などの要素を交えながら展開していきます。
背筋がぞくっとする場面もありますが、生きている側の人間、亡くなった側の人間、それぞれ気持ちが様々な形であふれている、悲しいホラー映画です。
死国の注目ポイント
- じんわりと恐怖が忍び寄るジャパニーズホラー
- 亡くなってしまった人に対する愛の形
- 観た後は切なくなること間違いなし
公開年 | 1999年 |
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監督 | 長崎俊一 |
出演者 |
夏川結衣 筒井道隆 栗山千明 根岸季衣 佐藤允 大杉漣 など |
上映時間 | 100分 |
13位 残穢 住んではいけない部屋(2016年)
あるマンションで起こった怪奇現象について調べる内に、次々と別の怪奇現象や事件などに出会ってしまう主人公達。
どの現象も家の中で起こるのでリアリティがあり、本当に日常でありそうな事なので余計に怖く感じます。
全体的に日本のホラー特有のじめじめとした暗さや恐ろしさが強く表現されているので、絶叫系ホラーに飽きたという人には特におすすめしたい作品です。
残穢 住んではいけない部屋の注目ポイント
- 一つの怪奇現象がまた別の怪奇現象へと繋がり、徐々に真相が解き明かされていくストーリーの面白さ
- 事故物件や呪われた家系など様々な要素が詰まっている
- 見た後は一人で居るのが怖くなる
公開年 | 2016年 |
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監督 | 中村義洋 |
出演者 |
竹内結子 橋本愛 佐々木蔵之介 坂口健太郎 滝藤賢一 など |
上映時間 | 107分 |
12位 来る(2018年)
「ほぎわんが来る」という小説が原作の作品。
映画版ではこの避けられない恐怖についてあまり詳細に描かれてはいないのですが、得体の知れないものが近付いてくる恐怖を味わうことができました。
主役は岡田准一さんですが、脇を固める俳優陣は若手からベテランまで演技派揃い。迫力のある作品でした。
来るの注目ポイント
- 一体何が、どうやって、いつ「来る」のか?
- 未知のものに対する人間の恐れ
- キャスト全員が主役級の豪華俳優陣
公開年 | 2018年 |
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監督 | 中島哲也 |
出演者 |
岡田准一 黒木華 小松菜奈 松たか子 妻夫木聡 青木崇高 柴田理恵 など |
上映時間 | 134分 |
11位 事故物件 恐い間取り(2020年)
亀梨和也主演のホラーサスペンスです。
主人公の山野ヤマメがとある事情から事故物件のアパートに住むことになり、そこで様々な怪奇現象が巻き起こり恐怖に怯えるという話です。
共演には女優の奈緒さんと瀬戸康史さんなど豪華俳優陣に加え有名タレント役としてよゐこの二人も出演しています。
事故物件 恐い間取りの注目ポイント
- 事故物件に住むまでの展開がすごい
- 日常で起こりうるという身近な恐怖感がスリリング
- 亀梨さんの恐怖に怯える演技がハマっている
公開年 | 2020年 |
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監督 | 中田秀夫 |
出演者 |
亀梨和也 奈緒 瀬戸康史 江口のりこ MEGUMI など |
上映時間 | 111分 |
邦画のホラー映画おすすめランキング10位~6位
10位 CURE キュア(1997年)
奇妙な殺人事件が多発し、その殺人事件に関し調査をしていくとある共通点が浮かび上がってきました。
犯人が殺人事件近辺で逮捕されること、殺人の動機が無いことなど不可解な点が多く見つかります。
そこで刑事である高部が「何かに操られているのではないか?」と考え、調査を始め・・・。
不可解な事件と刑事との間で繰り広げられる映画で、とても見応えのある作品となっています。
刑事の高部が催眠術士の青年と出会い、変わってゆく姿がとても見応えがあります。
CUREの注目ポイント
- 刑事と催眠術士の青年との出会いに注目
- 記憶障害を持つ男の催眠術の手口
- 社会が与えるプレッシャーの闇
公開年 | 1997年 |
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監督 | 黒沢清 |
出演者 |
役所広司 萩原聖人 うじきつよし 中川安奈 など |
上映時間 | 111分 |
9位 回路(2001年)
加藤晴彦主演のホラー映画です。
ある日、主人公の亮介が謎のサイト「幽霊に会いたいですか?」にアクセスしてしまいます。
その後、黒い影に追われ街の人々が姿を消していくという物語。
じわりじわりと主人公に襲いかかる展開が恐怖を煽っているのが特徴です。
共演は麻生久美子で彼女と逃げ惑う様が描かれていきます。
回路の注目ポイント
- 加藤晴彦の恐怖に怯える表情の演技
- なぜ人が消えていってしまうのかという謎
- なんとか打開策を見つけようと奮闘する姿
公開年 | 2001年 |
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監督 | 黒沢清 |
出演者 |
加藤晴彦 麻生久美子 小雪 有坂来瞳 松尾政寿 武田真治 風吹ジュン 菅田俊 哀川翔 役所広司 |
上映時間 | 118分 |
8位 犬鳴村(2020年)
実際にあったとされる、「地図から消された村」のお話。
若いカップルが肝試しに向かったのがきっかけで相次ぐ不審死、ただの心霊スポットかと思いきやある家族が重要な鍵を握っている悲しい村の話です。
この犬鳴村は、実際にある心霊スポットとして有名ですが背景にこんな悍ましいストーリーがあったとしたら怖すぎるのでおすすめです。
犬鳴村の注目ポイント
- 犬鳴村出身の血を巡る悍ましいストーリー展開が早くて怖い
- 母親の幽霊が見える子供の演技がリアルで怖いので注目
- 怖いのが苦手な方には恐怖回避バージョンもあるのでおすすめ
公開年 | 2020年 |
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監督 | 清水崇 |
出演者 |
三吉彩花 坂東龍汰 古川毅 宮野陽名 大谷凜香 奥菜恵 須賀貴匡 など |
上映時間 | 108分 |
7位 仄暗い水の底から(2002年)
ある親子のお話です。
複雑な家庭状況を抱えている親子が、いかにもな雰囲気のあるマンションに引っ越し、そのマンションで起きた痛ましい事件をきっかけにある女の子が頻繁に現れるようになり、怪現象が起きていき・・・。
おすすめの点は小さい子供が出てくるのでリアルな表情や演技がより恐怖心を煽るのでとてもおすすめです。
仄暗い水の底からの注目ポイント
- とにかく映像が暗くて常に濁ったような水のフィルターがかかっているような視覚効果が怖い
- 母親と子供の絆にもスポットを当てているので、ホラーではあるが悲しい物語の結末にも注目
- 水がテーマになってくるので、そもそも泳げない人や水に恐怖心がある方は注意
公開年 | 2002年 |
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監督 | 中田秀夫 |
出演者 |
黒木瞳 菅野莉央 小口美澪 水川あさみ 小木茂光 徳井優 谷津勲 小日向文世 など |
上映時間 | 101分 |
6位 着信アリ(2004年)
公開当時、この作品の中で流れる呪いの着信メロディが流行し、話題になった作品。
呪いを受けた登場人物達の奇妙でグロテスクな死の瞬間とこの不穏な着信メロディが合わさって、どのシーンも非常に痛烈な印象が残ります。
「ラストの意味がよくわからなかった」という話も聞きますが、そんな方は続編があるのでそちらも合わせて見てほしいです。
着信アリの注目ポイント
- この作品の象徴である呪いの着信メロディが暫く頭を離れなくなる
- かなりグロテスクで恐ろしいシーンが多い
- 主演の柴咲コウの独特の雰囲気が作品を引き立てている
公開年 | 2004年 |
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監督 | 三池崇史 |
出演者 |
柴咲コウ 堤真一 吹石一恵 石橋蓮司 永田杏奈 など |
上映時間 | 112分 |
邦画のホラー映画おすすめランキング5位~1位
5位 らせん(1998年)
前作であるリングの続編。
原作はホラー要素と謎解き要素がちょうどいい配分で進んでいくストーリーですが、映画版はやはりホラー要素が強めです。
主人公である医師の安藤は、過去、海難事故で息子を亡くしています。
生きる意味を失った安藤は、自殺を考えていました。
そんなときに、司法解剖をした友人から謎のウィルスが発見され事件に巻き込まれていき・・・。
らせんの注目ポイント
- リングに続く独特の怖い世界観
- 謎解き要素もあり知的好奇心もくすぐられる
- 安定の俳優陣で見ていて飽きない
公開年 | 1998年 |
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監督 | 飯田譲治 |
出演者 |
佐藤浩市 中谷美紀 真田広之 鶴見辰吾 佐伯日菜子 松重豊 小木茂光 松嶋菜々子 など |
上映時間 | 97分 |
4位 呪怨(2003年)
ジャパニーズホラーではかなり有名な作品の呪怨。
ある一軒家で起きた悲惨な殺人事件。
そして足を踏み入れた人物に怪現象が起きていく恐怖の家。そこに現れる黒い猫、真っ白でブリーフ姿の男の子、そして髪の長い女。
一度見ただけで押し入れやお風呂、布団が怖くなるほどトラウマになります。
呪怨の注目ポイント
- 伽椰子が四つん這いで階段を降りるシーンはトラウマレベルで怖い
- 次々と呪われていく関係者、救いのない状況がかなり恐ろしい
- 俊雄くんが怖いけれど可哀想な過去にも注目
公開年 | 2003年 |
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監督 | 清水崇 |
出演者 |
奥菜恵 伊東美咲 上原美佐 尾関優哉 など |
上映時間 | 92分 |
3位 貞子vs伽椰子(2016年)
呪いのビデオを見て貞子に呪われた女子大生。
呪われた家に踏み込み、伽倻子と俊雄に呪われた女子高生。
日本を代表する2大悪霊には並大抵の霊能力じゃ太刀打ち出来ない。
最後の頼み綱である霊能力者が言います。
「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」
貞子と伽倻子が戦うシーンはまさに“ホラー”で笑えますが、それぞれ単体の恐怖シーンはしっかり描かれてます。
荒唐無稽だけど、それなりに怖いホラー映画が見たい人にお勧めです。
貞子vs伽椰子の注目ポイント
- 貞子と伽倻子の戦いの行方は一見の価値あり
- 山元美月さんと玉城ティナさん、2人の美女の演技にキュンとすること間違いなし
- 白石監督の世界観(霊能力者の登場シーンなど)が随所に現れた珠玉の逸品
公開年 | 2016年 |
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監督 | 白石晃士 |
出演者 |
山本美月 玉城ティナ 佐津川愛美 甲本雅裕 安藤政信 菊地麻衣 田中美里 |
上映時間 | 99分 |
2位 八つ墓村(1996年)
神戸で働く寺田辰弥に対し、岡山県八つ墓村の資産家である多治見家から跡取りの打診があり、入村した後、次々と殺人事件が起こる。
数十年前、多治見家の当主である要蔵が発狂し、村人を次々と銃と刀で殺害し、行方不明となった事件が蘇り、村人たちは、殺人事件の犯人が辰弥と確信し、追い詰めていく。
犯人は誰で、動機は何なのか、金田一耕助の推理が展開し、意外な事実が明らかになる。
八つ墓村の注目ポイント
- 市川崑監督が抜擢した豊川悦司の金田一耕助が新鮮
- 多治見要蔵の村人惨殺シーンは、この物語の見どころであり、狂気の演出に注目
- 加藤武が扮する警部のいつもの演技をこの作品でも見ることができて、満足
公開年 | 1996年 |
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監督 | 市川崑 |
出演者 |
豊川悦司 浅野ゆう子 高橋和也 宅麻伸 岸田今日子 など |
上映時間 | 127分 |
1位 リング(1998年)
言わずと知れたジャパニーズホラーの最高峰です。
呪いが感染するというビデオテープの謎を追う過程で、呪いにどんどんと近づいていってしまう主人公を松嶋菜々子が演じています。
公開から20年以上経ちましたが、今改めて見ると、古さもあいまって、死への恐怖というものを感じることができます。
リングの注目ポイント
- ジャパニーズホラーの原点を味わいたい方必見
- 20年経っても色あせない恐怖
- ホラーの一大ブームを巻き起こした「貞子」
公開年 | 1998年 |
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監督 | 中田秀夫 |
出演者 |
松嶋菜々子 真田広之 中谷美紀 竹内結子 佐藤仁美 沼田曜一 など |
上映時間 | 95分 |
洋画(外国)のホラー映画おすすめランキング
洋画のホラー映画おすすめランキング31位~26位
31位 マーターズ(2007年)
長期にわたって監禁され、拷問と虐待を受けた少女が復讐のために立ち上がった!
肉体的・精神的に痛い描写が満載で、過激すぎる残虐シーンが賛否両論を巻き起こしたフレンチホラーです。
痛快な復讐譚にはなっていないのがポイント。
「ゴーストランドの惨劇」のパスカル・ロジェ監督作品。
マーターズの注目ポイント
- 息もつかせぬ胸糞シーンの連続
- 絶対に元気なときに見るように
- スプラッターシーンが賛否を呼んだフランス製カルト映画
公開年 | 2007年 |
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監督 | パスカル・ロジェ |
出演者 |
モルジャーナ・アラウィ ミレーヌ・ジャンパノワ カトリーヌ・ベジャン イザベル・ジャス など |
上映時間 | 100分 |
製作国 | フランス・カナダ |
30位 蝋人形の館(2005年)
主人公のカーリー達は、フットボールの試合を見に向かう途中で、何者かに車の部品を盗まれ、立ち往生してしまいます。
その近くにあったアンブローズという町で助けを求めようとしますが、そこには不気味な蝋人形の館がありました。
怪しいと思い逃げ出すカーリー達ですが、殺人鬼の魔の手は既に迫っており、仲間達が次々と犠牲に。カーリーと兄ニックは、蝋人形の館に住む兄弟からなんとかして逃げようとします。
サイコホラーが好きで、グロシーンがあっても大丈夫という方におすすめです。
蝋人形の館の注目ポイント
- 出てくる蝋人形の不気味さ
- シンクレア兄弟による残虐な殺し方
- 終盤のハラハラするような逃走劇
公開年 | 2005年 |
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監督 | ジャウム・コレット=セラ |
出演者 |
エリシャ・カスバート チャド・マイケル・マーレイ ブライアン・バン・ホルト パリス・ヒルトン など |
上映時間 | 113分 |
製作国 | アメリカ |
29位 何がジェーンに起ったか?(1962年)
ベティ・デェイビスとジョーン・クロフォードが姉妹役で共演したサスペンススリラーの傑作。
元子役スターの妹をデェイビスが、元映画スターの姉をクロフォードが演じています。
二人が住む屋敷内で起こる妹ジェーンによる姉への恐るべき攻撃や、二人に関わる人物をも巻き込みながら、やがて殺人事件が発生してしまいます。
姉は反撃出来るのか、二人の関係はどうなっていくのか。
名女優の怪演と共に楽しめる作品に仕上がっています。
何がジェーンに起ったか?の注目ポイント
- 姉妹を演じた名女優二人の怪演に注目
- 妹ジェーンからの攻撃から始まるが、終盤のどんでん返しが見もの
- 終盤まで舞台となる二人が住む屋敷の雰囲気がすごい
公開年 | 1962年 |
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監督 | ロバート・アルドリッチ |
出演者 |
ベティ・デイビス ジョーン・クロフォード アンナ・リー など |
上映時間 | 134分 |
製作国 | アメリカ |
28位 ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年)
現在では格別珍しくもないですが、当時としては斬新な手法で撮影されたフェイクドキュメンタリーホラーです。
登場人物の一人が撮影者でVログのような感じで古くから伝わる伝承を題材にロケを敢行した3人組が滞在期間を重ねるにつれて徐々に狂っていきおかしくなっていきます。
音や恐怖の映像で脅かすタイプではなく、”すぐそこに内在する恐怖”とか”よくわからない得体のしれないもの”に徐々に蝕まれていく過程を描いた(当時としては画期的だった)傑作ホラーです。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトの注目ポイント
- 終始ホームムービー風のリアルな感覚
- 人間の内から込み上げてくるストレスが巻き起こす恐怖
- ラストに主人公に何が起こったのか?
公開年 | 1999年 |
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監督 | ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス |
出演者 |
ヘザー・ドナヒュー マイケル・C・ウィリアムズ ジョシュア・レナード など |
上映時間 | 81分 |
製作国 | アメリカ |
27位 パラノーマル・アクティビティ(2009年)
POV(Point Of View)=登場人物の目線と同じ映像が映し出される、という撮影手法を世に広めた映画です。
たった135万円という超低予算と、7日間のみの撮影で作り出された大ヒットホラー映画。
映画の舞台となるのは超常現象が起きる室内のみ。そこでカップルに襲い掛かる恐怖とは…。
パラノーマル・アクティビティの注目ポイント
- POV映画の草分け的存在
- ワンシチュエーションでありながら飽きない展開
- 見た者に解釈を委ねる余白を残したラスト
公開年 | 2009年 |
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監督 | オーレン・ペリ |
出演者 |
ケイティ・フェザーストン ミカ・スロート など |
上映時間 | 86分 |
製作国 | アメリカ |
26位 REC/レック(2007年)
レポーターのアンヘラは消防士の取材をしていた最中に、通報のあったアパートへ消防士と共に着いて行き取材を続行することに。
何の変哲もないアパートかと思われたが、なぜか住民が突然豹変し、他の人間のからだに噛みつき始めます。
さらに噛まれた人間もゾンビのように変化し、どんどん感染が広がっていき・・・。
果たしてアンヘラたちは脱出できるのか、そしてなぜアパートの住民たちはゾンビのようになってしまったのでしょうか。
REC/レックの注目ポイント
- 最初から最後まで手持ちカメラの映像という斬新な撮影技法
- 感染がどんどん広がっていく恐ろしさと絶望感
- ラストシーンは次作への伏線となっているので要注目
公開年 | 2007年 |
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監督 | ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ |
出演者 |
マヌエラ・ベラスコ フェラン・テラッツァ ホルヘ・ヤマン カルロス・ラサルテ など |
上映時間 | 77分 |
製作国 | スペイン |
洋画のホラー映画おすすめランキング25位~21位
25位 ザ・リング(2002年)
ジャパニーズホラーの傑作である「リング」のアメリカリメイク版。
舞台はシアトルに、貞子は「サマラ」になっていますが、ストーリー設定は日本版とほぼ一緒です。
サマラの動きが早くなっていたり、風貌がゾンビっぽくなっていたりと、そこはアメリカ風の仕上がりに。
比較してみると日本とアメリカの恐怖の感じ方の違いが分かるような気がして面白いですよ。
ザ・リングの注目ポイント
- アメリカでの予想外のヒットとなり、高く評価された作品
- ジャパニーズホラーの恐怖感をどうやって再現したのかに注目
- サマラと貞子の動き方や風貌の違いが面白い
公開年 | 2002年 |
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監督 | ゴア・バービンスキー |
出演者 |
ナオミ・ワッツ マーティン・ヘンダーソン ブライアン・コックス デビッド・ドーフマン など |
上映時間 | 116分 |
製作国 | アメリカ |
24位 死霊館(2013年)
人気作「死霊館シリーズ」の記念すべき第一作目。
近年はエンターテイメント要素が強くなってきていますが、この第一作目はホラー映画の怖さと面白さが両立している非常に完成度の高い作品となっています。
また、子役の女の子達がそれぞれ可愛らしく演技も達者なのでそちらも見どころの一つです。
この作品を見ずして他のシリーズ作品を見る事はおすすめ出来ませんよ。
死霊館の注目ポイント
- 絶対におさえておきたいシリーズ一作目
- 近年の海外ホラーの中でも特に名作
- 登場人物の五人姉妹がとても魅力的
公開年 | 2013年 |
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監督 | ジェームズ・ワン |
出演者 |
ベラ・ファーミガ パトリック・ウィルソン ロン・リビングストン リリ・テイラー など |
上映時間 | 112分 |
製作国 | アメリカ |
23位 キャリー(1976年)
スティーブン・キングのベストセラー小説が原作の、名作オカルトホラー。
狂信的な母に育てられた少女キャリーは高校での陰惨ないじめをきっかけに、超能力を開花させていきます。
そしてプロムパーティーの夜、ついに惨劇の幕が開くのだった……。
学校にも家にも居場所のない孤独な少女の悲しい傑作です。
キャリーの注目ポイント
- 終盤、血まみれのキャリーから目が離せません
- 毒母ものとしても一見の価値あり
- ホラーを語るなら『キャリー』を避けては通れない1本
公開年 | 1976年 |
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監督 | ブライアン・デ・パルマ |
出演者 |
シシー・スペイセク パイパー・ローリー エイミー・アービング ウィリアム・カット など |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ |
22位 ミザリー(1990年)
交通事故で下半身に大怪我を負い、体も満足に動かせない絶望と助けてくれた人がよりにも寄って最悪な部類の人間という、二つの絶望が描かれた作品です。
ストーリーの進行と共に自分のそばにいる人への疑念が確信へと変わり、その絶望感はどんどん増していきます。
未来永劫管理され自由を失う恐怖、絶望を全面に押し出したホラー映画です。
ミザリーの注目ポイント
- 徐々に本性が顕になっていくキャシー・ベイツの怪演が見もの
- 下半身が動かない主人公が監禁部屋を脱出しようと試す様々な手段をことごとく潰すアニーの対策
- 主人公の作家は絶対脱出不可の監禁部屋からどのようにして這い出たか?
公開年 | 1990年 |
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監督 | ロブ・ライナー |
出演者 |
ジェームズ・カーン キャシー・ベイツ フランセス・スターンヘイゲン リチャード・ファーンズワース など |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ |
21位 オーメン(1976年)
6月6日午前6時に出生し、頭に666の痣を持つ悪魔の子と呼ばれるダミアンについての物語です。
最近の映画のような派手な殺害シーンや血しぶきはありませんが、物語全体が良い(怖い)雰囲気を作り出しているので観ていて結構怖いです。
ダミアンが関係すると何か災いが起こるのですが、その作り方が相当上手で、誰が観ても損は無い作品だと言えます。
オーメンの注目ポイント
- 1970年代に大ヒットし、観る人に戦慄を走らせたホラー映画の金字塔
- ダミアンの不気味な演技とそのインパクトに圧倒されること間違いなし
- 神父は悪魔の子ダミアンに何が出来るか注目
公開年 | 1976年 |
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監督 | リチャード・ドナー |
出演者 |
グレゴリー・ペック リー・レミック ビリー・ホワイトロー デビッド・ワーナー など |
上映時間 | 111分 |
製作国 | アメリカ |
洋画のホラー映画おすすめランキング20位~16位
20位 ヴィレッジ(2004年)
あの「シックスセンス」のシャマラン監督がおくるホラー映画。
舞台は1897年、アメリカのペンシルヴァニア州にある深い森の奥の小さな村。
自給自足で慎ましく暮らしている村の人々の間には「奇妙な掟」があった。
”決して禁忌の森には入ってはならず、村から出てはいけない”
なぜこのような掟があるのか?語ってはならぬ怪物とはなんのか?
正義感のある若者が「薬が必要なので村の外に出たい」と長老たちに嘆願するが…。
考察しがいのあるホラーミステリーを求める人におすすめの作品。
ヴィレッジの注目ポイント
- 閉鎖的な環境の中でじわじわとくる恐怖がたまらない
- 森の中の村を舞台にした童話のような雰囲気
- しっかりとしたラブストーリー要素もある
公開年 | 2004年 |
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監督 | M・ナイト・シャマラン |
出演者 |
ホアキン・フェニックス ブライス・ダラス・ハワード エイドリアン・ブロディ ウィリアム・ハート など |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ |
19位 ライト/オフ(2016年)
流行りの「○○したら死ぬ」というお決まりパターンの映画ではあるますが、かなり怖いです。
タイトルの通り、電気を消したら何者かが襲ってくるというストーリーなのですが、何故そのようなことが起きるのかというとある家族の悲しい過去が原因だったのでした。
電気が消えそうな場面のドキドキ感と、家族の悲しい過去が相まって飽きない作品です。
ライト/オフの注目ポイント
- 多少グロい場面がありびっくりする場面が多いので注目
- 停電になってしまうシーンは心臓のバクバクが止まらないので注目
- レベッカの演技がうますぎて引き込まれる
公開年 | 2016年 |
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監督 | デビッド・F・サンドバーグ |
出演者 |
テリーサ・パーマー ガブリエル・ベイトマン ビリー・バーク アレクサンダー・ディペルシア など |
上映時間 | 81分 |
製作国 | アメリカ |
18位 キャビン(2012年)
「大学生の仲良し5人組は週末を森の別荘(キャビン)で楽しく過ごす予定だった。しかし、それは恐怖の一夜の幕開けであった。」
このあらすじを聞くとありきたりなホラー作品に思えるかもしれません。
ところが、物語は奇妙な研究施設で働く人々がなにやら実験をしているところから始まります。
カメラで監視される別荘、ハイテクな機械でコントロールされる大学生たち、研究員の目的は一体何なのでしょうか。
これは「普通のホラー」ではありません。
キャビンの注目ポイント
- 普通のホラー映画に飽きた人こそ観てほしい
- 様々なホラーのお約束やオマージュを取り入れた「ホラー映画愛」に溢れる作品
- ラストの阿鼻叫喚のお祭り騒ぎは必見
公開年 | 2012年 |
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監督 | ドリュー・ゴダード |
出演者 |
クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース アンナ・ハッチソン フラン・クランツ など |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ |
17位 エルム街の悪夢(2010年)
大人気殺人鬼フレディシリーズの記念すべき第一作。
グロテスクな風貌と長い鉤爪、ボーダーセーターがトレードマークのフレディがエルム街の少年少女の夢の中に現れ、凄惨なやり方で殺していく。
スプラッター描写は控えめなので、ホラー映画が苦手でも見やすいですよ。
見逃してはもったいない良作です。
エルム街の悪夢の注目ポイント
- 眠ると殺されるという絶妙な設定
- 「13日の金曜日」のジェイソンと並ぶ80年代ホラーの鉄板
- 怖いけどどこか憎めないフレディ
公開年 | 2010年 |
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監督 | サミュエル・バイヤー |
出演者 |
ジャッキー・アール・ヘイリー カイル・ガルナー ルーニー・マーラ ケイティ・キャシディ など |
上映時間 | 95分 |
製作国 | アメリカ |
16位 死霊のはらわた(1981年)
スプラッターホラー映画の名作。『スパイダーマン』シリーズでもおなじみのサム・ライミ監督の長編映画デビュー作品。
休暇を過ごすため森の中を訪れた男女5人。
道中訪れた小屋の地下室で『死者の書』とその内容を録音したカセットテープを発見し、興味本位で再生したところ吹き込まれていた呪文によって悪霊を蘇らせてしまい・・・。
死霊のはらわたの注目ポイント
- 一安心したところで訪れる絶望的なラスト
- スプラッター映画というジャンルを定着させた作品の一つ
- そのカルト的人気から3作目まで続編が制作された
公開年 | 1981年 |
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監督 | サム・ライミ |
出演者 |
ブルース・キャンベル ベッツィ・ベイカー エレン・サンドワイズ ハル・デルリッチ など |
上映時間 | 86分 |
製作国 | アメリカ |
洋画のホラー映画おすすめランキング15位~11位
15位 ぼくのエリ 200歳の少女(2008年)
吸血鬼の少女エリといじめられっ子のオスカーの友情と愛情、そして吸血鬼と人間との間に起こる残酷な行為と現実に二人はどうやって乗り越えるのか。
そして二人の関係はどうなるのかという物語です。
オスカー役の少年には可愛いだけでなく、引き込まれる魅力があります。
不遇な少年と吸血鬼で不老不死のエリ、二人の感情が揺れ動くシーンはとても繊細に描かれています。
単なるホラー映画というだけではない人間模様を観たいという方にもオススメです。
ぼくのエリ 200歳の少女の注目ポイント
- 吸血鬼エリが人間を襲うところは衝撃的
- オスカーとエリの気持ちが揺れ動くところに注目
- いじめられっ子のオスカーをエリはどう助けるのかは見どころ
公開年 | 2008年 |
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監督 | トーマス・アルフレッドソン |
出演者 |
カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアンデション ペール・ラグナル ヘンリック・ダール など |
上映時間 | 115分 |
製作国 | スウェーデン |
14位 透明人間(2020年)
束縛が強い夫のもとからの脱出を成功させた主人公の女性。
これで平和な生活を送れると安堵する彼女だったが、彼女の周囲では次第に不可解な現象が起こり始めます。
古典的題材である”透明人間”を、現代社会が抱える家庭問題のメタファーとして斬新にブラッシュアップしたサイコスリラー作品。
透明人間の注目ポイント
- 冒頭、夫が寝ている間にこっそり家から逃走を試みるシーケンス
- 透明人間をDVやモラハラのメタファーとして組み上げる脚本
- 思わず声を上げてしまうこと必至の中盤の展開
公開年 | 2020年 |
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監督 | リー・ワネル |
出演者 |
エリザベス・モス オリバー・ジャクソン=コーエン オルディス・ホッジ ストーム・リード など |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ |
13位 サスペリア(1977年)
ストーリーの面白さや恐怖描写はもちろんの事こと、学校内のインテリアや登場人物の衣装などが非常に凝っており、ホラー映画でありながらアーティスティックでお洒落な雰囲気が漂う独特の作品に仕上がっています。
主人公が入団したバレエ団で起こる様々な怪奇現象や教師達の隠された秘密などの設定に恐怖を感じ、ハラハラすること間違いないです。
サスペリアの注目ポイント
- ホラー映画でありながらお洒落な雰囲気も漂う芸術性の高い作品
- 主人公が怪奇現象によって少しずつ追い詰められていく様が恐ろしい
- ラストに向かってだんだんと真実が解き明かされていくので最後までドキドキさせられる
公開年 | 1977年 |
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監督 | ダリオ・アルジェント |
出演者 |
ジェシカ・ハーパー ステファニア・カッシーニ ジョーン・ベネット アリダ・バリ など |
上映時間 | 99分 |
製作国 | イタリア |
12位 ゲット・アウト(2017年)
白人の恋人・ローズの家族へ挨拶へ行くこととなった黒人の主人公・クリス。
自分が黒人であることを気にするクリスだったが、ローズは「私の両親は人種を気にするような人ではないから大丈夫」と伝えます。
クリスはローズ家に温かく迎え入れられるが、クリスは徐々に違和感を抱き始める…。
ゲット・アウトの注目ポイント
- 見た人だけにわかる、タイトル『ゲットアウト』の本当の意味
- 人種問題をベースにした問題提起作であること
- 一般的なホラーとは違った怖さ
公開年 | 2017年 |
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監督 | ジョーダン・ピール |
出演者 |
ダニエル・カルーヤ アリソン・ウィリアムズ ブラッドリー・ウィットフォード ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ など |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ |
11位 悪魔のいけにえ(1974年)
ホラー映画の金字塔とも言える往年の名作。
5人の男女が人の顔の皮を被った殺人鬼・レザーフェイスに襲われるが果たして逃げ切ることができるのか?
今作ではBGMが使用されておらず、効果音のみであることが逆に臨場感を増したことや、制作予算が少なかったために安いフィルムを使った結果、粗い画質となりこれがなおさら恐怖心を煽る結果となったのが興味深いです。
悪魔のいけにえの注目ポイント
- 「人の顔の皮を被る」というレザーフェイスの異常性
- 全米の各州で上映禁止になったほどのあまりの残酷さ
- 実際に起きた猟奇殺人事件、エド・ゲイン事件を基にしていること
公開年 | 1974年 |
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監督 | トビー・フーパー |
出演者 |
マリリン・バーンズ アレン・ダンジガー ポール・A・パーテイン ウィリアム・ベイル など |
上映時間 | 83分 |
製作国 | アメリカ |
洋画のホラー映画おすすめランキング10位~6位
10位 ミッドサマー(2020年)
ダニーの妹は精神障害を抱えていて、ダニーはとても心配していましたが、ついに妹と両親の身に悲劇が起こります。
ダニーのボーイフレンドのクリスチャンと彼の友達、そして傷心のダニーは、仲間の一人の故郷、スウェーデンのホルガ村に旅行に行きます。
村で過ごすうちに、ホルガと言う閉ざされた社会の狂気に巻き込まれていき・・・。
ミッドサマーの注目ポイント
- ホルガの狂気は酷い傷を負ったダニーの心を再生する
- ホルガの食事に何が入れられているか知らぬが仏
- 殺人も生贄も慣習と片付けられる閉ざされた社会の狂気が怖い
公開年 | 2019年 |
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監督 | アリ・アスター |
出演者 |
フローレンス・ピュー ジャック・レイナー ウィリアム・ジャクソン・ハーパー ウィル・ポールター など |
上映時間 | 147分 |
製作国 | アメリカ |
9位 ミスト(2007年)
スティーブン・キングの『霧』を原作に、キング作品の『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』も映像化したフランク・ダラボンが監督としてメガホンを取った作品。
深い霧に包まれた街に、恐ろしい怪物が次々と現れ人々が襲われていき・・・。
怪物たちの正体は?霧はいつ晴れるのか?生き延びることはできるのか?
ミストの注目ポイント
- 『胸糞悪い映画』としても有名な衝撃的なラスト
- パニックに陥った際の人間の心理
- おぞましい怪物と、それによる惨い死
公開年 | 2007年 |
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監督 | フランク・ダラボン |
出演者 |
トーマス・ジェーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ローリー・ホールデン アンドレ・ブラウアー など |
上映時間 | 125分 |
製作国 | アメリカ |
8位 ドント・ブリーズ(2016年)
大金を持っていると噂の盲目の老人宅へ強盗目的で忍び込んだ男女3人。
相手は盲目だから楽に終わると思っていたのは大きな間違いでした。
老人は元軍人で戦闘術に長けていた上、視覚がない代わりに驚異的な聴力の持ち主だったのです。
生きて家から出るには、呼吸の音すら漏らすことができない状況に陥り…
ドント・ブリーズの注目ポイント
- 盲目の老人の驚異的な聴力と戦闘能力
- 地下室で明らかになる老人の本当の意図
- 助かったかと思っても何度も襲い来る絶望
公開年 | 2016年 |
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監督 | フェデ・アルバレス |
出演者 |
ジェーン・レビ ディラン・ミネット ダニエル・ゾバット スティーブン・ラング など |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ |
7位 シャイニング(1980年)
スティーブン・キングの原作を、スタンリー・キューブリック監督が映像化した傑作ホラー映画です。
冬の間閉ざされたホテルの管理をするため妻子を連れて訪れた主人公ジャックは、このホテルに潜む「目に見えない何か」によって徐々に追い詰められていき…。
果たしてジャックは、そして妻子は無事生き延びることができるのだろうか?
シャイニングの注目ポイント
- 主演ジャック・ニコルソンの鬼気迫る演技
- ホテル内での不可解な現象の恐ろしさ
- 誰もが衝撃を受けるであろうラスト
公開年 | 1980年 |
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監督 | スタンリー・キューブリック |
出演者 |
ジャック・ニコルソン シェリー・デュバル ダニー・ロイド スキャットマン・クローザース など |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ |
6位 エイリアン(1979年)
SFホラーの先駆け的な存在でもはや古典の域に達するほどの有名作品です。
その後の続編、前日譚の別名作品等が公開されるほど話題になりました。
その後アクション要素が強くなるシリーズですが、一作目はアクションは控え目。
未知の生物の特性、対抗手段を一から探らなければならない圧倒的不利な状況が恐怖を駆り立てます。
シンプルな作りで純粋な未知の生物への恐怖が純粋に堪能できます。
有名で広く人々に知られている作品なので観て損はないかと思います。
エイリアンの注目ポイント
- 1979年当時に作られた映画が表現する宇宙船の内装、エイリアンの造形等の美術面
- 未知の生物エイリアンの最悪とも言うべき血液の特性
- 最悪のエイリアンを主人公はどのような方法で倒すのか?はたまたやられてしまうのか?
公開年 | 1979年 |
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監督 | リドリー・スコット |
出演者 |
シガーニー・ウィーバー ベロニカ・カートライト トム・スケリット イアン・ホルム など |
上映時間 | 116分 |
製作国 | アメリカ |
洋画のホラー映画おすすめランキング5位~1位
5位 クワイエット・プレイス(2018年)
「音を立てると殺される」というキャッチフレーズのもと、恐怖に怯えながらも敵に立ち向かうサバイバルホラーです。
せりふが少ない分、出演者の表情や仕草での演技が光ります。
また、作中でも音が効果的に使われており、心臓が何度も飛び出るかと思いました。
音が出てしまう…!とはらはらしながら楽しめる映画です。
クワイエット・プレイスの注目ポイント
- 音に反応する敵の正体
- 主役であるエミリーブラントの表情で魅せる演技
- はらはらしたい方必見
公開年 | 2018年 |
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監督 | ジョン・クラシンスキー |
出演者 |
エミリー・ブラント ジョン・クラシンスキー ミリセント・シモンズ ノア・ジュプ など |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アメリカ |
4位 チャイルド・プレイ(1989年)
主人公のアンディはある日、母親からプレゼントとして、グッドガイ人形の「チャッキー」を貰いました。
最初は喜んでいたアンディでしたが、夜になるとチャッキーが勝手に移動したりと、不信な行動を感じるようになります。
さらに恐ろしいことにそのチャッキー人形がやってきてから、アンディのまわりでは謎の殺人事件が多発し始め、その魔の手はついにアンディへと襲いかかることになり・・・。
チャイルド・プレイの注目ポイント
- チャッキーの恐ろしさ、狡猾さに注目
- 人形系ホラー映画の元祖的な作品
- まだ小さいのにチャッキーに勇敢に立ち向かっていくアンディに勇気を貰える
公開年 | 1988年 |
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監督 | トム・ホランド |
出演者 |
キャサリン・ヒックス クリス・サランドン アレックス・ビンセント ブラッド・ドゥーリフ など |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ |
3位 IT/イット"それ"が見えたら、終わり。(2017年)
不気味なピエロが子供たちに襲いかかる、スティーブン・キング原作のホラー映画。
とある田舎町に人々を恐怖に陥れる「それ」が現れ、内気な少年ビルの弟が行方不明になってしまいました。
「それ」を見てしまったビルは、同じく「それ」の恐怖に取り憑かれ苦しんでいる仲間たちと、「それ」に立ち向かう決意をします。
1990年にテレビドラマ化され人気を博した「IT」をリメイクした本作は、大ヒットを記録。
殺人ピエロ、ペニーワイズの恐怖は世界中を席巻しました。
IT/イット"それ"が見えたら、終わり。の注目ポイント
- 実は超イケメン!ペニーワイズ役俳優の怪演技に注目
- 目印は赤い風船。恐怖が始まるドキドキの登場シーン
- 恐怖はまだ終わらない。続編も要チェック
公開年 | 2017年 |
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監督 | アンディ・ムスキエティ |
出演者 |
ジェイデン・リーベラー ビル・スカルスガルド フィン・ウルフハード ジャック・ディラン・グレイザー など |
上映時間 | 135分 |
製作国 | アメリカ |
2位 エクソシスト(1974年)
女優である母親のクリスは、ある日悪魔に取り付かれて形相も豹変してしまった一人娘に頭を抱えてしまう。
悪戦苦闘する娘をどうにか救おうとして奮闘しますが・・・。
「人間は悪魔に勝つことができるのか?」
1970年代の映画でありながら、いまもオカルト映画の先駆けとして燦然と輝く作品です。
エクソシストの注目ポイント
- 人間は悪魔に打ち勝つことができるのか
- 観るもの全てが息を呑む戦慄のホラー映画
- この作品きっかけでオカルトブームが世界中を席巻
公開年 | 1973年 |
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監督 | ウィリアム・フリードキン |
出演者 |
エレン・バースティン リンダ・ブレア ジェイソン・ミラー マックス・フォン・シドー など |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ |
1位 サイコ(1960年)
巨匠・ヒッチコック監督の代表作の一つです。
主人公の女性は、会社から大金を横領し、とある青年が経営するモーテルに泊まります。
青年は、隣の屋敷に、精神を病んだ母と二人暮らしだといいます。
夜。シャワーを浴びていた主人公は、いきなり何者かに惨殺されます。
屋敷からは、青年が血まみれの母の姿に驚く声が聞こえ・・・。
主人公の妹と恋人が、主人公を探す過程で明らかになる真実に背筋が凍ります。
サイコの注目ポイント
- ただ単に「病んだ母の凶行」ではない点に注目
- 何を見せ、何を見せないかの演出トリック
- 結末を知ってなお、何度も見たくなる演出の妙
公開年 | 1960年 |
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監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
出演者 |
アンソニー・パーキンス ジャネット・リー ベラ・マイルズ ジョン・ギャビン など |
上映時間 | 109分 |
製作国 | アメリカ |
おすすめホラー映画のまとめ
以上、邦画・洋画ごとの人気ホラー作品をランキングで紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
何度観ても飽きない不朽の名作から現代のトレンド作品まで、色んな種類があるものですね。
ホラー映画ファンでも、たまに観る方でもハマってしまう作品ばかりです。
「普段の生活とかけ離れた、この上ないハラハラ感を味わいたい」
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そんな方は、ぜひこの記事を参考にドキドキする1本を探し当ててくださいね。